少しづつ情報発信して行きます


今まで、NDAの関係で仕事関連の情報発信はかなり控えて来ましたが、少しづつ、出来る限りではありますが情報を発信して行こうと思います。もちろん、今まで通り機密性が高いものをここで書く事はできませんが、一方で色々とお知らせしてオープンにしたいこともたくさんある。専門性が高い分野に身を置いていますが、少しでも興味を持ってもらえればと思っています。

と言うのも、数社を横断的に掛け持ちさせてもらっている身分としては、戦略上、色々と考慮しなければならない大人の事情もあったのですが、その内の一社については、新しいカタチで「ものづくりイノベーション」を起こしたいと考えているため、できるだけ透明性を持たせた仕方で情報をオープンにして行こうと思っています。昨今のMakes Movementや3Dプリンタのコモディティ化により、企業にしかできなかった「ものづくり」が個人レベルでも実現できるようになって来ました。これはある意味、時代の大きな変わり目だと実感しています。もちろん、我々が開発している製品はBtoBの業務用アプリではありますが、そういった草の根的な、裾野の広がりがあるフィールドにも目を向けて業界全体のベースアップに少しでも貢献できればこれ以上嬉しいことはありません。

主にマーケ、海外事業をこれまでも担当して来ましたし、今も「IT(クリエイティブ、システム開発)+マーケ+海外対応」がセルフドメインではありますが、これも一重に「小規模な所帯」だからこそのものです。過去に大きな企業で働いたこともありましたが、僕はこの規模の会社が合っているようです。(とにかく、めちゃくちゃ忙しい日々ではありますが)。

という訳で、少しづつではありますが色々と仕事の事も書いて行きます。

ちょっとマニアックになってしまうかもしれませんが、出来るだけワクワクするような発信の仕方をして行きたいと思いますので、これからもお付き合いの程、よろしくお願いします。

六甲山高座の滝で「藤木祭」が開かれていました


二週連続で六甲山 〜 下山後シャワー 〜 夜カフェです。
この季節はオープンカフェが最高に気持ち良いですね。あ〜ホッとする〜、のんびり。

さて本日は13時から三時間半の行程でハイキング。芦屋駅〜高座の滝〜ロックガーデン〜風吹岩までの往復です。事前情報は知らなかったのですが、今日は藤木祭でした。高座の滝の前にはたくさんの岳人がおられ、イベントを楽しんでおられました。

藤木祭というのは明治生まれの山岳家でロッククライミングクラブの創立者であり、近代登山発祥の地と言われる六甲山の岩場(芦屋・高座の滝の上部)を「ロックガーデン」と名付けた藤木九三氏を偲んで関西岳人が集い合う、年に一回のイベント(らしい)です。ちなみに藤木九三氏は、今では高座の滝の横にレリーフが置かれていて、六甲山では有名な方なのです。詳しくはwikipedhiaで。

藤木氏は海外のロッククライミングを日本に最初に紹介した人として知られていますが、どんなことでも最初があり、初めて持ち込んだ人がいるんですよね。ロッククライミングでも、ゴルフでも。先人は偉大ですね。

今日の六甲も初秋を感じさせる最高の天気でした。
山を登る日はランニングはしません。娘を連れているので山でもトレランは出来ませんが、山登りで体力とバランスを鍛えるのが目的です。それにしても気持ち良かった!!

秋、ひやおろしの季節ですね。


朝晩すっかり涼しくなって来ました。朝なんて寒いくらい。
そんな影響もあってか、少々風邪気味です。喉痛い、身体だるい。そんな中ではありますが、今日もがんばって元気に出勤しています。

風邪にはアルコール消毒が一番!ではないですが、この季節の楽しみはやはり「ひやおろし」ではないでしょうか。ひやおろしとは、早春にしぼられた新酒を一度火入れし、夏に熟成させたものを、涼しくなった秋に楽しむというもので、「日本酒のボジョレー」とも言われています。詳しくは(日本名門酒会のサイトで)FB上でも、ひやおろしを飲んだという方の写真をチラホラ見掛けるようになって来ましたが、僕も今週、今シーズン初のひやおろしを楽しみました。各地の地酒を充実のラインアップで提供しているお店でしたが、とてもさわやかでフルーティー。料理との相性も抜群で、とても美味しかったです。

(※ 追記:日本酒の専門家である友人から、「日本酒のボジョレーは、春先の立春の初搾り」がふさわしいのでは、と教えてもらったので追記しておきます。)


最近の飲みと言えば、日本酒かシングルモルトかという感じですが、年齢や時期と共に趣向も変化していくようです。何はともあれ、食事もお酒も美味しい季節になって来ました。あ、最近プレモルの「コクのブレンド」もとても美味しくてはまっています。

それでは、皆様も良い週末を。

消費者との”フェアな関係”とは


マーケティング、ブランディング担当者、必読記事です。

「企業はもはや無視できない、3つの新しい消費者行動パターン」 (wired.jpより)

“現代の消費者たちは、以前より豊富な情報をもち、懐疑的でもある。人々の購入行動は、信頼する企業に対する投票行動のような面が増えてきている。” (記事引用)

消費者と企業は以前のような”トップダウン的”(これはつまり、企業からの一方的な商品の情報提供が、その商品の全てであり真実であるという風に信じる従来型の消費者を示唆すると理解)な関係ではなく、ギブアンドテイク(何を提供すれば何を得られるか)を透明に理解したいと考えているという点にまさに表されている。それが、この記事で言うところの「フェアな関係」。ソーシャルメディアがインフラとして機能していることも背景にあると思います。

今、業績を伸ばしている企業の特徴は、「提供している交換を、包み隠さずに正直に認めている」という点も、重要なポイントですね。安い理由は何か、シンプルなのは何故か、メリットはどこで、デメリットはどこにあるのか。

先日のカネボウの白斑問題のように、「大手が提供しているから、ブランドのある会社だから」という変な安心感は、もはや影も形もなくなり、いかに透明で、正直であるかが、結果的に消費者ニーズに応えていると理解できると思います。

“見せかけだけの美点」を付け加えたり、顧客との情緒的なつながりを無理につくろうとする必要はない。”(記事引用) ただ、正直で誠実であること。

指摘されている消費者行動パターンは以下の3つです。

新しい「フェア」へ向う人々
消費だけではなく、創造もする人々
時間を「取られない」ようにする人々

一言で表されていますが、シチュエーションに合わせて咀嚼すると興味深い側面が見えてきます。そして自分自身が「消費者」の立場で考えた時に、その商品やサービスをどのように見ているか、鏡のように照らし合わせて考えても面白いですよね。もうね、CMや美辞麗句を並べた広告や、営業マンの「これすごいでしょう」を信じていないのですよ。買わされることを極端に嫌い、選ぶのは「あくまで自分の審美眼に見合ったもの」というスタンスになっている方も多いのではないでしょうか。これがまさに、「フェア=対等な関係」。


昨日紹介した東洋経済の記事にも「ニュースを受け取るだけでなく、ソーシャルメディアを使って、頻繁にシェアし、自分の感想や知識を、ニュースに「加える」ようになった。」とありましたが、これらの行動も(まさに僕がそのティピカルモデルですが)、一方通行の情報をそのまま素直に信じなくなったという点も大きなファクターとして挙げることができますよね。そのニュースをソースにして、自分の観点というフィルターを通して理解する。

これから益々、企業の舵取りが変わってきそうです。
さて、色々と考えねば。

ああ、もう、集中力一本勝負


えっと、この記事とても面白かったのでリンクしておきます。
東洋経済オンラインから。

メディアを襲う”破壊的イノベーション”
読者・視聴者を3分の1失ったアメリカの報道機関

「米国のニュース・ビジネスは崩壊した」という挑戦的な文章から始まるこの記事、ジェフ・ベゾスがワシントン・ポストを個人的に買収した件と合わせて読み応えがあるものとなっています。はい、今日は疲労困憊のため、細かい所感はなしです。僕もざざっと流し読みしかしていないため、ちゃんと後で読もうと思っての備忘録です。


本年度のグッドデザイン賞を受賞した自社ソフトウエアの英語版がいよいよリリースということで、チェック作業が日々続き、もう英語見るのいや~状態。あ、ぼやいていないですよ!どんな仕事でも前向きに。しかし、思いのほか時間が(膨大に)取られていまして、企画書や提案書の提出、メールの返信などなど遅れておりまして、多方面にご迷惑をお掛けしておりますが、生暖かい目で見ていただければ幸いです(すいません)。

それではまた明日。

(続)昨日の動き


昨日の続きです。

芦屋の良さは山と海の近さにあるということは常々このブログでも力説しているのですが、それがどういうことかを昨日の動きから説明させていただきます。(唐突に)

昨日は10時半に家を出ましたが、20分で奥池に到着し、そこから登り始めて12時にはお多福山の山頂でお弁当を広げ、ゆっくり遊んでから下山し、15時には家に帰ってきてシャワーを浴びていました。そこから海沿いを走っても良かったのですが、腰の負担を考えて、夕方は本とPCを持って駅前に行き、オープンな席でビールを飲みながらゆっくり読書。

朝早くから登れば、もっともっと一日を長く楽しむことができる訳で、極端な話、午前は山登り、午後からは海沿いでBBQなんてことも容易に出来てしまうのです。この「こじんまり感」が僕にはたまらない環境です。もちろん、六甲山系はとても広く、ハイキングルートもとても発達しているため、色んなコースを楽しむことができるのも嬉しいですし。

街と自然の調和が、本当に良いところだな、と思っています。

さて今日の一曲。
秋の夜にぴったり、少しスピード感があってアーバンコンテポラリーなJAZZ Guitarです。

Bobby Broom – Upper West Side Story

ススキ草原再生と生物多様性の保全


六甲山の中腹に位置する「東お多福山」。

芦屋からロックガーデンを抜けて山頂を目指すコースは、風吹岩〜雨ヶ峠〜七曲りへ行くコースと、雨ヶ峠〜東お多福山〜蛇谷北山〜石宝殿コースが人気。東お多福山は、ゴロゴロ岳〜奥池〜東お多福山バス停経由で上がってくる登山道もあって、山頂付近はなかなか賑わっています(まあ、ロックガーデンと保久良神社コースが合流する風吹岩の銀座っぷりに比べれば全然人は少ないけれど)。

苦楽園出身の僕にとって、お多福山はゴロゴロ岳〜奥池経由でしょっちゅう登っていた山。子供の頃の思い出は、山頂付近は一面のススキ草原で、本当に「高原」というイメージがある場所でした。しかし近年、ネザサの進出によって、ススキの数はどんどん減ってしまい、今は笹原となってしまっているとのこと。その姿をひと目見ようと、娘たちを連れて登って参りました。


本当はロックガーデンから登っても良かったのですが、娘たちの体力を考えて奥池まで車で行き、そこから東お多福山山頂を目指すことにしました。

小川を渡り、

変なきのこを見つけたりし、

登山道沿いに急に現れる謎の邸宅を見たりして、

山頂到着。

現在、再生事業が行われているとのことで、ネザサが区画ごとに規則正しく刈り取られていました。それらを説明する看板もあります。ネザサは繁殖力が強く、占有してしまうため、生物の多様性が失われてしまうようです。それでは確かにススキや高原植物は追いやられてしまいますよね・・・

子供の頃の記憶にある「ハゲ山・ススキ草原」のイメージはありません。雨ヶ峠から登ればもっとそういうイメージが残っているのかもしれませんが、木々も背が高くなっていますし、草原というよりは、笹原という感じです。でも、そこから眺める景色はやっぱり最高。保全活動されておられる方々のお陰でしょうか。僕も何かの役に立てるかな。

奥池から片道約3km弱の行程。
懐かしさと共に登った今日のハイキング、とても気持ち良く楽しかったです。これからハイキングシーズン。冬までの間にあとどれくらい登れるでしょうか。ゴルフ、マラソンに加えて山登りもシーズンを迎え、これから益々忙しくなりそうです。

腰に悪いことを色々と行う


前からやらなきゃと思っていた自宅の模様替え。
ピアノの移動と勉強机の配置変えが主なミッション。午前中に思い切って一気にやってしまいました。もちろん開始前に腰にはコルセットで準備万端。これを怠ると後でエラいことになってしまいますからね。先週の後半からずっと腰が痛かったので、ちょっとおっかなびっくりでしたが、やばそうな時はちょっと休憩をしたりして調整。もうね、常に爆弾を抱えているようで怖い怖い。笑


朝が思いのほか気温が高かったので、夜ラン:10km。
色々と用事を終えて帰宅してからのラン、家を出る前に「よし行くぞ!」と気合を入れてGOです。うん、朝よりは涼しくていい感じ。夜の海岸線も気持ちいい。

通しての10kmは久しぶりでしたが、まあ、ゆっくり5:20/kmペースで行けたので、良かったかな。あとは距離を重ねて行けば、フルマラソンもなんとかなりそうです。問題は腰だよ、腰。

という訳で、明日朝からは軽くハイキングに行って来ます。
(コルセットは忘れずに)

繋がる時は繋がるものだ


前回の記事でインドのバンガロールにあるソフトウエア開発会社の話を少し書きましたが、昨日、シンガポールのソフトウエア企業のインド人社長が来日してランチミーティングをしていたところ、彼も今年中にはバンガロールに現地法人を設立する(ソフトウエアではなく、太陽光発電などエネルギー関連会社とのこと)という話が出ました。IT産業が活発な地ですし、インドは慢性的に電力不足ですからそのような流れもまあ当然と言えば当然ですよね。

MTG場所となった新大阪ワシントンホテルの中華料理屋からの眺望もなかなかのものでした。

ああ、なんだか短い期間に「バンガロール」という名前を良く聞くなあ、と思っていると、なんと現在フランスにいる親友からメールがあり、今年中に日系企業のバンガロール支社長(彼女の親しい友人とのこと)に会いに行くし、IT視察もアレンジしてもらったので、何かあれば言ってねとのことで、なんだこの「局地的バンガ・ブーム」はと思ってしまった次第です。まあブームの件は冗談として、たまたま急にいろんなところが繋がり、情報が集まってくるというのは不思議なことですね。


今日は土曜日出勤でした。
昨夜は会社の新歓で酒祭りだったのですが、飲み会の前、中、後と、ヘパリーゼを4本も飲むという徹底ぶりで酒量の割には体は元気でした。もとい、社内には二日酔いに苦しむ社員が姿があちこちで見掛けられましたが。

明日から二連休ですね。
仕事の方も休みの方も、良い週末をお過ごしください。

かすかな残りを


中秋の名月でした。
関西地方は雲ひとつない夜空。

新地でどっぷりと会食していたため、夜半に最寄り駅に着いてから、もう既に高いところまで上がってしまった月をギリギリ観ることができました。自宅から少し歩いたところにいい場所があって、そこからパチリ。

空気が澄み切っています。


インド、アツいですね。
人口に比例して優秀な人材も多く、今日もアライアンスの話があってチェックしたツールが、まあ、良く出来ている訳です。自分たちが思いついたことは、既に世界のどこかで誰かもやっていることであって、新ためてリソースの集中とスピードの重要性を実感した次第。極めて機密性が高いことをやっているので、詳細までお伝えすることはできないのが残念です。

開発元のバンガロールは日本の錚々たる大企業も集積している場所で、重厚長大産業だけでなく、IT開発にももってこいの場所でなかなかのロケーション。一方、重厚長大産業にこそ業務系ソフトウエアも密接に絡む訳で、やはり「魚のいる池で漁をする」というビジネス上の基本原則は真理ですね。


11月に開かれる「Maker Faire Tokyo 2013」のサイトがいよいよオープンしました。兼ねてから取り上げているように、草の根的メーカームーブメントは、将来どうあるべきかに関する一つのロールモデルとなっているような気がします。こちらのイベントには当社もスポンサードしていますので、良ければ皆さん、是非ご来場を。


今週は、土曜日まで仕事。
タスクが山積していますが、しっかりラストスパートしたいと思います。
それでは、また明日。