「人の関心は、その人の本音に向かう」2020年のブログのアクセスランキングは、本音全開の記事が上位を締めました

人の関心は、その人の本音に向かう。

先日一緒に飲んでいた友人に「あなたが自己開示して本音で書いた記事は面白いよね。きっとアクセスも多いと思う」と言われましたが、確かにそういう記事のアクセスが多いのです。

より本質志向が加速し、個としての強さと多様な幸せの形が求められているこの時代。固定観念に縛られたり、過去の成功体験にすがっていてはやがて沈んでしまう。でも、そういうことをはっきり語るのは抵抗がある。今年投稿した100以上の記事のアクセス数を集計しながら「分かっているけど、なかなか言えない」という思いを、僕が代弁したような記事のアクセスが顕著に多いことが分かりました。

それでは、ランキングを発表してみます。

まずは仕事編。

【第一位】
社内での評価が低い・・・出世できない・・・その原因は何でしょう。答えは意外なほど簡単なんです。(2020/05/04)

リーダー・マネジメント層向けに書いた記事で、1000pvを超えました。シェアも多く、中には社内で回覧してくださった方もいらっしゃいました。指導された後、誰に相談しにいくかによってその人の素質を見定めることができます。また、優秀なマネジメントは、以下のパフォーマンスにより組織と働く人を幸せにします。

①利益を上げるための意思決定を迅速かつ正確に行うこと
②チームメンバーの士気を上げて彼らのパフォーマンスを上げること

【第二位】
ピンチの時こそ、その人の器の大きさが見える(2020/04/07)

950pvの記事です。コロナ禍によるロックダウンという今まで経験したことのない事態に直面した際、その人の器がはっきり見えました。特に企業のトップはこういう時にどう動くか、どう考えるか。それによってリーダーとしての資質が問われた時期でもありましたね。順調な時はみんな良いこと言うのですが、ピンチの時こそ、人の真価が問われるものです。

【第三位】
3, 変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?(2020/2/16)

今までのやり方が正しいか間違っているかは数字が判断します。優秀なリーダーは過去の成功体験に囚われたり投資回収を目的として優柔不断に事業を継続するのではなく、タイミングを見極めて迅速にピボットします。それが「変化に柔軟に対応する」ということです。第二位の記事と同様、900pvを超える記事となりました。

【第四位】
4, ビジネスに客観的視点と、ダメなら方針を変える柔軟性が必要な理由について考えてみる(2020/01/27)

サンフランシスコ行きの飛行機に搭乗する前に関空でエントリーした記事です。第三位の記事と同様の内容です。今年の僕のテーマは「ピボット」だったようですね。笑

【第五位】
5, ビジネスの世界において「がんばってます」が評価されない理由について(2020/10/20)

これもいろんなところで多くシェアしていただいた記事となりました。知的労働者の長時間労働に対する評価を全否定し、結果を生み出すための方法を書いた記事です。

「知的労働による結果が出なければ、やっている意味がありませんので、これはまったく評価の対象にはならないのです。(あるいは経営者が昭和な人間であれば、その古い価値観で気に入ってもらえるというのはあるかもしれませんが、決算の数字を見て直近3年右肩下がりなのであれば、時代に取り残されて淘汰されつつあるので別の意味で気をつけた方が良さそうです)」

「大切なのは、自分の仕事にゴールという旗を立てること」

この内容に共感をいただくこととなりました。


次に、プライベート編。
面白いことにプライベートの内容の自己開示も関心が高かったようです。

【第一位】
「・・・おおお、俺の英語通じたぞー!!!」(おじいさん)の嬉々とした表情に癒やされた毎月恒例の多国籍ゴルフ会(2020/09/13)

月イチラウンドしている外国人エグゼクティブたちとのラウンドの一コマ。普段外国人と触れ合うことのない三重県の名張カントリークラブのおっちゃんたちの嬉々とした笑顔に癒やされました。なんとこの記事が1200pvを記録し(なんで?)全体の第一となりました。笑

2, 【笑って読んでください】一番嫌な持病が再発した今日、思ったこと。今は身体が古きから新しきにアップグレードする過渡期なんだろうなあ。(2020/03/02)

昨年末からの体調不良に追い打ちをかけるように、メニエール病が再発した時の絶望を全力で吐き出した記事です。これも1000pvを超えました。あの頃のボロボロだった自分からようやく「アップグレード」が完了し、今は健康、快調!脱皮後の新しい自分を楽しむことが出来ています。明けない朝はない!ということですね。

あとは、PCR検査を受けた時の話とか(二回受けて、結果二回とも陰性)もアクセスが多い記事となりました。

いずれにしても、本音で語るということは大切なことです。
僕自身も自分が書いた記事を読み返して奮い立たされるということもあります。

来年も本音全開で、みなさまのお役に立てるような記事をエントリーしていく予定です!どうぞよろしくお願いいたします。

見てもらっているというのは嬉しいことですね

会う人からよく、ブロクを見ていますよ、と言ってもらうことがあります。直接ではなくても、間接的に自分のブログを愛読してくださっている人がいる、ということを第三者から聞くこともあります。

なんとなくブログを書き始めて丸13年。2005年からスタートして今14年目に入っています。今までたくさんの人が訪れては去っていったことと思います。僕はこのサイトで、実名で、定期的にテキストをポストし、読者のことや誰に見られているかを考えず、ただ独り言のように続けているだけです。書いたことをどのように受け止められるか、それも皆様にお任せしています。

時々、恥ずかしいなと思うこともありますよ。

ほぼ毎日書いていると、ちゃんと時間を掛けて構成を考えたりせずに脈絡のない文章を垂れ流すことがほとんどだし、校正しないから誤字脱字は多いし、ストレス発散のために支離滅裂なロジックをこねくり回すこともあれば、今日はこんなことがありました、楽しかったです。という子供の絵日記レベルの時も多くあります。それに、記事の大半はお酒が入っている夜間に書いていますしね。本当に、自然で嘘偽りのないそのまんまなので、パジャマで人前に出るのと同じくらいの恥ずかしさはあります。

けれども、一度やり始めたものは続けようということと、毎日を丁寧に塗りつぶしていくために振り返りの時間を作ること、その手段がブログを書くということに繋がっています。

何かの主義主張があるわけでも、時事ネタを引っ張り出してきて評論するわけでもありません。プライベートな空間なのでPRや宣伝は苦手です。でも、誰かに見てもらっていると思うことで、身が引き締まります。ダイエットを始めたことを周りの人間に声高らかに宣言するのと同じような効果というか、書いたことには責任を持たなければなりませんしね。

そういう意味では、書くということが自分を正すことになっているのは事実です。見られている生き方、見てもらっている感謝。
 
たまたま今日も身内から、この人もブログを見ているって言ってたよということを聞いたので、嬉しくもあり恥ずかしくもありですが、今までと同じようにこれからも、つらつらと続けていこうと思います。
 
 
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13年目に入ったので、ちょっとお化粧直し

本ブログのヘッダー画像は、登録している幾つかの写真がランダムに表示される仕組みになっているのですが、もう何年も変更なく、LA、サンタモニカ、バリ、シンガポール、グアムの写真がくるくると回っていました。

ブログ開設から13年目に入ったということで、今回、気分転換にお化粧直し。

既に登録されている写真から、LA、サンタモニカ、シンガポール、バリを一枚づつ残し、カハラ(ハワイ)、カイルア(ハワイ)、ナパバレー(カリフォルニア)、サウサリート(カリフォルニア)、ミネアポリス国際空港、そして、母空港でもあるサンフランシスコ国際空港を二枚エントリーすることで、変化を持たせてみました。なにせ空港が好きなもので、今回その中でもお気に入りを入れています。まあ、ランダム表示ですので、何か法則があって表示が切り替えられる訳でもなく、いつどの写真が表示されるか分かりません。

せっかくなので、今回登録した写真を以下に並べてみることにします。

ミネアポリス(空港)
IMG_5399

サンフランシスコ(空港)
IMG_9439

IMG_1845

サウサリート(サンフランシスコ北部)
IMG_7068

ハワイからはカハラとカイルアをエントリー。
IMG_1486

IMG_1514

カリフォルニアワインの産地、ナパバレー
IMG_7221

日々更新する記事の内容は拙いですが、自分自身で撮影した出張先・旅先の写真には、その土地の空気、空の色が映し出されていて、少しは楽しんでいただけるかと思います。

というわけで、13年目もぼちぼち、ぶつぶつと独り言を書いて行こうと思いますので、よろしくお付き合いいただければ幸いです。

 

インデペンデントだからこその支離滅裂、朝令暮改


自分はまるでブログをTwitterのように使っているなと感じることがあります。Twitterは「ミニブログ」にカテゴライズされ、厳密にはSNSとは一線を画するものです。思ったこと、感じたこと、嬉しかったことなど、その瞬間、その瞬間に、独り言としてつぶやくのがTwitterです。

自分にとってはブログも同じ。

匿名ではなく実名で運用している点では違いますが、個人ドメインで運営しているプライベートサイトは「どこにも属さない」インデペンデントな立ち位置を保っています。つまり読者の顔を思い浮かべることなく、感じた時に独り言をつぶやき、思考をさまよい、朝令暮改なんて日常茶飯事で、美しいと思った写真を掲載し、情報をキュレーションし、時に泥酔して支離滅裂で、善かれ悪しかれ自分を正直に垂れ流しているだけのツールです。


SNSには更新情報を飛ばしているだけで、オープンなこのサイトには、実際に会ったことがある人も、見ず知らずの人も、毎日数百人の方が検索キーワード経由や直リンクやRSSやSNS経由で訪れてくれています。多くの場合(今もそうですが)大体酔っぱらいながら書いているこのサイトにです。

自由と束縛からの解放を求める人であれば、やはりSNSではなくTwitterや個人ブログをやるべきだと思います。個として独立してしまえば、何も気にすることなく、好きなことを垂れ流せますから。僕はそのようにして、精神状態を保っているのだと思います。

・・・とここまで書いて、SNSの方が好きなことを気にせず垂れ流してたことに気付きました。まあ、どっちにしてもあまり大きな問題ではなさそうです。

ふとしたことから、2006年当時を振り返ってみることに


先週の日曜日になりますが、現在運営しているこのブログに移転する際に、アメブロからのデータ移行が上手に出来ず、欠落したままとなっていた「2006年1月〜10月まで」の記事を、アメブロから”ようやく”移行しました。

ご存知の方も多いと思いますが、この個人ブログを開設するまでの約7年間、僕はアメブロで記事を書いていたんですね。そして昨年、「これだけ長く、そしてほぼ毎日ブログを書いているのなら、いっそ外部サービスではなくて個人ブログとして運営しよう。うん、そうしよう。」と思い立ち、アメブロ → FC2ブログ(データ移行のみで使用) → 現在のブログ(Word Press)へインポート という形で全ての記事を移行し、晴れて「個人ドメインでの個人サイト」を開設するに至った訳ですが、その大移動の際に、なぜか2006年1月〜10月までの記事が抜け落ちてしまっていたのです。

恐らく僕のオペミスだとは思うのですが、そのまま放っておくのも忍びない。なんだか、パズルのピースが抜け落ちたような感じで気持ち悪いし、これでは、いつまで経っても、アメブロのアカウントを抹消することはできない(データエクスポートするまでは記事を生かすため)。それに、同じ記事の重複はグーグル先生からも嫌われるし、いつかやらねば・・・と思っていて一年半が経過してしまいました。という訳で、先日。1時間もかからない作業をさくっと終えて、無事に欠落していた日付を埋めることができました。うん、すっきり。

インポートチェックをしている際、その当時の記事を幾つかピックアップして読んでみました。2006年中の9ヶ月分とは言え、ほぼ毎日書いている訳ですから250以上のエントリーがある訳ですね。全部はさすがに読めない。

2006年といえば、早生まれの僕が30歳になった歳でもあります。今から7年前というと、つい最近のように感じますが、20代から30代になった頃と、40歳という大台が徐々に近づいてきた今とでは、ネタのピックアップの仕方や文章のテイストなどは明らかに異なります。これを成長というのか退化というのか加齢というのかは分かりませんが、今の自分から見た時の率直な感想としては・・・

「若い!!」

この一言に尽きる。
不思議なことに、ネガな意味ではなく、いい意味で「勢い」があったように感じるのです。先日、前職時代から10年以上一緒にいる役員仲間と一緒に中華を食しながら、店のTVから流れるパ・リーグCS「楽天vsロッテ」の最終戦を視聴していたのですね。則本が8回を抑え、マー君が9回の抑えに登場し、最後のバッターを打ち取ってガッツポーズ、ハイタッチ、そして胴上げ。そのようなシーンを見ながら、「最近、雄叫び上げながらガッツポーズとかしてないよなー」みたいな話になりました。歳を重ねて行くことで見える景色も仕事の内容も、時々で乗り越えなければならない壁や問題も徐々に変化はして行きますが、7年前の自分のように色んなことに一喜一憂しながら、いくつになっても、はしゃいでいたいものです。

久しぶりに記事を読み返してみると、そう言った発見もあり、忘れていたものを取り戻すきっかけにもなり、やはり日記というものは良いものですね。という訳で、本記事で、無事に、そして欠落がない純粋な5449エントリー目となります。WordPressは記事ID=記事数となるので、より積み重ねを実感出来るのも良いところ。

個人の情報発信について


夕方からの偏頭痛も、関西を襲ったゲリラ豪雨の始まりと共に消え去ってしまいました。やはり気圧のせいかな。後は取引先のレセプションで飲んだビールが血行を促進してよかったのかも。しかし、偏頭痛をお持ちの方は分かると思いますが、あれ、本当に辛いですよね。
なにはともあれ忙しい一日でしたが、無事に終えることが出来そうです。レセプションでの取引先の経営に対する取り組み方もとても勉強になったし・・・良い刺激でした。ありがとうございました。


さて、ブロガーサミットが開催されるということで、主催者であり、アルファブロガーとしても有名なAMN徳力さんのブログを見ていて自分もブロガーの端くれとして、その考えに非常に共感する部分もありました。
下記にリンクさせていただきます。

ブロガーサミットで私が表現したいのは、「ブロガー」は特殊な存在ではなく、車を運転する「ドライバー」と同じで、選択してるかしてないかの違いでしかないということ。

専門的なことは是非、徳力さんのブログでお読みください。共感多々です。特にブログのテーマやスタンスは個々に異なるものの、「個人が情報発信出来る時代になった」「個人がメディアになれる時代になった」ということ自体が画期的な事であることは間違いありませんし、僕自身も9年ブログを運営して来てそう実感しています。

個人としては丸8年以上ほぼ毎日更新している経験から、そろそろ僕も「ブロガー」と名乗っても良いのかな、と薄々思うようになってきました。もちろん、「ブログ」や「ブロガー」に対するイメージは人それぞれだと思いますが、まあ、ブログを書いている時点でブロガーである事に代わりはない訳で。つい最近まで抵抗があったのですが、少し考え方を変えてみると、非常に肯定的に捉えることができるようになってきました。


さて、個人ブログのあり方について少し書いてみたいと思います。

僕自身は何かの専門に特化しているのかというと、全くそうではありません。仕事柄、マネジメントや仕事に対する取り組み、テクノロジー、マーケ、海外ニュースなどの記事を書くことが多いとしても、仕事の中身そのものはNDA配下にある内容がほとんどですので、なかなかここではご紹介できません。ですから、自分が興味を持った内容に対して、自分なりの(ほとんどの場合、薄っぺらな切り口で)分析や論理を展開していくことが多くなります。もちろん、どこで何を食べた、どこに行った、どこの店が良かった、などの内容も多くなりますが、そういう意味では「読者を意識しない」あくまで私的な内容であり、プライベートなものであるというスタンスです。

では何かを書くというモチベーションはどこにあるのか、あくまで自己満足のためであるか、というと、そうでもなく様々な要因がモチベーションになっています。

例えば、自己との対話であり、情報の整理であり、ライフログであり。娘も二人いますので、いつかパパがこの時こう思ってたんだ、こういう考え方をしていたんだ、と興味を持ってもらえても良いのかな、とも思っています。そして忘れてならないのは、記事の更新を楽しみにしてくれている方の存在です。当然、ブログにはアクセス解析の機能がありますので、どこの誰がいつ見に来ているという個人的な情報は全く取得できませんけれど、一日に何人のユニークユーザーがあって、ページビューはどれくらいで、どのような検索キーワードで来ていて、どんなメディアから流入しているか、というような事は分かります。一日に数百人の方が見に来てくれている、ということは、自分の中では大きなモチベーションになっています(まあ、稚拙な内容ですので、多少の恥ずかしさと申し訳なさはあるものの・・・)。

最初は、何を書こうか随分悩んだものです。ネタを探すのにとても時間がかかったり。しかし、こういう作業を長年繰り返して行くと、真っ白なキャンバスに対する恐怖感がなくなってくる訳です。何も考えずとも真っ白なテキストエリアに、かちゃかちゃとテキストを入力していく。これは恐らく「アウトプットの瞬発力」が鍛えられているからなんだろうと推測しています。毎日毎日、何かを考えることが習慣となっていますから、準備をしていなくても頭の中の引き出しから幾つかのトピックを引っ張りだして、組み立てて、それなりにアウトプットが出来るようになってきました。これは打ち合わせやプレゼンの際に役立っています。

そんな訳で、皆様も是非、何らかのカタチでブログを書くことをお勧めします。デメリットよりもはるかにメリトの方が多いですよ。そしてできれば、SNSに依存しないカタチでブログ(個人メディア)を持つことができれば最高です。SNSは流行り廃れがどうしてもあるので、折角書き溜めたものがなくなる恐れもなきにしもあらず、ですから。

そんな訳で、仮にSNSの滞在時間は減ったとしても、僕はここで日々、何かを発信して行きたいと思っています。

それでは今日はこの辺で。

特別な日


1/17は特別な日だ。
毎年この時期のエントリーでは、
その日のことを書いているけれど、
やはりあの体験は17年経った今でも
鮮明に覚えている。
週明けからめちゃくちゃ忙しく、
来客に会議、外出してのMTG、と
走り回っているのだけれど、
移動中やふと気が緩んだ瞬間に
色々と思い出してあの日とあの日を境に変化した
ことなどを想い巡らせてみる。
これからも、
1/17は特別な日であり続けるのだろうな。

パラレルで10本以上のプロジェクトが動いており、
それぞれに楽しさやワクワク感はあって面白い。
しかし中にはあまり「アガらない」ものもある。
この種類の仕事がイヤ、などということではない。
性に合わない、といった方が正しいのかもしれない。
例えば、
再見積依頼と前提条件確認のやり取りが
一週間前からひたすら続く案件がある。
前提条件合戦はお互い「怪我しないように自社を守る」
ことが主目的となるので好きではない。
性に合わない。
もっと自由に「まずやってみましょうよ」と言いたくなる。
しかし今回は虫一匹通さんように詰めることに決めている。
こことの取引はシビアにならざるを得ん。
相手がフラッグシップの某巨大企業だから、という訳ではなく、
経験上、こことは一歩間違えば大怪我をすることを
知っているからだ。
本当はもっとワクワクしながらガンガン進めたいが、
それはパラレルで進む別の数本のプロジェクトに求めよう。
この物件についてはひたすらシビアに行く。
守ることも時には大切。
勢いだけで行くとQCDが担保できなくなり、
結果として社員やクライアントにも迷惑がかかる。
冷静に見極めることも時には大切。

レビューvol.3 きっかけ


三日連続マラソンネタの最終回。
なぜフルマラソンを目標にしたのか。
そもそも、
2年くらい前からダイエットと健康管理をかねて
ランニングは行っていた。
元々走るのは好きだし、
時間に縛られずに手軽にできる運動として
ランは最適だったから日頃から走るようにはしていた。
本格的に取り組み始めたのは、
昨年のGW明けくらいから。
今まで病気しらずだったのだが、
腎炎にかかってしまい一週間自宅待機(入院は全力で回避した)。
そして10月にはメニエールも発病(今はかなりマシ)。
これは良くない。
体力が低下しているに違いないという危機感から、
運動して内蔵から元気になることを目標に
毎週一回は走ることにした。
走っていると気持ちいい。
一人の時間だし、思考の整理になる。
運動不足も解消できる。
汗をかくと「体内の老廃物」が全て出て行くような感覚になる。
しかし、何か物足りない。
どうせ走るなら、何か目標を決めようと思った。
年末は毎年、次年の目標を決めることにしている。
そこで考えてみた。
かなりハードルは高いけれど、
2011年はフルマラソンに挑戦してみよう。
そう思った。
その当時は相当無謀な目標だった。
しかし言ってしまった以上、やらねばならん。
そこから具体的な計画を立て始めた。
(詳細は昨日の記事)
ハードルが高い方が気合が入る。
自分に負けれられないし、言い訳できない。
達成できてもできなくても、全て自己責任。
恐ろしいけど分かりやすい。
元々、メンタル弱いし、自分にも甘い性格。
なんとなく何でもそれなりに出来てしまう
器用貧乏なところも中途半端で嫌いだった。
それに加え、何も目標がなく体力の低下を憂い、
なあなあに年齢を重ねていくことだけは避けたい。
そんな人生面白くもなんともない。
自分の性格を変えたいがため、
ここ数年ずっと取り組んでいることがある。
しんどいこと、面倒くさいこと、後回しにしたいことは
全て「日常生活の習慣としてしまう」ということ。
当初はとてつもなくしんどかったけれど、
この取り組みのお陰で「習慣化する」ことは得意になった。
(ちなみにブログも丸6年以上ほぼ毎日続けているが、
これも習慣化に成功した事例の一つだ)
一度習慣になれば楽。
睡眠、食事、仕事、と同じ感覚で、
ランを日々のルーチンに組み込むことにした。
そして、ハーフやフルと行ったレースは、
明確な結果が出る。そう、タイム。
日頃のランニングでも距離だけでなく、
kmラップを測るようにする。
レースに出れば公式タイムが記録される。
不確実な世の中にあって、
自分の努力=明確な結果 が出ることは、
分かりやすい達成感に繋がる。
結果として、
目標にしていたフルマラソンを無事完走できた。
これは大きな自信につながった。
今回の件で、
来年以降も「自分にとっては高過ぎると思う目標」を
設定しようと思った。立ててしまえば、
やるしかない。来年の目標も定まりつつあるけれど
(今度は勉強の方ね)高い目標を設定するつもり。
なんとかなる。
この目標を達成するために、
また習慣化してしまえば良い。
思えば、毎日のタスクが増えることはありがたい。
日々を充実させつつ、
一歩一歩レベルを上げていくことができる。
走ることはこれからもずっとつづけて行きたい。
(来年は4月までにフル一本、ハーフ一本にエントリー)
それと並行して、
これからも自身のスキルアップを
継続して行きたいと思う。
年が明ければ36歳。
まだまだ何もできていない。
出来ることを着実に、かつ時間をかけて
積み重ねていくだけだ。
また来年の今頃を
充実した気持ちで迎えることができるように。

再建


「また再建しましょう」
この言葉に勇気づけられた人が、
たくさんいる。自分も含めて。
大地震、火山、台風、戦災・・・
どんな困難が降りかかってきても、
何度も何度も乗り越えてきた日本人。
その魂を見た。