あきらめたら、そこで試合終了だよ


昨日から少し忙くしていたら、いつの間には外は雨じゃないですか(知ってましたけど)。グッと集中しているといつの間にか外が暗くなっていたので、ちょっと息抜きがてら、備忘録として昨夜感じたことをメモしておきます。

経営戦略上、海外電子系の商社とアライアンスを結ぶことが必要になり、その候補として上がったのが米国の某大手商社。兼ねてから事業内容を含めて協業できそうな可能性を感じてアライアンスを組みたいなという希望を持っていましたが、いきなりヘッドクオーターにアポを取るのは無謀。かなりクローズド体質の企業なので、外部と提携することは困難であるとの情報もあり。その上、日本にブランチは存在しない。どうしよう。

そこでまず、日本で彼らから業務を委託されている会社に直接アポを取り、我々のプランを本社に説明したい、何か情報をいただけないかとアプローチしてみたのです。しかし返答は、想像の通り。紳士的な対応だけどドライにシャットアウト。やはりな、前例ないしな・・・と諦めていたのですが、ボスの「もう一回トライしてみたら?」の一言で再度連絡をし、なんとかアポを取ることができました。訪問して話をしてみると可能性を感じていただけたようで、ヘッドクオーターの上層部を紹介いただき、そこからメールでの連絡開始。うちのグローバルエンジニアの活躍もあり今は開発中の新システムのアーリーアダプト的な役割をすることで合意しています。

昨夜、コネクトしていただいた方と会食しました。あの時の「リトライ」がなければこうして一緒に酒を酌み交わすこともなかったよね、と話ながら、超多忙な本社の社長が非常に興味を持ち、関連部署に「日本のあの会社との話は進んでいるか?」と担当部署に打診があったりしたとの後日談なども聞けて、嬉しかったのです。今年はやっぱり固定観念で動いたら良い結果は出ない、あきらめずにトライし続ければ必ず成果が出る、と再認識しました。諦めたらそこで試合終了だよ。


今夜は今夜でシンガポールのパートナーと会食。久しぶりにインド人マネジャー(強面だがめちゃくちゃ気さくで面白いオジサン)に会えるので今からとても楽しみです。

それでは、また。