何かを始めるのなら「今」である理由について


還暦を過ぎている母が「今、まさにこの時点が、人生の中で一番若いんだから、何かを始めるのは今しかない」というようなことを言っていて、お、たまには良い事言うな、と思ったのでした。(笑)

過去を振り返った時に「あの頃は若かった」と思うことはできても、時間を戻すことはできません。それは既に過去のことですから、まさに今この瞬間が「人生の中で一番若い」という瞬間になります。確かにその通り、時間という概念は面白いものですね。

アマゾンCEOのジェフ・ベゾズが、2010年のプリンストン大学での卒業スピーチでこのような事を語っています。「こちらのサイトから引用させていただきました:【No.75】Amazon.com CEO ジェフ・ベゾスの感動スピーチ(翻訳) in プリンストン大学 2010.05.30

“We are What We Choose”
過去の選択の結果が今の私たちを作っている。

“今の私達とは、過去に私たちが選択した結果なのです。
自分自身で素晴らしい物語を作りましょう。”

ジェフ・ベゾズの場合は安定した収入を捨てて、自らの熱意に従って行動を起こし、今のAmazonを築きました。今があるのは、全て過去の選択の結果である。であるならば、選択の日々において、人から与えられるものではなく自分の熱意に従った選択をしよう。という訳です。まさに卒業式のスピーチにふさわしい。

何かを始めるのに遅すぎることはない。
という訳で、「若い今しか」できないことを必死でやって行きましょう。


記事の内容とは直接関係ありませんが、散歩中の風景。