メールやSNSを利用していなかった時代のコミュニケーションを思い出すことができない


2月2日、37歳の誕生日を迎えました。
お祝いの言葉、プレゼント、数々のご親切をありがとうございました。

で、ふと考えてみると、ネットがなかった時代には(誕生日に限らず)どのように、お祝いの言葉をやり取りしていたのかと考えてみました。今があまりに気楽でやり取りのスピードも速すぎるため、あまり思い出すことが出来ないんですね。しかし、やはり手紙や電話が主流だったと思います。遠方に住む友達とは確実に手紙で文通。カードを送ったりね。海外に行った友人達とのエアメールは特に楽しいものでした。こちらから手紙を送って、先方からの返信を待つ。その間、早くても一ヶ月。シーズンに一往復ということもありましたっけ。まあ、今よりは確実にやり取りの流れは遅いですよね。

一口に「ネットがなかった時代」と言っても「インフラ」としてのネットと、SNSに代表される「サービス」が生活に浸透するようになったネットライフの二つに分けることができると思うのですが、SNSの登場によって、メールよりも更に気楽にメッセージのやり取りができるようになったと思います。親しい友人同士なら、携帯のメールで問題ないけれど、例えば仕事関係の延長で知り合った方々とは、どうしても仕事での付き合いが個人的な付き合いに勝る訳で、例えば誕生日メッセージのやり取りなんて、あえて携帯メールを使うことなんてないですよね。なんだか恥ずかしいし、唐突な気もするし。
そこでSNSの登場です。友達のBDがカレンダーでリマインドされているので忘れることはないし、お祝いメッセージも気楽にタイムラインに書き込むことができる。これなら、唐突さや照れ臭さも解消される訳です。この手軽さ速さは、手紙はおろかメールのやり取りさえ遥かに凌駕するものですよね。

いずれにしても、幾つになっても何かでお祝いして頂けるというのはとても嬉しいものですね!
僕が好きな言葉の一つ、聖書の伝道の書には「死ぬ日は生まれた日に勝る」という言葉がありますが、生まれたことに感謝しつつも、これから死に向かってどのように生きていくかが一番のテーマになる訳ですから、まずは今年一年、しっかりがんばって行きたいと思います。

今後共、どうぞよろしくお願いいたします。