パンとオイルの関係くらいシンプルに


ありとあらゆる案件が回っていて、スイッチの切り替えが大変だ。来客MTGも内容が全然違うし、続けて参加する会議の議題も全然違う。例えば、仕様会議の後に法務文書のチェックをし、英語での打ち合わせの後に、採用の面接、その後はプロモーション企画会議、とか。その間に電話とメールで関係各所から連絡が入る。

こういうことをずっと続けていると、いつしか瞬時に脳の使用部位を切り替えることができるという能力が身についてしまったような気がするけれど、これは実に由々しき事態なのではないか、何かとても薄っぺらい感じになっているのではないか、と思うように。いやいや、ほざいている暇があれば仕事しろって感じですよね、がんばります。


最近、アヒージョのオイルにパンをつけて食べることにハマっています。
下手したらメインもピザもパスタもいらないくらい。ワインと、オリーブオイルと、パンだけで良い。これが実に美味い。

それぐらい物事をシンプルに考えていくべきですね。

週末の締めくくりとして


晴天に恵まれた週末でした。
風は冷たくとも陽は暖かく、日ごとに春の到来を感じさせられます。個人的にも予定していたことの80%くらいは終わらせることができたので、良しとしましょう。予定一部がこれ、土曜日の買い出しです。

はい、上の写真は欲しいなと思ったもので、買ったものではありません。costcoの商品レイアウトにも春を感じさせるグッズがたくさん並んでいましたね。アウトドア系の商品は何も考えず「端から端まで全部ください」と言ってしまいそうになる程の魅力がありますね。困ったものだ。


そして今日は半日、家出。

ON/OFFのメリハリをしっかりつけることができたので、明日からの一週間もがんばれそうです。3月もいよいよ後半戦。無事に4月を迎えることができるのでしょうか・・・不安は一杯ですが、やるしかありませんね。

それでは、また。

質の高い気分転換の方法


たまには誰もいないバーで一人飲みたい、と思う時がありませんか?会食が続いたり、疲れが溜まっていたり。馴染みのところで常連さん達とワイワイも大好きですが、こういう時は一人に限る。そして出来るだけ初めての店が良い。

という訳で、金曜日の夜は普段と違うコースを。梅田や中津も寄らず(そもそも会社出た時間が遅かった)、苦楽園もパスして芦屋へ。駅の北側は馴染みの店が多いので、あえて南側へ下ることに。まずはラーメン店で腹ごしらえをして、バーへ。以前から存在は知っているし、友人からもいいよ、と薦められていたのですが、なかなかチャンスがなくて行けていなかった某店へ。

入店するとお客さんは女性二名だけ。
L字型カウンターの反対側に一人で座り、バーボン水割りを。グラスに氷を入れてマドラー丁寧に回して氷を溶かしグラスを冷やす。溶け出た水は流し、バーボンを注いでまた丁寧に回す。そしてウォーターを注ぎ、最後にバーボンを少しだけ氷の上に垂らしてサーブしてくれる。ああ、いい店に来たな、と思いながら、ゆっくりと外の景色を眺めグラスを傾ける。BGMのJAZZも最高。

その後、何組かのお客さんが来店されたものの基本的に落ち着いて酒を飲むことができました。最初は一人でボーっと飲んでいたのですが、結局マスターと話が盛り上がり、1時過ぎくらいまでいたっけな。マスターは腰痛に関して知見の深い方でもあり、これから色々とお世話になることになりそうです。いや、一人飲み+初めての店巡りもたまにはいいな。とても良い気分転換になります。癖になりそう。


この週末二日間、とても良い天気ですね。
それでは皆様も良い日曜日を。

さあ、陽の当たる明るい未来へ翔け出そう


とても良い一日でした。
次女の卒園式にて。子供の成長は早いものです。つい最近、ジャガイモみたいな女の子が生まれたばかりだと思っていたのに、もう卒園、そして小学生。

以前、内田先生が

「子育ては苦役だ」という言い方も「子育ては至福だ」という言い方も、どちらも正しいと私は思う。
苦役でありかつ至福であるような経験。
もっとも人間的な経験はたいていそういう質のものである。
親の仕事の目的は、子どもが「親を必要としなくなる」ことである。
自分の存在理由を消去するために全力を尽くす。」

と書かれていましたが(出典はこちら)子育てとはある意味矛盾であり、親はいつまでも子供と一緒にいたいと思って愛情を注ぐが、実は子育てというのは、自分(親)から一日も早く独立するために最善を尽す行為のことであるのは間違いないと思います。喜びであり、寂しさ。でもね、今日の卒園式に参列して、ただ単純に「3年間よくがんばったね、おめでとう!」と言いたいと思いました。泣きながら幼稚園に行ったこともあったけな。長女も泣きながら一年生の4月、慣れない電車通学で何度教室の前まで送って先生に「お願いします」と頭を下げ、泣き叫ぶ娘の声を歯をくいしばって走りながら背中で受け止めたことか。

でも、パパはヒトコト言いたいよ、愛する君たちに。

君たちの未来は明るい。さあ、陽の当たる未来に向かって翔け出そう!

当たり前のことが、とても不思議に感じることがある


人間って、どうしてこんなに水分を摂るのだろう。
まるでクラゲのように、ずっと水々しくいたいのだろうか。

当たり前のことが、とても不思議に感じることがあります。「どうしてこんなに人間は水分を摂るのか」も、その一つ。考えてみれば、今日一日だけで起床後に水を飲み、コーヒーを飲み、仕事中に炭酸水一本、お茶一本、水一本を飲み、夜はビール二杯とワイン三杯飲み、帰ってまた炭酸水一本を飲む。不思議だ。一体何なんだ。

不思議ついでに調べてみると、水分も摂り過ぎると良くないらしい。

以下、「カラダにeサイト healthクリック」より引用です。
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000388.html

「人間の体は約60%が水分でできている。これが、わずか5%でも不足すれば頭痛や体温上昇、脈拍上昇などの症状を起こしてしまう。しかし、いくら飲んでもよいのかというとそうでもない。
反対に、水分を摂り過ぎて体内の水分が数%でも増えると、過剰な水を処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなってしまうため、体がだるくなったり疲れやすくなったりむくみを起こしたりしてしまうのだ。」

水分(特に水)を摂るのは良いと言われているが、摂り過ぎも良くないと。アルコールの摂り過ぎが良くないことは分かるけれど、何事もバランスが大切ということですね。


同じく不思議なのは、時の経つスピード。
明日は次女の卒園式。生まれてもう6年。4月から小学生なんて。早いな、早過ぎるな。そりゃ、僕もどんどんオッサンになって行くわけですね。という訳で四夜連続のビジネスディナーも終了、明日はしっかり成長を見届けたいと思います。

あきらめたら、そこで試合終了だよ


昨日から少し忙くしていたら、いつの間には外は雨じゃないですか(知ってましたけど)。グッと集中しているといつの間にか外が暗くなっていたので、ちょっと息抜きがてら、備忘録として昨夜感じたことをメモしておきます。

経営戦略上、海外電子系の商社とアライアンスを結ぶことが必要になり、その候補として上がったのが米国の某大手商社。兼ねてから事業内容を含めて協業できそうな可能性を感じてアライアンスを組みたいなという希望を持っていましたが、いきなりヘッドクオーターにアポを取るのは無謀。かなりクローズド体質の企業なので、外部と提携することは困難であるとの情報もあり。その上、日本にブランチは存在しない。どうしよう。

そこでまず、日本で彼らから業務を委託されている会社に直接アポを取り、我々のプランを本社に説明したい、何か情報をいただけないかとアプローチしてみたのです。しかし返答は、想像の通り。紳士的な対応だけどドライにシャットアウト。やはりな、前例ないしな・・・と諦めていたのですが、ボスの「もう一回トライしてみたら?」の一言で再度連絡をし、なんとかアポを取ることができました。訪問して話をしてみると可能性を感じていただけたようで、ヘッドクオーターの上層部を紹介いただき、そこからメールでの連絡開始。うちのグローバルエンジニアの活躍もあり今は開発中の新システムのアーリーアダプト的な役割をすることで合意しています。

昨夜、コネクトしていただいた方と会食しました。あの時の「リトライ」がなければこうして一緒に酒を酌み交わすこともなかったよね、と話ながら、超多忙な本社の社長が非常に興味を持ち、関連部署に「日本のあの会社との話は進んでいるか?」と担当部署に打診があったりしたとの後日談なども聞けて、嬉しかったのです。今年はやっぱり固定観念で動いたら良い結果は出ない、あきらめずにトライし続ければ必ず成果が出る、と再認識しました。諦めたらそこで試合終了だよ。


今夜は今夜でシンガポールのパートナーと会食。久しぶりにインド人マネジャー(強面だがめちゃくちゃ気さくで面白いオジサン)に会えるので今からとても楽しみです。

それでは、また。

子供たちを通して考える3.11


打ち合わせ終わりで駅に向かっていると、小学生の女の子二人が後ろから追い抜いて行った。

一人は自転車、一人は走って。

ああ、走ってる子は何かの事情で自転車がないんだな・・・でも、いじらしくて偉いな、と見ていると、その子が曲がり角の縁石につまづいて派手にこけてしまった。両膝を擦りむいて痛そうにうずくまっている。自転車の子はそれを心配そうに見ている。思わず立ち止り、所持していたバントエイド三枚を「大丈夫?これ使いなー」と渡したが、あとから考えると、イマドキの子は知らないおじさんから声掛けられたら無視しなさい、などと教えられてるのかな、と複雑な気持ちになってしまった。そして、なぜかそう考えた自分に違和感を持ってしまった。なぜだろう、当たり前のことを普通にしただけなのに。

彼女達も二人だから安心したのだろう、恥ずかしそうに黙って受け取ってくれたが、これが一人だったらどうだっただろう。僕は声を掛けただろうか。そして、彼女はバンドエイドを受け取ったのだろうか。普通の世の中で、普通の感覚を持っている人間なら反射的にそうするはずだ。手持ちのバンドエイドがなかったとしても、声くらいは掛けるはず。うん、大丈夫。僕は「二人の娘を持つ父親」じゃなかったとしても、きっとそうしたはずだ。

我が娘たちのことも重ねて考えてみると、こういう場合には警戒すべきは警戒しつつ、それでいて人の親切や温もりはしっかり感じて心は貧しくならないでほしいと願う。自分もそうだったし、娘たちもそうだけれど、子どもにとっては怪我した時のバントエイドは魔法の薬になることを知っている大人がたくさんいるのだ。でも一方で、「どこからどこまでが親切で、どこからがそうでないのか」、それを子供に判断させるのは本当に難しいと思う。どうしてこんな単純ではなく、複雑な世の中になってしまったのだろう。

思い返せば自分も子供の頃は近所の人たちに色々と助けてもらった。小学校一年生の時、下校途中にShit my pantsしてしまい、ポロポロ泣きながら立ちすくんでいると道を掃除していたおばさんが「どないしたん、大丈夫!?」と声を掛けてくれ、自分の家に連れて行き風呂場で洗ってその家のお兄ちゃんのパンツを貸してくれて家に送り届けてくれた。今から考えるとなんて親切な人だったんだろうと思う。会えばお茶や煎餅をくれたおばちゃんもいたし、怖い爺ちゃんもいた。


人と人との繋がりが希薄になっている世の中だからこそ、地域コミュニティの大切さを実感する。子供たちは地域で育てるということに同意するし共感する。そりゃ、確かに変な人はたくさんいるし、痛ましい事件もたくさん起きているのも事実。決して許されることではないし、何かあってからでは遅いので、僕も娘たちには注意するよう良く言って聞かせている。親として子供は何があっても守らなければならないし、子供たちにとっても自分の身は自分で守らなければならないのは明白な事実。

でもね、例えば、阪神大震災の時ってどうだったか。知らない人でも皆が声を掛けあって無事を確かめ合い、励まし合った。東日本大地震の時もそうだったはず。特にこのエピソードは何度も読んだ(大槌未来新聞「流された人が笑顔で手を振っていた「ニコーっと笑って、お前もか、って」)。

ややこしい世の中になってしまったと嘆き、人に手を差し伸べないで無関心を装うこともできるけれど、やはり、僕は正しいことは正しいこととして躊躇せずに行なっていこうと思う。大きなことは出来ないけれど、そういう気持ち、取り組みの一つ一つが良い社会、強い社会を作って行くことに繋がっていくと思う。

そんな事を考えた、3.11。

図書館に行ってみよう


汗ばむほどの陽気だった今朝、少し薄着で家を出て、図書館に本を返却しに行きました。市立図書館ではなく、近くにある分室に。ここは地域の集会所にもあって公民館的な役割を果たしている場所です。朝から近所の人達が新聞を読んだり本を読んだりしていて、賑わっていました。なんだか、とても和やかな雰囲気です。

インターネットで情報を検索できるようになったお陰で図書館で本を借りるということがとても少なくなったと思います。電子書籍などPDF化されているものもあるし、論文やレポートなども一部サイトで掲載されている。有料サイトに登録すれば、大抵の論文にアクセスすることができるサービスもあります。実際、僕も図書館に行くのは・・・受験生の頃、自習室で勉強していた時期以来でしょうから、およそ20年ぶりくらいでしょうか。しかし最近、どうしても調べ物をしなければならなくなり、それらが新書のようにすぐにamazonでポチッと変えるようなものではなくネット上にも転がっていないような成書や辞書系であったりするものですから、図書館の蔵書をネットで検索しては本を閲覧、または借りに行くようになっています。

今も昔も変わらないのは、週末の図書館は本当に賑わっているということ。一番多いのは中高生かな。次に、60代以上の男性、親子、子供たちという順でしょうか。特に自習室やデスクは朝から並ぶくらいの勢いで来ている学生、大人を中心に満席です。みんな勉強熱心で、見ているこちらも嬉しくなってしまいます。意外に少ないのが、大学生や20代〜40歳くらいまでの社会人かな。まあ、大学生になれば大学の図書館があるし、20代〜40代くらいの人は調べものではなく仕事がメインなので、カフェでPCを使ったり本を読んでいる人の方が多い気がします。確かに、社会に出て普通に働き始めると、図書館からは足が遠のいてしまうのが普通かもしれません。皆さん、最近図書館に行かれましたか?昔は良く行ったけど、と過去のことになってしまっているのではないでしょうか。ええ、僕も同じです。でもね、是非、図書館行ってみてください。これだけの本を無料でいくらでも読めて借りれるなんて、すごいサービスだと思いますよ。知らないと損。それに、ちゃんと利用している人がいて、「地域のコミュニティ」が機能しているのを実感することもできます。


最近図書館を利用するようになって、震災などの天変地異で人や町がなくなるといったことがない限り、「街」は自分が子供の頃と大きくは変わっていないものだと思いました。図書館や自習室だけでなく、子供の頃、良く登った山には相変わらず茶店があって人がたくさん登っていて、美術館や博物館もそう。でも逆に考えると、そういった人、町、コニュニティを一瞬で破壊し奪ってしまう自然災害は本当に恐ろしいものです。折しも今日は3/11、東日本大震災から丸2年。地球に住んでいる限り自然災害から逃れることは出来ない。でも、生きて行かなければならない。そして人間は一人で生きていくことはできない。あらためて復興のこと、地域コミュニティの大切さを考えてみたいと思います。


さて、また明日からまた冷え込み始めましたね。
朝は汗ばむ陽気でしたが、風雨を境に一気に真冬。薄着で外出して失敗しました。あちこち回って帰りが夜になってしまい、電車の中で震えていましたもんね。寒暖の差が激しくなっていますが、体調管理をしっかりしてまた新たな一週間をがんばりましょう。

それでは。

船と港


船と港。
旅情を感じるからなのか、出会いや別れの悲喜こもごもを連想させるからなのか、単なる乗り物オタクなのか。恐らくその全部だと思いますが、とにかく、船と港が大好きです。飛行機と空港も同じ理由で大好きな場所ですが。という訳で今日はとりあえず神戸でコンチェルトに乗ってきました。

船はいいですね、普段見ることのない海側からの景色を楽しむことができます。デッキから見える美しい港町の景色。以前、バンクーバーからビクトリアまでフェリーで移動したことがありましたが、あの時に爽やかな風が吹くデッキの上で見たバンクーバーの景色と神戸の景色が良く似ていて、懐かしい記憶が蘇ってきました。

また、神戸港は川崎重工や三菱重工の造船所が多く集まり、潜水艦やタンカーの整備をしているドックを見ることができるのです。タンカーが入るドックとか。とにかくデカい。まさに「重工業」という言葉がぴったり当てはまります。

神戸空港に着陸する飛行機が頭上を飛ぶ。
大好きな船と飛行機のコラボレーションに
興奮し過ぎて失禁寸前。

折り返しは西日を浴びながら

夕日に浮かぶ、川崎のドックとクレーン達

久しぶりに休日らしい休日でした。
詰めて追い込まれていたことから少しだけ開放、気分転換。

明日は文献の海にどっぷり浸かる予定です。
それでは皆様も良い日曜日を。

最低かつ最高のシーズン


忙しかった一週間の最後を締めくくるべく、日頃から鬼神の如くがんばってくれているプログラマF君と二人で、バリ出身のスタッフが作る本場のインドネシア料理。立地のせいなのか、僕達の入店が遅かったせいか、とても美味しい店なのに客が僕達だけという貸切の店内で、店員さんと一緒にWBCを視聴しながらナシゴレンやミーゴレン、春巻き、そしてビンタンビール。一昨年のバリ旅行を思い出しながら、エグゾーストな五臓六腑にビールが染み渡る最高の夜を過ごしました。日本も延長戦で大逆転勝利したしね!

お店はこちら
スタッフさんもめちゃくちゃ気さくで、良い店です。

店内貸切だったので、グル写してしまいました。

終電で芦屋まで帰って来て二軒。行く先々で友人や馴染みの人たちと出会えて色んな話ができるのも地元ならでは。気づくとAM3時まで。まあ、かなり久しぶりでしたから、たまには良いでしょう。


随分飲みましたが、この暖かさに誘われてすっきり目覚めることができました。娘たちと稽古事に行き、ランチ休憩で帰ってきました。とても気持ちいい天気。一年のうちで最高のシーズン到来ですが・・・とにかく花粉症が辛い・・・マスクに眼鏡に重装備。春は花粉症さえなければ大好きな季節なんですけどね・・・トホホ