感情移入とは、相手をリスペクトすることなのかもしれない


今朝、シェアされていた日経ビジネスオンラインの記事がとても良かったので紹介します。

コンビニのレジに立って分かった「相手目線」の大切さ
コミュニケーションの大切さ 岩瀬大輔編

御存知、ライフネット生命の副社長、岩瀬さんによる記事です。スーパーエリート街道を歩んできたかのように思える氏ですが、自信満々で受けた司法試験の口述試験に落ちた時の理由が、自分が採点する側になって始めて分かったこと、株主のS&Iの担当者に誘われてセブン-イレブンでバイト経験をした時に、お客さんが誰一人、レジ店員である自分と目を全く合わせてくれなかった辛く寂しい経験から、「相手の眼鏡で物事を見る」ことの大切さを学んだと語っておられます。

相手の眼鏡で見るということは、相手目線に立つこと。相手目線に立つということは、相手の生き方、人となり、歩みをリスペクトすることから始まる、とあります。本当にその通りだと思いますよね。相手が誰であってもリスペクトする気持ちを忘れなければ、言葉ひとつ、会釈一つ、目線一つ、変わるはずです。

僕はまだまだこの部分について情けないほど未熟なのですが、仕事する際に必ず意識しているのは、相手の製品、サービス、企業文化をまず好きになる、ということです。つまり当事者意識ですね。この製品、サービスの良さをどのようにしたら顧客に伝えられるのか、この製品を導入すると、クライアントにはどのような利点があるのか。こういうことを考えていると、自然に相手のことが好きになるし、良い仕事が出来ると信じています。感情移入はリスペクトから生まれる。氏の考えはストンと腹落ちしました。

目線が変われば、見える景色も変わる。
明日からもまた、新たな気持ちでがんばって参りましょう。