寂しいところに行きたい願望はどこから来るのか


朝晩、すっかり涼しくなりました。
そのお陰で早朝のランニングも楽しむことが出来ています。もうね、とても気持ちがいいんですよ。6時台に河川敷にいる人々の表情も、とても嬉しそうで。散歩をしたりジョギングをしたり、浜辺で清掃をされている方々もおられます。皆さん、わりと挨拶をして下さるんですよね。会釈したり「おはようございます!」って声を掛けてくださったり。登山道では知らない人でも当たり前のように挨拶するのに、河川敷ではしないってのもどうかと思うので、僕も明日からは積極的に挨拶をして行こうかとも思っています。やっぱり、気持ちが良い方がいいもんな。


信州の高原は夜も早く、とても静かでした。
そんな場所から帰ってきたばかりなのに、こうも涼しくなってくると益々寂しくて静かなところに行きたいという願望が強まるのは何故でしょうか。それは、きっと、秋のせいです。元々、一年の内で一番好きな季節はと聞かれて「晩秋です」と即答できるくらいの根暗っぷりですから、ちょっと寒いくらいの季節に、落ち葉を踏みしめながら(気が早い)歩く様に今から思いを馳せています。どうせなら、セントラルパークで。

大阪駅も結構、雰囲気良いですけど。

そして、そんな時に聴きたいのがこんな曲。

Jazz界のGIANTの一人、Keith Jarrett御大率いる、Standards Trioです。立ちピアノでギーギー言う姿は、もはや人間世界遺産の領域でしょう。大好きですわ。

Keith Jarrett Standards Trio

Clear the air and flat design


各地に被害をもたらした台風ですが、こちらは日曜日の夜〜月曜の夜中にかけて暴風雨の中、車を飛ばして信州から帰阪し、晴天の月曜日を過ごすことができました。結果、台風を避けるような形で三連休を楽しむことが出来て良かったと思っています。友人達の中には、月曜まで信州方面にいて高速通行止の影響をもろに食らった人たちもいたようですが・・・

台風は、出来る事なら来て欲しくない存在ではありますが、唯一のメリットは大気を浄化し、クリアな空気を残してくれるということでしょうか。

昨日の夕焼け空も素晴らしかったし、今朝の空も最高でした。早朝ランに出掛けた時に飛び込んで来た、六甲の山並みの素晴らしいこと。そして涼しくて新鮮な空気。願わくば、このまま秋がやって来て欲しいものです。


時代は平面ですね。

ついにGoogleのロゴからも面取りが消えてフラットなデザインのものに変わって行きそうです。

フラットなGoogle新ロゴが登場?

スマフォやタブレットの普及、そして、Windows8のUIデザインによってフラットデザインが主流になりつつあります。僕個人としては、シンプルなフラットデザインが大好きなので、この流れは大歓迎。

Googleロゴのフラット化で、更にこの動きも加速しそうですね。

面倒くさいことを、いかに楽しむか


この三連休、八ヶ岳ベースにステイしています。
盆休み中は東京にいたため、今回はそのリベンジ。リベンジと言っても、かなり無計画で、直前に決めて急にやって来たのですが。

というのも、この三連休は台風接近のため雨の予報。天気が悪い時にわざわざ行くのもどうだろうと随分思案していたのです。しかし、リスケしたとしても天候だけはどうなるか分からないし、まあ、「行こうと決めた時に行こう」と言う訳で、朝3時半に起床して準備を始め、5時半に出発して八ヶ岳入りしています。

標高1,100mを超える高原の値打ちは、その涼しさと静けさ。

時々思うのですが、なぜ真夜中に眠たい目をこすりながら車を5時間も飛ばしたり、自炊したり、火をおこしたり、掃除したり、面倒くさいことまでして、八ヶ岳ベースに来るのかということを考えます。

結論から言うと、面倒くさいことを”あえて”楽しみに来ているのかもしれません。ホテルや旅館に泊まった方が、上げ膳据え膳できっと楽だと思うんですよね。でも、あえて、面倒くさい別荘に来るわけです。夕方もBBQをしようとして火をおこしているとスズメバチが4匹も周りを飛び始めました。ややこしいのです、自然というやつは。

でもこうして、いつものように地ビールの「よなよなエール」を飲みながら、食べれる分の肉を焼いて、またビールを飲むという生活は、何にも代えがたいものがあります。残った炭火がゆらゆらと燃えているのを見ながら、ボーっとウヰスキーを飲む。コンロの後片付けは明日すれば良いや、今夜は本でも読もう。そういうステイです。

この空気と時間の流れが、本当に好きなのです。

イスラエルのフムスとワイン


少し涼しくなったかなと思ったのも束の間、今週は暑い日が続きますね。日々のバタバタも重なり、毎日色々な意味でアツく過ごしております。いつまでこの「夏スタイル」を続けなければならないのでしょうか。下の写真の中に夏スタイルの私が写り込んでおります。探し当てた方の中から抽選で1名様に新型iPhoneを差し上げます(大嘘)。


今週も、色々な場所で飲んだり食べたりゴルフボールを打ったりしているのですが(スコアはここ最近ずっと良いんだけど、ラウンド後はやっぱりコルセット)、その中でも、イスラエル料理のフムスは最高でした。メジャーな料理らしいのですが、僕は初めて。覚えていないだけで過去に食べたことはあったとしても、今回のはとても印象に残りました。お店のスタッフ君いわく、ヒヨコマメに、ニンニク、胡麻、オリーブオイル、レモン汁をまぜてペースト上にしたものとのこと、バゲットに塗って食べると絶品!Golan Heights Wineryの白ワイン「Mount Hermon」(以前までは、Yardenという名称だった)との相性もぴったりで、ああ、イスラエル良いなと思った次第です。スタッフ君が語るイスラエル豆知識に火が付いてしまい、ユダヤから選民思想、原始キリスト教、中世、近代キリスト教、世界の金融システムまで話が広がってしまったのは、仕方がないことと言えるでしょう。

さて、三連休前の金曜日。
今日もそろそろ店終いです。

仕事の方も休みの方も、良い週末をお過ごしくださいね。

5sと5cが出ましたね


iPhone5Sと5Cの発表が同時に行われた昨日の朝から、バンバンとニュースがTL上を賑わしていたのですが、僕の方はというとバッタバタで全く時間が取れず各サイトに目を通すことも出来なかったのませんでした。ようやく今朝になってフムフムなるほどと、リリースを回覧している訳です。(薄暗い早朝5時に種々のテック系メディアに目を通してコーヒーを飲んでいる姿もなかなかシュールです)

さて、興味をそそられたのは、

1,A7の搭載で速度が最大2倍にアップ

2,指紋認証によるロック解除
(4桁パスコードは後ろから覗き見られるし、以外と不便)

3,カメラのスローモーション撮影可能
(ゴルフのスイングチェックに使える!)

この三点。iOS7もリリースされるようですので、アップデートはしてみようと思います(データ飛びの不具合が出ないことを祈る)。それ以外は特にという感じですが、カメラ機能は今回かなり充実した模様。また、A7プロセッサ搭載で、CPUは2倍、GPUは2倍の性能となり、OpenGL ES 3.0への対応で高度なグラフィックスのゲームなども楽しめると。手の中にデスクトップPC持っているのと同じですね。すごい時代になりましたね。キャリアについて言えば、docomoユーザーにとっては待ちに待ったiPhoneをゲットする大きなチャンスになりそうです。山間部や地方の方々おめでとうございます。一度iPhone使い始めると離れられなくなってしまうので、サムスンなど他のメーカーは益々苦戦を強いられるのではないでしょうか。

とりあえず、僕の機種変更はまだまだ先になりそうです。
今の5で満足していますから。

参考にした記事

国内発表会で、さっそくiPhone 5sにさわってみた! – 最新機能をフル装備!! (マイナビニュース)

Apple、「iPhone 5s」発表 指紋センサー「Touch ID」搭載 9月20日発売 (ITmedia)

それでは、今日も良い一日を。

Workout 開始


今週に入ってようやく初秋らしさを感じられるようになりました。特に朝晩の涼しさ、本当にホッとします。今まで走ることは控えていたのですが、今朝からジョギングを開始することにしました。もちろん、足を痛めない程度に無理せずゆっくりです。とりあえず初日の今日は5時半に起きて6kmを30分程度でジョギング。

この空気の透明感、そして六甲の山並み。
いよいよシーズンですね。

ストレッチと筋トレも再開。
2ヶ月半後のフルマラソンまでしっかり(怪我をせず)がんばって行きたいと思います。


朝にたくさん汗をかくと、一日をなかなか清々しく過ごすことができます。今日は開発部が丹精込めて作ったプロダクトがアワードを受賞したというニュースも入って来ましたし、温めていたストラテジーモデルと周辺環境とが具体的に一致しそうなアイデアも見つかったりで、良い一日でした。これも、ジョギング効果でしょうか。

とりあえず、可能な日は出来るだけ早寝早起きを心掛けたいと思います。

TDK A33が届いた


レビューです。

前から欲しくて昨日AmazonでポチッたTDK A33がもう届いていました。日曜日に買って月曜日に即日配達。しかも送料無料。やっぱりAmazon最強だわ。ちなみにTDK A33とは、屋外でも大丈夫な防塵防滴仕様のワイヤレススピーカーのことです。iPhoneからBlue Toothで音楽を飛ばして聴くことができるので、主な音源は全てiPhoneやiPadに入れている僕としてはとても便利。ちなみに価格の安さだけではCostcoが一番だったのですが、先週末行った時には売り切れていました。残念。

色は黒と白がありますが、白を選択。

大きさは横30cmないくらいです。

嬉しいので、早速、開梱して聴いてみました。
まず、コンパクトなのに重低音の質が良い。この大きさと値段(1万円くらい)ではかなり良いのではないでしょうか。Amazonでの評価が高いのも納得。使い方も簡単だし、フルに充電しておけば6時間再生可能ですので、屋外でのBBQやピクニックでも余裕ですね。今週末に八ヶ岳ベース入りする予定なので、早速持って行きたいと思います。No Music No Life。

音チェックはAPの美メロハウスで。

Ananda Project – Destination (HD)

オリンピック招致のラストプレゼンテーションに学ぶ


2,020年の東京オリンピック・パラリンピック招致おめでとうございます。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。今回の模様を見ていると、オリンピック招致にはスポーツ界、財界、政界、自治体だけでなく(招致委員会の一覧を見ればその規模感と錚々たるメンバーに驚き)、国民全体での招致活動、という規模の大きさを新ためて実感しました。最後には「日本そのもの」である皇室の力まで借りての「オールジャパン」ぶりでしたね。

さて昨夜の23時から、Candidate Cityのラストプレゼンテーションをドキドキしながら観ていました。日本人ですから、もちろん東京に決まってほしいという思いはあるものの、観点は「どのようなプレゼンテーションが一番オーディエンスの心に刺さるか」という点。国際社会で日本人がどうプレゼンをすれば良いのか。何よりもその点に注目しました。このようなオリンピック招致の場面は最高のケース・スタディです。

そういった面では、日本人のスピーカーの皆さんは、総理から選手に至るまで全員が英語かフランス語のどちらかで、日本語を全く使わずにプレゼンをされていたので(英語が苦手な方もいらっしゃるでしょうから、影でどれだけ練習されていたかは想像に難くありません)本当に好印象だったと思います。

しかも、身振り手振りを多用して熱意を伝えることを相当練習されていたようです。英語が苦手な人は、「暗記していたことを話すのに精一杯」になってしまって、棒読みになったり、抑揚がなくなってしまったりするものです。ついつい、身振り手振りを忘れてしまう。しかし、熱意、感情に訴えるためには、手振りは絶対的に必要な要素です。フェンシング太田君、パラリン陸上の佐藤さんはすごく良かったと思います。あまり話題にはなっていませんが水野副会長の表情豊かなプレゼンや委員席に手を振りながらの入退場も、すごく印象的だったと思います。

しかしその中でも別格だったのは、高円宮妃久子殿下でしょう。Opening Remarksとして登場された瞬間、場の空気が凛とする程の品格とカリスマ、オーラ。流暢なフランス語と英語、そしてリラックスした雰囲気、アイコンタクト、笑顔。ああ、これぞ本物のセレブリティ。もうその辺の有名人や金持ちなどとは(当たり前ですが)格が全然違う。「品格」「ノーブル」という言葉はこういう時に使うんだ、と思いました。やっぱりこの辺りの方々は別格ですし、皇室の存在が国際社会での日本の立場を下支えしているという点を再認識させられました。

IOCの発祥はもちろんヨーロッパですから、貴族文化が根強く残っています。各国のIOC委員も王族や貴族、国を代表するセレブが多い。そのような文化ですから、世界の王室でも最も歴史が長い日本の皇室の一員である高円宮妃が出てくると、当然、空気が引き締まる訳ですよ(国際会議に出たことがないので、100%推測でしかありません 笑)。「Her Imperial Highness The Princess Takamado」ですからね。そしてその地位に違わぬ才女ぶり。日本の印象をグッと良くし、品格を持たせ、その後のプレゼンターに上手にバトンタッチをされたのだと思います。また、滝川クリステルもさすがのフランス語プレゼン。この二人の抜群の語学力とスピーチ力、オーラが確実に安心感を生んだ気がします。

高円宮妃久子さま IOC総会で復興支援に感謝の言葉

もちろん、安倍首相や竹田会長も素晴らしかったのですが、ロビー活動でも身振りやハグを多用するなど、相手の文化に合わせて効果的な手法を選択した好例と言えるのかもしれませんね。いや、勉強になりました。明け方5時20分のこの感動的な瞬間を、しかと写真に刻んでおきました。

ガリ勉のススメ


元Googleのエグゼクティブで、Yahoo!CEOのマリッサ・メイヤーに関する日経ビジネスの記事。世界をリーディングする女性経営者の代名詞のような存在のマリッサですが、そのプライベートの素顔はあまり表に出てこなかったのです。この記事を読むと、ああ、なるほど、と納得。

“ガリ勉マリッサ”がヤフーにもたらしたもの(日経ビジネス)

まあ細かいことは記事を読むべし。
Yahoo!CEOになった3ヶ月後に産休を取っても、その辣腕ぶりで社内改革を進め、20社の企業を買収し、株価を75%上昇させた原動力はその「ガリ勉」にあったと理解。ガリ勉体質というのがあるのかないのか分かりませんが、その資質がなければ勉強は習慣化するしかないし、その習慣化を継続させようと思えば「楽しい」と思えなければならないと思うのです。いや、すごいわ。


日経産業を読んでいて、全体を俯瞰する見方が大切と思う今日この頃。特にグローバル市場でのイノベーションについて興味深い内容が書かれていました。共感多々。

記事で書かれていたように、グローバル展開において、日本は他の先進諸国に比べてGDPに占めるM&A比率が極端に低いという点も、なんとか自社の成功体験で攻めようとして現地のマーケットに馴染めず失敗して撤退という、良くあるケースを象徴しているのかもしれません。現地マーケットで勝つためにはスピード感のある現地企業といかに一緒に仕事をするかにかかっていますよね。意思決定の速度と融和。島国根性を捨てて上手に浸透して行きたいところです。

さて、今日で無事に山を超えました。
関係各部、お疲れ様でした。
これで週末は心身共にゆっくり出来そうです。