「いつも大体なんとかなっている」は、慢心につながる(寝坊)


日帰り東京出張。
7:06の電車に乗らなければならないのに、6:45に目が冷めました。もうね、目が覚めた瞬間、飛び起きるどころか心臓が口から飛び出ましたよ。あわてて飲み込みましたけど。15分で準備して無事に電車に間に合い、ちゃんと朝ごはんも買って新幹線に乗り込んでいます。起きて15分で家を出れる。こういう時、男で良かった・・・と実感。出張の日に限ってこういうことが発生します。前日の夜に「今日はここまでがんばろう、最悪、新幹線で少し寝れば良いし・・・」と気持ちを緩めて深夜まで起きていることが、いつも仇になる。良くない循環です。

あともう一つ、「どんな状況になっても、いつも時間に間に合っている。」
これが慢心に繋がっているのかも。「大体いつもなんとかなっている」これ、言い換えると「いつもギリギリ瀬戸際で生きている」ということでもあるので、大変危険。いつも背水の陣。ラッキーパンチだけで決勝戦まで来ました状態。

という訳で、こういうドタバタが起こる度に反省です。

今日の出張は1時間刻みで4件の仕事。
時間に全く空きがありませんが頑張ってきます。

2月最終日、皆様も良い一日をお過ごしください。

一日、一日を丁寧に塗りつぶして行く


気づくと3時。
ヨジラーの皆様とそろそろバトンタッチをしなければならない時間になってきました。おはようございます。って、まだ寝てない。

その日その日を丁寧に塗りつぶして行くことは、快感です。
「しなければならないことは明日に持ち越さない」とは昔から言われる鉄則ではありますが、これの真意は生産性向上だけでなく、ただ「終わらせると気持ちいい」という精神衛生的な部分と密接に絡みついているのではないか、いや、むしろそれだけなのではなかろうか、と考えています。
「気持ちいい」というのは人間の感覚によるものだから、非常に単純。この満足感、充足感は、その日寝る前にピークを迎えます。ああ、今日は良くやった!これで寝れる!という訳ですね。翌朝起床した時も、昨日からの持ち越しではなく新しいことから始めれる訳ですから新鮮で気持ちがいい。この「快感」が一種の麻薬のようになり、ワーカーホリックを生むのではないか、と、ふと考えてしまいました(飛躍し過ぎ)。
何はともあれ、僕もそろそろ寝ることにします。


タイトルはヤサグレていますが、深夜3時のボーっとした頭にはSmooth Soulがとても心地よいのでペタッとしておきます。

Sweet Coffee ~~ I Don’t Need You~~

それでは、今日はこの辺で。
数時間後から、また新たな気持ちでがんばりましょう。

少しだけ変化をつけてみる


昨夜もあまり寝ていないこともあって、なんだか流され気味の一日。朝から気合を入れて会議をして、それなりに句読点と強弱をつけているつもりだったけれど、夕方、あやうく某大手スポーツメーカーでのMTGをすっぽかしそうになりました。
外出中のMから16時前に「打ち合わせ遅れそうですー」との電話がなかったら、やばかった。急いで客先の担当者に「すいません!」と電話をかけると、「17時からで準備していますよ」と。1時間早かったから良かったものの、それにしても脳死状態。行ってみると、企画広報からデザインから商品開発の担当者が皆それぞれご多忙なのにずらりと8名もいらっしゃって、これですっぽかしたら大変なことになっていたな、と肝を冷やしたのでした。


全ては社内に導入しているGoogle AppsのCalendarに予定を記入し忘れていたことが原因。いかに自分がツールに頼って生活しているか。ちょっと愕然としましたね。もっと己の記憶に頼らなあかん。
なんだか流れが良くないような気がして、MTG帰りに靴屋に寄ったり、Loftで頼まれ物の買い物をしたり。行動に変化をつけると気分も変わるものです。2月は誕生月ということもあり、靴屋や服屋からキャンペーン葉書がたくさん届いていたのを、行く暇がなくてずっと財布にしまったままだったので、結果的に使えて良かったし。

さて、月曜日もあっという間に過ぎてしまいましたが、明日からまた心機一転、気合を入れてがんばって行きたいものです。しっかりしよ。

最後は地元で


朝からコーヒー6杯は飲んだ日曜日でした。
2〜3杯までが適量と言われているようですが、今朝は寝起きにドリップで2杯、午前中のカフェで1杯、昼に1杯、夜のカフェで2杯。こりゃあかん。特に胃が荒れるとか、気分が悪くなるということがないので、ついつい飲んでしまうのです。良くないね。

がんばったお陰で色々と片付いた日でした。
家の方も「お掃除デー」ということで一家全員お掃除に片づけ。僕はその合間をぬって家を出たり入ったり。最後はカフェで3時間集中。あまりに脳疲労してしまったので、血行を良くすべく、地元のBarでゆったりして帰って来ました。

かなり寒い夜でしたけれど、川沿いをゆっくり歩いていると明日からの活力が湧いてくるというものです。ウイスキーで体もほぐれました。2月最終週、かなり忙しくなりそうですが、しっかりがんばりましょう。

それでは、また。

逆光至上主義的写真


(出典:tomopedhia)

逆光至上主義(ぎゃっこうしじょうしゅぎ、ローマ字:Gyakko Sijou Syugi)

逆光至上主義(GSS)とは、逆光の写真が全ての写真の頂点に君臨するとする考え方。逆光原理主義(GGS)や、逆光裏面至上主義(GUSS)ともいう。多くの場合、その主張に技術的な裏付けは全くなく、誰でも撮れる簡単な写真を「いかにも」な写真に魅せることができるという意味で稚拙であると評価されている。GSS主義者の特徴として、逆光の写真ばかりを撮っては恍惚な表情に浸る、SNSやブログでシェアする、コンデジやデジイチなどではなく、iPhone等の携帯付随のカメラ機能で十分満足する、被写体は休日の海や水族館や子供(パパ写)などの、誰でも撮れるごく一般的な写真が多いなどを挙げることができる。

逆光至上主義的な写真の例

派生

逆光ではないが、ビルや建物の夜景を好んで撮るケースも多い。


tomopedhiaという大変に面白くないサイトで定義されていましたので、引用してみました。今日も良い天気ですね。子供達は明日友達を迎えるために家の大掃除、僕はひたすら仕事と勉強です。

では、皆様も良い日曜日を。

飲みは筋肉を鍛えているようなものだ


昨夜は打ち合わせの後、3軒しっかりと回ってかなり酔っぱらってしまったのですが、土曜日の朝ということでいつもよりも早めに起床しています。何度か言及していますが、以前に比べて「外飲み」の回数がかなり減ってきました。今週は木、金と飲みましたが、平日2回というのもここ最近では多い方かな、という感じ。そのような状況も相まって、少ない量でもすぐに酔えるようになりました。飲みは筋肉と同じで「鍛えられる」ものですね。筋トレを怠っていると筋肉痛になるのと同じで、飲みを怠っているとすぐに酔う(笑)。

さて昨夜は、米国の共通の友人を通して苦楽園の”A mistad”で劇的な出会いを果たし(その時の記事はこちら)、ここ1ヶ月半で急速に仲良くなってしまったなっちゃんと、男二人酒場巡りです。(以下の写真はなっちゃんのFBから無断転載・・・笑)

打ち合わせの後に向かった一軒目は、西宮北口にある「よだきんぼ」宮崎地鶏の店。宮崎本店以外には、東京と西宮しかないというこのお店。ここのチキン南蛮が最高!というので楽しみに待ってましたが・・・本当に美味かった!

想像した一般的なチキン南蛮、そう、とんかつのように平べったいものではなく、どちらかと言うと唐揚げにタルタルソースをかけたような見た目なのですが、ちゃんとチキン南蛮。中はとてもジューシーで美味でした。

もちろん、刺身、地鶏焼などの定番メニューも充実。ここで生二杯と宮崎の焼酎をロックで二杯。

西宮北口で飲むということは本当に久しぶりだったのですが、少し来ない間に良い店がたくさん出来ているようです。色々開拓してみると面白いかもしれません。

その後、苦楽園に向かい、まずはA mistadへ。
なっちゃんのボトル、Makers Markを水割りで二杯いただく。やっぱりウイスキーとチョコの組み合わせは最高。マスター、スタッフの皆様も交えて非常に楽しい一時でした。

〆はTHE BARNS。紳士二名がゆっくりお話されているところへ泥酔野郎二名が入店してしまいました。はい、すいません。ここでは先ほどのお返しということで、僕のボトル Old Grandadを水割りで。この時点で結構酔っていたので、大好きなカキフライを食べそびれてしまった・・・後悔。

という訳で週の最後を金曜日らしく締めくくることができました。少し忙しい時期ではありますが、こういうワンクッションがあるから良い気分転換ができます。

この二日間は冷えこむようですが、皆様も良い週末を。

それはあくまでツールにしか過ぎない


先月からイギリス人のベテランSEが入社し、あるプロジェクトでがんばってもらっています。とにかく「真面目でフレンドリーで良い人」。日本での在住期間は5年以上、日常会話でのコミュニケーションは日本語で問題ないのですが、仕様の確認や進捗の確認、少し突っ込んだ話などでは、日本語でのコミュニケーションにも限界があります。そこで、日常会話は日本語+英語を交えて、突っ込んだシビアな話が必要な時には英語オンリーで、と、なんだか変な使い分けでやり取りしています。

しかし全ての社員が英語を話すことができる訳ではありません。皆とは日本語でやり取りしているので、うまく伝わらない時は僕が通訳的にブリッジをするような形を取っています(ちなみに僕の英語も決して褒められたものではないですよ)。無駄に時間を掛けるよりも、会議をまとめる方が早い。言葉はあくまで手段でしかないので、そこは迅速に対応するようにしています。

しかし仮に言葉の壁があったとしても、「人となり」は伝わるものです。先ほど、二人だけで突っ込んだ話をしましたが、彼の真面目で真摯な正確は仕事にも現れていますし、文化は違えど、本当に真剣に仕事に向き合ってくれているのがヒシヒシと伝わってきて、ちょっと感動してしまいました。今後の戦略のキーパーソンにも成り得る人材、期待せずにはいれません。
しかし、システム開発の場合、言語が世界共通というのは便利ですね。言葉が通じなかったとしても、コードで会話できる訳ですから。(ちなみにうちの日本人PGとは本当にソースで会話しているシーンも見受けられます 笑)


週も後半に差し掛かってきました。
今日は少し息抜きを、ということで、今から軽くお酒でも飲んできます。

それでは今日はこの辺で。

ヒューリスティックから発生するバイアスが生む情報発信


ライティング作業の一日。
自社、他社双方の製品プレスリリースとライティングを広報的立場として書いています。届けたい相手の顔を想像しながら何かを書く事自体は長いことやっているので慣れているはずなのに、どうしても「刺さる」言葉を探してしまうからタイピングする手が止まってしまいがち。「探してしまう」という表現を使ったのは、人の心は我々メーカーのような発信側、つまり「中の人」の想定通りにはなりにくい、コントロールが及ばないという事実があるからです。当たり前ですよね。受け手のコンディションによって受信する感度、捉え方は千差万別。情報過多の時代だから余計に、一方通行の都合の良い言葉は信用されにくいからです。

一昔前、バイラル・マーケティングという言葉が流行りました。マスメディアを使った企業側の一方的な情報発信が信用されにくくなった今、人はどこから情報を得るのか。それは、自分と同じ立場の「受け手」、その製品やサービスの利用者である友人や家族、隣人、ネット上での口コミなどによるというものです。それは今でも変わっていないと思います。僕も実際、情報収集の半分程度はベンチマークしているブロガーやTwitter、FBから拡散される情報です。自分と同じ感度を持ったアンテナの高い人々から利害関係なくキュレーティングされる情報は、当然ながら共感するし、吸収する。それがヒューリスティックな判断に基づくものやバイアスが発生していたとしても、です。人はヒューリスティックな生き物ですから仕方がありません。

しかし、こうした(自分も含めて)アンテナの高いブロガーやインフルエンサーを企業側が意図的にコントロールして都合の良い記事を書いてもらおうとすると、「クチコミ戦略」という意図が見え見えの稚拙なプロモーションになってしまいますし、ステマとも呼ばれかねない。白けちゃうんですよね。結局のところ、本当に良い製品を作って提供し、顧客満足やコスト削減、業務効率化といったバリューを生むしかないんですね。本当に良いモノは、それを使って満足した人の発信や拡散によって広がるもの。僕もブロガーの一人として、ここで紹介するもの、例えば、製品にしろサービスにしろ、音楽、お店、本、ニュース等は自分のアンテナに触れたものだけをキュレーティングしているに他なりません。強制されて宣伝したものなんて何ひとつないし、する気もしないというのが本音です。

という訳で、出来るだけリリース記事はフラットに淡々と、それでいて欲しい情報がシンプルにギュッとつまっているような質の高いものを目指しています。自分自身がブロガーである立場であるからこそ、出来るだけフラットな目線で見ようとしてしまうのが、良いことなのか悪いことなのか。笑


さて、美術館などで展覧会を企画する学芸員などをキュレーターと呼びますが、この記事「ジョン・マエダが語る『MoMAのヴィデオゲーム収蔵について』」ではMoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターの言葉が紹介されていますね。ここに出てくるのが本当の(?)キュレーターさんです。笑
それはさておき、とても良い記事でしたので備忘録も兼ねて紹介しておきます。

それでは今日はこの辺で。
今日も一日お疲れ様でした。
明日も一日がんばりましょうね。

スカスカの状態から何かを絞り出す時


一つ分かったことがあります。
スカスカの状態からは何も出ないということ。

仕事に追われているとインプットの時間が急激に圧迫されます。しかし習慣的なアウトプットは欠かすことはできないので、スカスカの状態でも何かを絞り出さなければならないというジレンマに直面します。仕事であれば、キャッチアンドレスポンスであったり、トライアンドエラーであったり、常にPDCAが回っている状態なので0から1ということはありませんし、あったとしても、ある程度の期間を有するのでリサーチフェーズというものが存在しますが、ブログは瞬発力が求められますので、どちらかというと即興の大喜利に近いものがありますね。

という訳で、ここ数日間は特にインプットは行なっていませんでした。つまり、ガス欠状態。で、ガスを注入しようと少し落ち着いた時間に気分転換がてらニュースサイトを回遊する訳ですね。

すると、こんな「どうでも良い」記事に出くわしたりします。

Man Orders World’s Most Expensive Starbucks Drink at $47.30 (Mashable)

はい、スタバで世界最高額の注文をした人の話(うん、どうでもいい)。47.30ドルものスタバのコーヒーって一体何?と疑問に思っていると、とにかくありとあらゆるトッピングをするようです。ベンチモカフラペチーノを48ショット、ソイモカに抹茶にプロテインパウダー、クリームブリュレのトッピング、バナナ2本、キャラメルフラペチーノチップスにバニラビーンズ。果たして美味しいのか?という疑問はさておき、目的が「記録を作る」ということであれば、さもありなん、という感じでしょうか。うーん、まあ、47ドル程度でニュース記事になって有名人になれるのであれば、それはそれで「美味しい」のかもしれません。


昨日のエントリーで港町の老舗バーについて少し触れたものですから、神戸飲み欲が高まっています。以前は元町で良く飲んでいました。人も少ない、店が閉まる時間が早い、人の引きも早い。梅田で働く僕にとってはその「寂れ具合」が良くも悪くも神戸らしくてとても居心地が良かったのを思い出します。中華街の裏路地や元町駅の北側の渋いBarで〆て帰っていましたっけ。あの頃はなんとなく敷居が高そうに見えたBar YanagaseやSavoy オマージュなどは、今なら自然に入れそうな気がします。

さて、今日は小雪混じりの寒い一日でしたね。
僕はもう少し仕事を続けることにしましょう。

皆様、一日お疲れさまでした。

路上で始まる何か


今日は一日雨ということで、こんな日に限って外出予定が入っておらず、会社の窓から優雅に外を見ながら、ワイパーを回しながら高架道路を走る車や傘をさして往来する人々に対して、砂粒のような優越感を持ったり持たなかったりしているのです(外出中の皆様、ごめんなさい)。

雨の日、デスクワークのお供にはやはりJAZZ、それも1950年前後の名盤をチョイスしてしまうのは「性」というものでしょう。気持ち悪いと言われようが言われまいが、しょうがないものはしょうがない。で、今日のチョイスはBill Evansの”On Green Dolphin Street“です。

アルバムや曲の批評はさておきですが、この「On Green Dolphin Street」、直訳すれば「緑のイルカ通り」となり、意味不明な言葉となりますが、地名や通りの名称というのは何かに由来しているものなので、この通りも「緑のイルカ」(?)に関係するのでしょう。そういや昔、ブラジル人の女性が「ブラジルにはピンクのイルカがいるのよ」と、とても自慢気に話していて可愛らしかったのを思い出しました。さて、ここで注目すべきはこの美しいジャケットです。

とにかく、こういう写真には弱い。
こんな通りなら何かが始まってもおかしくない。恋とかね。間違ってもバナナの皮を踏んですってんころりん、なんてことがあってはなりません。

「Street」という単語は曲名やジャケットに使われることが多いように思います。今パッと思いつくもので言えば、Bruce Springsteenの「Street of Philadelphia」や、達郎先生の「On the street corner」とか。

そして、ジャケットで言えば、もうこれしかないでしょう。

日本のジャズフリークに絶大な人気を誇る、Sonny Clarkの「Cool Struttin’」です。こちらは直訳すると「クールに気取って歩く」という意味になり、まさにジャケットのイメージそのまま。かっこいいですね。


週明け、多忙です。
ちょっと気分転換に書くつもりが、またもやだらだらと長くなってしまいました。こういう話をしていると(しかも外はしっとり雨ですし)、港町の老舗バーに行きたくなりますね。今からわざわざ神戸・元町まで行こうかな。なんて。

では、そろそろ仕事に戻ります。
今日はこの辺で。

Bill Evans On Green Dolphin Street (Full Album)