輸入車の業界話。

家内のビートルの法定点検で、ファーレンにピットイン。

担当営業マンのAさんと久しぶりに業界話。

いつ行っても、自分の車の話より、

「最近、どんな車種出てます?」

「売れ筋は?」

なんかの、マーケティング的な話になるのは職業病でしょうか。

Aさん、元気なさげに、

「最近、業界的にしんどいですねぇ・・・。」とのこと。

輸入・国産車関わりなく、

今はどこのメーカーもパッとしないんだそうです。

さて、輸入車について、今日はちょっと面白い話聞きました。

輸入車を日本で走らようと思うと、

やはり、原産国と気候や道路事情が違うので、

完全に国産車と同じ仕様にはできないですよね。

例えばベンツが、単純に日本で人気の「ハイブリッドカー」を

作ったとしても、原産国のドイツでは、日本ように信号もたくさんないし、

アウトバーンでは高速で走らないといけないしで、

バッテリーに蓄電された電気を使うシーンがほとんどないそう。

逆にガソリンをたくさん食っちゃうんだそうです。

だから、

むしろドイツでエコな車は「ディーゼル車」。

そういえば、最近、ベンツがEクラスのディーゼルを

日本でも発売しましたよね。

でも、これ本国では売れてても、逆に日本ではパッとしない。

何故か?

日本のGSって、置いている軽油の質がバラバラなんだそうです。

だから、ちゃんとしたところで軽油を入れないと、

逆にエンジンに負担がかかちゃって、

車の寿命に影響するみたいですね。

色々あるんですね。

ちなみに10年前に乗っていたシトロエンAX-GTは、

日本の湿度に耐えられなかったのか、

よくパワーウインドウなど電装系にトラブルがありました。

5年前まで乗ってたVWヴェントGLIも、同じ理由からか、

パワーウインドウのワイヤーがよく切れましたね・・・

最近はもっと頑丈になってきましたが、

クルマは基本、デリケートです。

だから愛着沸くんですよね。

 

今日の一枚。

エリック・リードTORIOの新作。

11曲のタイトル全部に「Blue」がつくんですよ。笑

「Blue」って、jazz用語でちょっぴり気だるい雰囲気のこと。

曲はそんな気だるくもないから、

どっちかって言うと、ブルージーな意味合いが強いのかなぁww

エリック・リード・トリオ
ブルー・モンク