月刊「沈思黙考」9月号~小さいこと。

「何も知らないでいることが幸せ」

良く聞く言葉です。

人も、社会も、情報も、国家も、

人自身で制御出来ない程に、

複雑になり過ぎた現在では、

特に意義深い言葉なような気がします。

世の中には、一度知ってしまうと、一度始めてしまうと、

なかなか抜けることが出来ない、

ゴールの見えないスパイラルが存在します。

より早く情報をキャッチすること。

命をかけた、マネー争奪戦。

それぞれの国、土地、場所で、

長い年月をかけて大事に育まれてきたものを、一瞬で破壊し、

自国の文化とやり方を押し付けようとする世界。

そこに「キリ」はあるのでしょうか?きっと、ないですよね。

だから、「究極のソリューション」に辿り着くことは出来ない。

戦争も、ビジネスも、物質追及も。

誰かが救われると、誰かが死んでいます。

小さな世界で、

知らないでいいことは知らないで、

自分の食べるものは自分で育てて、

大事にしなければいけない物を大事にして。

「生きている」という本質を噛み締め、

当たり前のものを大切にするのが、

人間として、決してぶれてはいけない軸なのかな。

小さい人間に出来ることは、

小さい世界を大切にすること。

多分、人間のキャパって、

せいぜいそれくらいに設定されてる気がします。

そんなこんなで最近、少し脱力気味。

色んな意味で過渡期かなぁ。笑

月刊「沈考」シリーズでは珍しく、毒ブログでもないしね。

これも過渡期?笑

近所のスーパーで、偶然お友達に出会いました。

ガラス越しの無言のスマイル挨拶。 ↓

大好きなお姉ちゃんと、スーパーの前の公園で遊んでもらう。

きっと彼女にとっては、大事件です。