サザエさんから学ぶ日本の家庭

先日、なんとなく「さざえさん」を見ていて、

衝撃を受けました。

ショック1 朝の余裕

ご飯が運ばれてくるまで、スーツ姿でゆったり新聞を読む波平。

ま、ここまでは分かる。

すごいのはここから。

「朝顔の絵を描いて皆に暑中見舞いを送るですぅー」

というタラちゃんにせがまれ、

朝イチでオープンしている花屋を探し、

朝顔の鉢植を買ってくる、マスオ。

その後、タラちゃんが絵を描くのを手伝ってあげたりもする。

やっと食事の時間。

いつものように、トラブルメーカーカツオが余計な一言を言ってモメたり。

誰もあせってる様子はない。

以上、全て出勤前の出来事。

一体、皆何時起床の何時出発?

ちなみに僕は起きてから、30分後には家出てます。

ショック2 夜の余裕

夕飯の食卓を囲む。

「夕飯」という読んで字のごとく、外はまだ明るい。

波平は浴衣に着替えて塀越しにお隣さんと談笑。

一方の僕。

週中、外が明るいうちに自宅でご飯を食べたことなんて、

ここ3年位、記憶にない。

でも、もし出来るならばこのような生活が理想でしょう。

たまに、「サザエさんを見て、涙が出そうになった」という人がいますが、

「何気ない平凡な幸せ」に触れて、

懐かしい子供の頃の記憶を思い出しているのかもしれません。

ちなみにウチの夫婦の間では、

「サザエさん」を、「幸せ家族」と読んでいます。

きっと中国で放映されたら、「幸福家族」に改題されて放映されるでしょうね。