面倒くさいことを、いかに楽しむか


この三連休、八ヶ岳ベースにステイしています。
盆休み中は東京にいたため、今回はそのリベンジ。リベンジと言っても、かなり無計画で、直前に決めて急にやって来たのですが。

というのも、この三連休は台風接近のため雨の予報。天気が悪い時にわざわざ行くのもどうだろうと随分思案していたのです。しかし、リスケしたとしても天候だけはどうなるか分からないし、まあ、「行こうと決めた時に行こう」と言う訳で、朝3時半に起床して準備を始め、5時半に出発して八ヶ岳入りしています。

標高1,100mを超える高原の値打ちは、その涼しさと静けさ。

時々思うのですが、なぜ真夜中に眠たい目をこすりながら車を5時間も飛ばしたり、自炊したり、火をおこしたり、掃除したり、面倒くさいことまでして、八ヶ岳ベースに来るのかということを考えます。

結論から言うと、面倒くさいことを”あえて”楽しみに来ているのかもしれません。ホテルや旅館に泊まった方が、上げ膳据え膳できっと楽だと思うんですよね。でも、あえて、面倒くさい別荘に来るわけです。夕方もBBQをしようとして火をおこしているとスズメバチが4匹も周りを飛び始めました。ややこしいのです、自然というやつは。

でもこうして、いつものように地ビールの「よなよなエール」を飲みながら、食べれる分の肉を焼いて、またビールを飲むという生活は、何にも代えがたいものがあります。残った炭火がゆらゆらと燃えているのを見ながら、ボーっとウヰスキーを飲む。コンロの後片付けは明日すれば良いや、今夜は本でも読もう。そういうステイです。

この空気と時間の流れが、本当に好きなのです。