若いっていい。でも自分だって今この瞬間が一番若い。

おかげさまでありがたいことに、分刻みの忙しい日々を過ごさせていただいています。そんな中でも色々と楽しいことはありましてね。今日は少しだけそんな「楽しいこと」をご紹介したいと思います。

5月からスタートした全4回の工学部学生を受け入れてのインターンが終了しました。受け入れ部隊となった開発部のみなさん、今年もお疲れさまでした。

毎年、某工業大学の学生を当社に受け入れてIoT製品開発実習を行っています。今年は昨年の倍の4チーム16人。ハード組とソフト組に分かれて、Arduinoを使用した製品(もちろんプロトタイプです)を開発してもらうのですが、各班、アイデア出しからスタートして、回路を描いて、基板をレイアウトして、部品を選定して、制御プログラムを書くということをやってもらっています。

実習では、生基板に部品を半田実装までしてもらって動作を確認することもしています。半田の香りっていいよね〜(同意少なそう)

学生さんたちと混じってものづくりをするのは楽しいですね。
大変なこともたくさんありますが、動く動かないで一喜一憂したり、部品が足らないことが分かってその場で手配したり、そんなバタバタも楽しい(メンターのみんなは楽しんでいられないでしょうが・・・笑)

で、やっぱりこういう時に思うのは、「若いっていいな」っていうこと。学生は学生の時にしかできないことがたくさんある。今この瞬間をどれだけ有意義に過ごせるか。まあ、卒業しなきゃ分からないんですけどね、そのありがたさは。でも、やはり若さは大きな武器だ。

ある番組ディレクターの「若い子には、可能性は無限大ではないけど、選択肢は無限大だよと言っています」との言葉を思い出します。そう、若さの良さは「選択肢」が多いこと。あらゆることにチャレンジして、可能な限りたくさんの選択肢を試すことができる。

でもね、大人になっても、何でもできるっちゃできるんです。
僕のように40代半ばを過ぎても、「今この瞬間が一番若い」のですから。この歳になって新たな出会いもたくさんあるし、新しいことにチャレンジすることもある。そりゃ、選択肢は学生に比べると少ないかもしれないけれど、それは諦める理由にはなりません。今でも知らない分野を調べたり、論文読んだり(必要に迫られて、が多いですが笑)できることはありがたいことですね。

なんてったって、自分史上、今が一番若いのですから。

テスラ丸裸

テクノフロンティアでは、テスラ3が分解され、丸裸になっていました。

エレキとメカ専門の展示会ですから、EVがどんなもんかという話なのですが、まあ見ればわかりますが、筐体以外は基板とモーターとバッテリーの塊です。

これだけの基板が使われているのですから、もはや走るコンピューター。

技術の肝はモーターとバッテリーなんでしょうね。
もちろんセンサーや制御もありますが、これだけの重たい車両をラジコンのように動かすのですからね。

久しぶりにEMC界隈の方々や電子業界の方々、知り合いや取引先と顔を合わせて話すことができてとても楽しかったです。やはり生身は良いものですね。

一週間、おつかれさまでした。

今週いろいろ

あっという間に金曜日を迎えました。今週は忙しかった。

コロナ禍の企業活動もある程度落ち着いてきたのか、設備投資が活発になっているように感じます。2019年までは設備投資欲が旺盛だったのですがコロナ禍で2020年は一旦沈み、また盛り返してきたという感じでしょうか。そのおかげで測定機器の引き合いも増えて来ています。高速通信系だけでなく次世代を見据えたモビリティ、ロボットなどの開発も活発ですね。先日発注をいただいた企業は、今大注目、宇宙ステーション向け船外活動専用のロボット開発メーカーです。ニッチな用途に特化していますが、宇宙ということで夢がありますよね。

こちらは6月後半以降、徐々に出張の予定が増えてきました。
オンラインでできること、オンサイトでできることの切り分けがはっきりしてきたように感じます。目的によって選択していく形になりそうですね。

週末は良い天気になりそうです。
みなさまも良い週末を。

今年も理系学生向けIoTものづくりインターンシップが始まりました

弊社では4月から6月にかけて、某工業大学の学生さんを受け入れての「IoTものづくりインターンシップ」を開催しています。例年は介護・介助がテーマなのですが、今年は大学側で設定するテーマが自由ということもあり、昨年の倍の数の学生さんが集まりました。

この時期ですので、企画やアイデア出しはすべてオンライン。実習のみ弊社に訪問していただき(コロナ対策はかなり厳しく実施しています)、回路設計・基板レイアウト講習、および、マイコンボードAruduinoを用いての組み込み制御講習を実施しています。

僕は毎年のこのインターンシップを非常に楽しみにしています。教授たちとの打ち合わせはもちろんですが、学生さんたちのフレッシュなアイデアや部品の特性などを自分たちなりに調べながら真剣に取り組む姿勢を見ていると「若いっていいなあ」と単純に羨ましく思うし、刺激を受けることもあります。受け入れ側の弊社の開発部メンバーのみんなには少し負担を掛けてしまいますが、このインターンシップの中から新卒で入社してくれた社員もいますので、財産になっていることは確か。

今日は社会人向けのものづくりコンテストに関するアプリケーション提供を某学会から依頼されてミーティングを行っていたのですが、やはり企業姿勢として、このような技術のボトムアップに貢献できるような場には協力したいと思いますよね。コロナ禍で国際協調が求められていますが、企業や業界でも同じで「自分だけ儲かる」のではなく、それぞれの役割を活かしながらの協調関係が求められていると思います。

週末はホテル住まい

在宅ワークで週中は自宅で仕事。朝晩のランニング以外はほとんど外に出ることはありません。

だからという訳ではありませんが、月に一、二度ほどホテルのデイユースを利用し、仕事をしたり、オンラインミーティングに参加したりしています。今日はその日。もちろん、ランシューズとウエアも持参です。

今日のルームはこちらでした。

午前中は『国際金融界の仕組みと最近の動向、日本との関係』と題し、第一線でご活躍されている実務家の方から、最新の政策についてご講演頂くオンライン講演会。

国際機関にお勤めの先生に米国からご参加頂き、ご講演頂きました。コロナ禍という世界的なパンデミックを受け、世界経済は以前にも増して国際協調を必要としていますが、国際金融界の仕組みと最近の動向、日本の役割と日本経済との関係などについて深く学ぶことができました。最新かつ中枢の話が多いため完全招待制かつクローズドな回ですが、今回も100名を超える関係者が参加。主宰の教授から「総合司会」を仰せつかり、私も大役をつとめさせていただきました。

世界情勢を知りつつ、参加者同士で闊達に意見交換できる場があるのは素晴らしいことです。また、普段なら東京まで行かなければならないところ、このようにオンラインだからこそ、世界中から集まることができる。リアルも良いですがオンラインのメリットもありますね。

参加者皆さんの意見に毎回刺激をいただいています。僕個人としては、学んだ内容を生の情報として娘たちに教え、経済の仕組みと直面する課題、世界の動きに興味を持ってもらうようにしています。

そんなこんなで脳が休まる暇がありませんが、明日はゴルフ。
天気も良さそうですね。

黙って汗をかき、恐ろしいほどの実績を生み出す人たち

雲の切れ目に朝ラン10km。元気だったら夜も走って二部練するのですが、今日は仕事が忙しく断念です。梅雨時期は天気予報とにらめっこしながらのランが続きますね。

走りながら考えていたのですが、景況感とは不思議なものです。

国内では停滞を感じることが多いですが、グローバルではビジネスは普通に動いていて、コロナ前のような活気ある雰囲気を感じることもあります。

特にアメリカから問い合わせがあったり、シリコンバレーの取引先とオンラインMTGをしたりしていると、既に屋外ではマスクなしで歩けたり、市民の6割、7割がワクチン接種済だったりして、アメリカは早いなあと思います。コロナ禍でテック系の株価は十分伸長していますが、出遅れていたディスニー等のエンタメやスタバなどの飲食にも資金が流れて来ました。

米国に比べて日本は回復した後に行ったん下げてから蓋が重たいですよね。上昇する材料は出尽くしましたし、新しい資金の流入が鈍化していますから。一年後にはどのような動きになっているでしょうか。僕は(素人目線なりに)まだ一年くらいはこの状態が続くと思っています。まあ個人レベルではできることを積み上げていくしかありませんけれど。

そのような中でも、様々な学びやビジネスの機会が生まれていて刺激をいただいています。
何かしら課題意識を持ち、その課題をどのように解決するかを、行政、大学、組織、会社を横断して集合知で解決していこうとする動きが各所で見られます。自分も数カ所、積極的に参加させていただいています。あるべき姿を抽象的に設定し、データに基づいてロジカルに判断していく。このような動きって本当に表に出てこないのですよ。よく宣伝されていてよく見かける人が登壇するようなありきたりのセミナーなどとは全く一線を隠しています。とても骨太の取り組みです。

最近、ツイッターなどでは、言葉で格好良いことをいう人がフォロワーを増やす「格言ブーム」が流行りのように見受けられますが、ほとんど中身がないし、そういう哲学的に格好良いことを言う人に限って大した実績もない人が多いのですよね。本物は自ら表に出ないことが多いです。黙って汗をかき、恐ろしいくらいの実績を積み上げている人がごまんといるのを最近特に目の当たりにすることが多く、学ばせていただいています。

盆栽飼育された社員にならないためには 〜 自分の成長は自分で決めるための方法について

「盆栽飼育」という言葉があります。

この言葉からイメージできるように、盆栽飼育とは、大きく成長する熱帯魚を小さな水槽で育てることによってそれ以上の大きさにならないように育てる方法のことを言います。逆にいえば、魚はその水槽の大きさ以上に成長はしません。

これは会社組織も同じです。

会社を水槽と見立てた場合、基本的にその中で働く社員もその会社の大きさ以上は成長しません。水槽以上に大きく成長しようと思うと、外の世界を見ることが必要になります。それはなにも会社を辞めるとか転職するとかそういう意味ではなく、知見を深め広げるために自ら外の世界に出ていくということが必要ということです。セミナーに参加する、勉強会に参加する。コロナで人に出会えなくても本を読むことくらいはできます。

4月に入り、社員面談の季節です。

数年前に新卒で入ってくれた若者たちも、3年目、4年目となってきました。彼らにも伝えたのですが、これから先「大きく伸びる」か「低空飛行を続けて気づけば中年」になるかの大きな分かれ目が社会人3年目、4年目なのです。ここから20代後半をどう過ごすかでその先の人生が決まると言っても過言ではありません。

そのためには、自分が働く会社という小さな世界だけに目を留めるのではなく、その中で学び、しっかり結果を出しながら(ここ大事)、視野を広く持ち、学び続けるということです。昔はパワハラまがいの仕事の仕方で理不尽な上司や先輩に仕事を押し付けられ(与えられ)、寝るや寝ないやの世界で必死でやった結果、特に秀でた能力や専門性のない凡人でもそこそこ仕事ができるくらいの能力は身に着けさせてもらえたのですが、今は違います。自分で決めて、自分で成長しなければならない。会社の外にはとんでもないレベルの人がごまんといるし、上には上がいます。そういう仕事レベルの高い人たちと交流することが自己の成長に繋がります。小さくまとまってはならない。

そんなことを面談で話しました。

盆栽飼育されないように、自分のレベルは自分で上げて行きましょう。皆がそうすることで、会社という水槽のサイズも大きくなって行くものです。

一方、マネジメント層は社員の何倍も学ばなければなりません。水槽(会社の大きさに限らず、チームでも、部署でも)のサイズはマネジメントの器で決まります。水槽が小さいままなのはマネジメントの責任です。

社員の成長スピードよりも何倍もの速さで水槽を大きくしていかなければなりません。マネジメント層こそ、外に出て業界問わず広い世界を見、ハイレベルな交流を広げて深めていかなければなららない理由はここにあります。

思考が内向きにならないように、どんな時でも視野は広く高く

ここ数日、少し冷えましたね。桜が散ってしまった後ですが「花冷え」というのでしょうかね。気温が下がるとどうも身体に不調が出がち。偏頭痛が出たりして久しぶりにロキソニンを服用しています。

思い返せば一年前は、コロナによる初めての緊急事態宣言ということで弊社もリモートワークに踏み出したのです。自分の方は急激な環境の変化と、それまでの出張ラッシュの疲れが出たのか、連日原因不明の熱が続きPCR検査をニ回も受け(結果は陰性)8kgも痩せたのでした。

その時のしんどかった経験がまだ記憶に新しく、どうも春先はビビってしまいますが、昨年と比べると全然元気!体重も一年で3kgほど増え、そのまま良い感じでキープ出来ています。お酒もほとんど飲まなくなったし、夜の外食もほぼゼロ(てか、行けませんよね)。良いのか悪いのか分かりませんが生活が大きく変わりました。健康にはなったのかな。

でも、アクティブさには欠けてきた気がします。一つの場所にとどまらず飛び回ることを良しとしていたのですが、それがなくなった時に思考が内向きになってしまうのは気をつけないと、と思っています。

こういう時でも視野は広く、高く。

今日の1枚は4年前のワイキキのコンドミニアムでのショット。
こんなことができるようになるのにもう数年掛かるでしょうか。

その時その時の小さな努力や積み重ねの一つひとつが今につながっている

4月1日の入社式当日から毎日研修が続いています。今年の新人は優秀で飲み込みが早い。こちらもタイムテーブルに合わせて時間を調整するのではなく、どんどんスピードを上げて前倒し前倒しでこなしています。そこで出来た時間は、別の内容の研修に充てるようにしています。

こうして新入社員の研修をしていると、今まで作りためた研修資料の数の多さと、その時々の自分の「がんばり」が客観的に見えて、我ながらがんばって作ったなあと思ったりします。自分が作った研修資料で自分が学ばされるというか。

たまには過去を振り返って自分がやってきたことに触れるのもいいですね。その時その時の小さな努力や積み重ねの一つひとつが今につながっている。点と点が線となって繋がるというジョブスのスピーチのとおり、何ひとつ無駄なものはなかったと思うのです。良いことも辛いこともすべて必要だったプロセスで、それが今に繋がっている。

このブログは2005年6月から16年近く続いているのですが、時代の変化と自らの年齢の変化ととも文章の内容と文体、トーンも変化しています。当たり前ですが。柔らかかった時もあれば、尖っていた時もあるし、穏やかな時期もあればそうでない時期もあった。全力疾走していた時期もあれば、疲れてスローダウンしていた時期もあった。

ただその時その時の自分の一生懸命を重ねてきたことだけは事実なのです。そこは肯定してあげたい。自己満足ではなく、肯定。「自己満足」と「肯定」とは似て非なるものです。「肯定」という言葉の前提条件として、日々の努力やマドルスルー(泥の中をもがいている状態)を経てのブレイクスルーの繰り返しがなければなりませんから。

若い20代前半の社員たちを見ていると、これからが本当に楽しみです。どんな成長をしていくのだろう。でもきっと、君たちの出会いはすべて正しい。

機械の擬人化、変化の時期、新年度へ向けて

あっという間に3月も最終日。
明日4月1日は入社式です。桜も美しい季節。こういうイベントがあるとリフレッシュして気持ちを新たにさせる時期でもありますね。

4月からスタートする理系学生インターンシップの計画を大学の教授と打ち合わせをさせていただく中で、昨年学生たちががんばって開発していた介護系IoT製品のプロトタイプを見せていただきました。我々は設計〜基板実装とソフトウエアの制御までしかお手伝いしていないので、筐体つきでしっかり動くものの完成を見届けていないのです。

面白かったのは、幾つかの製品が「〜君」とか「〜丸」とかのネーミングをつけられていたこと。たとえば「ページめくり君」とか、「泥棒お知らせ丸」とかね。なんとなくイメージ湧きますよね?犬のことをポチ、猫のことをタマ、というくらい、〜君、〜丸、と名前をつけて、プロタイプのロボットや機械を擬人化するのって人間の性ですね。

SNS上では、今日を最後に会社を退職される方の挨拶が散見されました。例年より多く感じたのは気のせいでしょうか。昨年来のコロナ禍で世界がガラリと変わりました。今まで漫然と生きてきたところに、今までの常識を根底から覆すようなことが起こり、人々の思考がより本質的なところに向いたような気がします。

本当に自分がしたいことってなんだろう
理想の形を諦めてないだろうか
自分に言い訳して漫然と過ごしていないだろうか
これからの社会にとって良いこととはなんだろう

こんなことを考えた時、一度きりの人生、過ぎたら二度と帰ってこない時間の一分一秒をどのように使うかを真剣に考えはじめたのではないのかなと思うのです。

どんな人生も、尊く輝かしいもの。
全力で応援します!