それはあくまでツールにしか過ぎない


先月からイギリス人のベテランSEが入社し、あるプロジェクトでがんばってもらっています。とにかく「真面目でフレンドリーで良い人」。日本での在住期間は5年以上、日常会話でのコミュニケーションは日本語で問題ないのですが、仕様の確認や進捗の確認、少し突っ込んだ話などでは、日本語でのコミュニケーションにも限界があります。そこで、日常会話は日本語+英語を交えて、突っ込んだシビアな話が必要な時には英語オンリーで、と、なんだか変な使い分けでやり取りしています。

しかし全ての社員が英語を話すことができる訳ではありません。皆とは日本語でやり取りしているので、うまく伝わらない時は僕が通訳的にブリッジをするような形を取っています(ちなみに僕の英語も決して褒められたものではないですよ)。無駄に時間を掛けるよりも、会議をまとめる方が早い。言葉はあくまで手段でしかないので、そこは迅速に対応するようにしています。

しかし仮に言葉の壁があったとしても、「人となり」は伝わるものです。先ほど、二人だけで突っ込んだ話をしましたが、彼の真面目で真摯な正確は仕事にも現れていますし、文化は違えど、本当に真剣に仕事に向き合ってくれているのがヒシヒシと伝わってきて、ちょっと感動してしまいました。今後の戦略のキーパーソンにも成り得る人材、期待せずにはいれません。
しかし、システム開発の場合、言語が世界共通というのは便利ですね。言葉が通じなかったとしても、コードで会話できる訳ですから。(ちなみにうちの日本人PGとは本当にソースで会話しているシーンも見受けられます 笑)


週も後半に差し掛かってきました。
今日は少し息抜きを、ということで、今から軽くお酒でも飲んできます。

それでは今日はこの辺で。