それでいいのだと思う


息つく間もない一日。
ようやく落ち着いた午前1時半。夜風が気持ちいい一時。


酒を飲みながら日本考。
歴史を紐解きつつの結論は「その時代、その時代で、みんなごちゃごちゃ言いながらやってたんやで」。日本のはじまり、天皇家、薩長と会津、イギリス議会政治の起こり、酒場のおじいさんの話、CIA、裏社会の必要悪まで、話題は途切れず、気付けば終電。タクシーで大阪駅まで飛ばしてギリギリ終電に飛び乗る。そこで諦めずに改札を走り切り、車両に飛び乗って汗だくになりながら飽きもせずにビジネスについて話し続けるところに青春を感じる。全ては自己満足だ。それでいいのだと思う。

Nicola Conte – Mystery Of You

クールビズ考とReminiscing


街中でも駅のホームでも、スーツにネクタイ姿の人めっきり見なくなりましたね。ネクタイはおろか、ジャケットを着ている人も本当に少なくなりました。帰りの駅で意識して見ていても・・・5%くらいかな。先日東京で取引先と話をしていると、関東では関西よりもノーネクタイ+ジャケットが多いのだとか。関西は「格好よりも楽さ」を考えている人が多いのかも。かく言う僕も、外出やMTGの予定がなければポロシャツや半袖シャツを着ることが多いのです。通勤のあの暑さは耐えられませんから。

「クールビズ」が開始されたのは2005年。政府の旗振りで提唱されたこのキャンペーンももう8年目。すっかり定着して来ました。「クールビズは政府が提唱している」という点が体面やマナーを気にするビジネスマンの背中を押したとも言えます。取引先もスーツ+ネクタイを強要しなくなりました。最近では企業のエントランスに「クールビズ実施中・ノーネクタイで勤務しています」というサインもあまり見なくなりましたね。夏場の暑い時にネクタイ締めて汗だくで来られても気持ちの良い物ではありませんので、もっと早くクールビズが定着しても良かったかもしれませんし、そもそも温暖化で日本も亜熱帯化していますから、服装が変わってくるのも当然といえば当然かもしれません。


夏場の真夜中に聴きたい曲は幾つかありますが、「Jazztronik – Reminiscing」はその内のひとつ。Emi Meyerのボーカルがまたノスタルジック。

「Reminiscing」= 思い出にふける 

たまにはボーっと思い出にふけるのも良いでしょう。

Reminiscing/Emi Meyer & Jazztronik

明日への糧となるメッセージ


連休最後の夜は、起業家の金言を読み、新しい明日に向けてのスイッチを入れるべし。
という訳で、デザインに特化したキュレーションECサイトとして大成功しているFabの創業者でCEOのJason Goldberg がブログに掲載した「90 Things I’ve Learned From Founding 4 Technology Companies」(4つのテック系企業を創業したことで学んだ90のこと)が素晴らしかったのでご紹介。その原文を翻訳したサイトを目にし、起業家精神に激しくインスパイアされたのでここでリンクを貼り一部転載させていただきます。

【ビジネス】Fabの創業者が起業で学んだことが素晴らし過ぎる!
(出典:SHINYA HAYASHI NOW)

共感した点を幾つかサイトからピックアップ。

“あなたの会社のオンリーワンを見つけろ
あなたのオンリーワンは3つの真理の交差点で見つかる。

・あなたとチームが最も情熱を傾けられること。
・あなたとチームが世界で一番になれる一発を持っていること。
・巨大な未開拓な市場があること。”

その3つ意外のことはすべて邪魔なものと認識し、排除しなければならないと、Jason Goldbergは語っています。また、”あなたのプロダクトが素晴らしいかどうかはどのくらいあなたのユーザーがそれを使い、それから価値を得ているかだけでしか分からない” とか、”1年で反響を得られなければ、ピボットしろ。一度ピボットしたら集中し、振り返るな” といったように、明快でスピード感がある経営判断の必要性も強調しています。

“ジムに通えそれか少なくも週四回は走れ”や、”8時間以上のフライトでなければ飛行機で酒を飲むな あなたを駄目にするし時間の無駄だ。”など、納得できる点もしばしば。スランプの時や考えがまとまらずにブレイクスルーしない時などは身体を動かすことが一番であることは僕も日々経験しています。頭が鈍重な時は昼寝をするよりも、5kmくらい走ってきた方がスッキリするし、また続きを始めようと前向きな気分になりますよね(今日も身体が重たかったので5km走ってきたらスッキリ)。

“成熟しろ、だけど大人になるな”
“しかし、世界を変えろ。意味のあることをしろ。違いを生み出せ”

など、気持ちを鼓舞する内容も。

Jason Goldbergはポッと出で売れたラッキーな経営者でも、スマートな経営者ではないところが味噌。4つのテックカンパニーを起業し、失敗も経験しています。40億円を失ったこともある。それでも再チャレンジ出来るところは「投資大国」アメリカならではの土壌だからかもしれないけれど、キレイ事では済まない経験をした上での言葉は泥臭く、含蓄があります。人生一回。様々な起業家の言葉を読み、聞くたびに、毎日を後悔のないように生きることが出来ているか、ジョブズが言うように「今していることは明日死ぬとしてもしていることなのか」どうか自問自答させられます。「考えると同時に行動を」これ、今からのテーマ。

こちらのインタビュー記事もとても良いのでご参照を。
INTERVIEW「Fab」のCEOが語る:「ぼくが4,000万ドルを失ってもカムバックできた理由」
http://wired.jp/2013/06/15/fab-jason-goldberg/


明日からまた新たな一週間。
梅雨も明け、すっかり夏本番。

レジャーの多様化


毎年、夏に兵庫県の「佐津」という海水浴場に行きます。
ここは穴場なのかは分かりませんが、水が美しく、砂浜もきれいで、空いている(ここが大きなポイント)ため、お気に入りの海水浴場です。

朝9時に到着。
人も少なくプライベート感が半端ありません。

駐車場の番をしているおじいさんと話をしていると、昔はこの駐車場もあっという間に満車になって別のところに停めに行ったもんや、今は連休でも人は来ないし、まあ、夏休みに入ったらそこそこ多くはなるかもしれんけど、みんなどこで何をしてるんやろうなあ。海よりもおもろいプールも都会にはたくさん出来ているしなあ、と。 「日本の夏」=「海水浴」というイメージも段々と変化してきているのでしょうか。車を持つ人も少なくなり、家族揃って車で出掛けるということも少なくなっているのかもしれませんね。しかし、子ども達にとって、磯で生きてる魚を見たり、いかだから浮き輪を持ってジャンプしたり、砂浜を掘って城を作ったり、クラゲに刺されたり、急に深くなる海で怖さを知ったりするのは、プールでは経験できないこと。安全を確保しながらしっかりと楽しみを覚えてほしいものです。


同僚の家族たちも後から合流。子供7人(内、赤ちゃん2名)でワイワイと遊んで来ました。歳の近い子同士はすぐに一緒に遊んでくれるので親は楽です。

目に入る景色


週の後半に掛けて酒量多めの日が続いた反動なのか、
今朝は早起きして実家の庭掃除。

連休初日、掃除に買い物に片付けに。
ようやく今になって落ち着いた感じです。
これでしっかり楽しめる準備は整いました。

皆様も良い週末を。

告知:グルメ紀行


久しぶりのグルメ紀行です。
同級生が二店目の店を東心斎橋にオープンしたので顔を出して来ました。

それが、色んな意味で想像を裏切る店。
大好きな日本酒の充実ぶりよ。

地酒✖有機野菜
Bonbori
大阪市中央区東心斎橋
1-8-18 ウエシマビル2F
17:30-1:00

店内の壁には、堀江で活躍するアーティストによる日本酒日本地図が。

酒蔵が津波で流れても、協会に預けていた酵母で見事に復活した、幻の酒、寿も。

酒の一杯、一杯に拘りを感じる。
これぞ職人の技。

そして、日本酒に合う料理の数々。

本当に日本酒党は一度は行くべき店です。
大満足でした。


二軒目は同じく心斎橋の宮田麺児へ。

ここのつけ麺も旨かった。

すっかり、平日の上質の息抜き。

スイッチが入ってしまい、この後、地元で二軒を回ったことは内緒です。

明日は最終金曜日。
しっかり〆てまいりましょう。

往復の楽しみのひとつ 他


東京出張帰りの新幹線から更新です。

出張の行き帰りの楽しみの一つが世界遺産に登録されたばかりの富士山。
車窓から富士山を見るために「E席」(東京に向かって山側の窓側ですね)を確保するのです。そして、新富士駅通過時には必ず起きておく。東京なんて、何年も頻繁に往復しているのに未だそうなんですから、どれだけ富士山好きなんだと自分でも驚かざるをえません。ちょうど、世界遺産に認定されたばかりとあって、TV番組でも良く特集されていますね。先日のNHKスペシャルは秀逸でした。しかし、今日は行きも帰りもその雄姿を見ることができませんでした。暑さからなのか、モヤがかかっていてシルエットすら見えず。うん、残念。


「東京都心で4日連続猛暑日 継続日数1位タイ記録」(yahoo news)とのこと。ちなみに僕の手元ではこの気温になっていました。

立っていても汗が噴き出る日。体温より高い外気温。訪問先への移動中にたっぷり汗をかき、打ち合わせの最中の冷房で汗が冷える、という繰り返し。皆様も体調には十分気を付けてくださいね。


業種柄、種々の企業との提携話が多いのですが、それは専門性が高い分野のツールを開発しているからかもしれません。よくこんなニッチな分野でビジネスしてるな・・・という会社に出会うこともしばしば。「ものづくり」の世界は本当に奥が深い。そこにITが乗っかってくるから広がる範囲の大きさがすごい。つくづく、この分野で仕事が出来ている幸せを感じます。この業界、まだまだInnovationが生まれますよ。


今日はこれ。
北欧jazzを代表するMatthias Vogtによるプロジェクト「re:jazz」(意外に知られていないのが残念)。エレクトリックな打ち込みの楽曲を、生音のジャズでやってしまうというユニークな企画です。そしてさらにその音にリミックスを加えたものが「re:jazz re:mix」。re:jazzはどの曲も秀逸ですが、オンタイムはスピード感のある物を選曲してしまいます。これは特に好きなJazztronikによる「Cupid and Orlando」のRemixです。

[re:jazz] Cupid & Orlando (Jazztronik Rmx)

無人島クラス


朝の空気は気持ち良い。

今朝数年ぶりの朝ランに出掛けました。といいつつ、ついさっき仕事から帰ってきたばかりの真夜中に「今朝」というのは違和感を感じます。もうあと5時間もすれば走っていた「24時間前」の今朝になるのですから。

さて久しぶりの朝ラン。早朝とはいえ陽は高い。少し走るだけで汗びっしょり。でもこれが気持ち良いのです。ランの時はサラサラの汗。何かトラブった時はじっとりした汗。同じ汗なのにあの違いはなんでしょうか。

以前は「朝」に走るよりも、「夜」に走る方を好んでいました。
いくら遅く帰ってきても夜中に走る。少し飲んで帰ってきても走る。それくらいナイトランが好きだったのですが、今は逆。夜中まで起きているのは変わらないけど、走る気にはなれない。それなら朝、という訳です。毎日は無理ですから、平日に二回は走りたいところ。


夏の夜は長い。

ソファーにドカッと腰を下ろし、誰もいないリビングでしばし空を見つめる。すると段々目も冴えて来て、リビングの書棚を見て本の品定めをする。疲れていたり、寝ていない日に限って、真夜中に本が読みたくなる。

これから夜が気持ちいい季節ですね。
読書の季節は秋ではなく、夏の夜中かもしれません。


今日は無人島に持って行きたいベスト3、つまり「極私的無人島クラス」の曲。

Tuck & Patti Dream

明日のDestinationは見えているか


深夜の社内。
窓越しにビルの夜景と眼下を走る車のヘッドライトを見ながらの時間は嫌いではありません。夏日が続き、昼間が暑い分、夜の生暖かい風が心地良い。皆さん、今日もお疲れ様です。


FBのヘッダー画像もロケットだし、MBAのデスクトップ背景もロケット。

常に飛びたい願望(垂直でなくても可)。
地球の重力に逆らい、複雑な計算をして宇宙の一点を目指すテクノロジーに変な憧れも。広大なところ、気持ちの良いところに行くと必ず飛ぶんだけど、その時ほど「重力」を感じることはない。宙を浮いていられるのも一瞬だけ、高く、と思っても気持ちだけで身体は落下していく。地面にたたきつけられた時に感じる足の衝撃に、現実を知る。これが37歳。(どんなんや


Ananda ProjectをEmbedした昨日から、また自分の中でAP熱が。
深夜作業のお供は、やはりAPの「Destination」。
一度聴くとそればっかりになる。

明日のDestinationは見えているか。

Ananda Project – Destination

かすうどんの唄(そんな唄はない)


オープン後、初めてグランフロント大阪に行って来ました。工事中の内覧の際、中にカツラが仕込まれたヘルメットを被って簡易エレベーターで見学したことがありましたが、それ以来。近くで働いているのにオープン後初めてなんて。人混みの苦手さがこういうところでも現れてしまいます。

慶應の大阪サテライトキャンパスには個人的に良く行くのですが、以前まで中之島にあったのが、グランフロントのオープンに伴いナレッジ・キャピタルに移転。JR組の僕的には非常に便利になりました。慶應だけでなくて、各大学の出張所がたくさん集積しているのもナレッジ・キャピタルの特徴。

日曜日だけあって盛り上がっています。

野暮用を済ませ少し肩の荷が降りたので、ランチにハイボール。
カウンターに一人で座れて、昼から酒が飲めて、美人な店員さんがいる店をチョイスするとここになりました。偶然にも大好物の「かすうどん」がランチメニューに。これは嬉しい。ハイボールも進む。

いわゆる天カスだけの「ハイカラうどん」よりも油に旨味があって塩味もある「かすうどん」の方が好み。ああ、かすうどん。

二杯目のアテには板わさ。

はい、これもツボ。
刺身を食べる時には「醤油:わさび=1:1」が原則の僕としては、普通の人が食べると「罰ゲームか」と思うであろう程のわさびが詰まった板わさはご褒美でしかない。

という訳ですっかり昼間から良い感じになってしまいました。
まあ、今日くらいはゆっくりさせていただきます。

久しぶりのDeep Houseです。
Ananda Projectと言えば「Kiss✕3」ですが、少しスピード感のあるこれ。

Ananda Project – Rain Down