列に並びながら夏を感じる


地元の水練学校に子供たちを通わせるため、申込場所に並んで来ました。
水練学校というのは、市や教育委員会がバックアップしているNPO法人で、夏休みに小学生を対象に行われる水泳学校の事です。ちなみにこの学校、創立65周年。一期生の方が当時10歳だとしても、今75歳。卒業者には国会議員やヅカスターなど。歴史を感じますね。

この水練学校、今でもかなりの人気。12時に申込み開始ということで、10時50分に並んだのですが定員450人に対して僕は既に300番台。子供の友達たち7人分の申込書とお金を持って並んでいる訳ですから、責任重大です。ちなみに昔は子供の数も多かったし、今のようにスイミングスクールもたくさんあった訳ではなかったので、このような水練学校は大変な人気で、夜中の2時からお父さんが並び始め、7時にお母さんにバトンタッチして、自分は仕事に行く、という時代もあったそう。先生も今の倍ほどの人数で対応されていたそうです。すごいですよね。

僕も1時間半は並ぶことを想定したので、本にイヤフォンを持参していたのですが、不快指数100%のジメジメした中、立って並ぶのはさすがにこたえました。昔のことを思うと全然楽なんでしょうけど。なにはともあれ、このような伝統ある水泳学校がいつまでも支持されているというのは何だか嬉しいことです。


天気予報ではスカっと晴れるんじゃなかったんかい!と心の中でぼやきながら、文献に埋もれ、PCに向かってテクストの海にダイブ中。たまに外に出て、降る雨を眺めたり。明日で山を超えるので、今日は我慢してこんな一日です。逆にこのような天気だからこそ、諦めもつくというもの。スカッと晴れていたら、この映像のビル・エバンス先生のようにネコ背になってうなだれてしまうことでしょう。

Bill Evans “Peace Piece”

全てまるっとごりっとお見通し


以前友人に、「tmkが忙しいかどうかはすぐに分かる。ブログにYoutubeの貼り付けが増える時はそうでしょ」と言われたことがある。全てお見通し。確かにサクッと貼ってそれなりに形になるyoutubeは忙しい時の強い見方である(開き直り)。

そして、もう一つ。
会社のデスクがどんどん散らかってくるのだ。

これはいかん、と、業務が落ち着いた夜に書類と資料の山の整理を始めた。一旦はきれいになるのだけど、その内、「Every time my tasks increase, my desk get massy again.」になるのである。それも人間性ということで。


人間性、人間らしさ、は英語で「Human Nature」.
あ、またペタってしもうたで。

Keiko Lee – Human Nature

今週も一週間お疲れ様でした。
天気は回復するようですね。

それでは皆様良い週末を。

幾つかのインスパイア


ツングースカ大爆発の原因が解明されたとのこと。

これまで原因が不明とされてきた、105年前の「ツングースカ大爆発」。このほどウクライナ、ドイツ、米国の科学者のグループが、隕石の微小な残片を確認した。(Wired.jpから)

ツングースカ大爆発とは(Wikipedhia)

105年前に起こったことを解明するという科学者の執念に感銘。人類の歴史、地球の歴史、果ては宇宙の歴史と比較すると、それは「ほんのついさっき」という程度のことかもしれませんが、今生きている人間からすると、100年を超える時間軸というのは「寿命」と「世紀」という単位で図るため、その年月のイメージは遥かに長いものと感じます。専門的なことは分かりませんが、広範囲の影響箇所の中から微量の物質を発見して解析するという作業の膨大さは容易に想像できます。しかし、この105年、これほど大規模な隕石衝突は起こってないことがラッキーなのかなんなのか。落ちた場所がシベリアだったから死者は出なかったとのこと(詳細は不明)ですが、都会だったらどうなっていただろう、と思うとゾッとしますね。先日のロシアの隕石落下では、怪我人もたくさん出ました。まあ、地球規模から考えると「都会」にピンポイントに落ちる確率の方が遥かに低いとは思いますが。


大阪の山中にある、某メーカーの工場に見学と取材に行って来ました。
山間にあるこの場所、駅からの交通手段がほぼないに等しいため、最寄駅から先方に送迎していただきました(感謝です)が、自然に囲まれた環境の中で高い技術力を保有し「ものづくり」を行なっている方々を見ていると、「先端技術と自然と歴史」の融合とギャップを感じ、魅力的に感じます。以前、「朽ちるものが放つ美しさ」という記事をエントリーしましたが、その感覚と似ている。ギャップが放つ美しさ。働いておられる方も生き生きとして、とても親切な方ばかりでした。自然という環境が人をそうさせるのでしょうか。精密な仕事をして、時折社外に出て外の景色に目をやる。その景色が山と深い緑であれば、良い気分転換になりそうです。


昨日と今日、梅雨空に時折ゲリラ豪雨が降る嫌な天気です。
幸い、その豪雨の時間は屋内にいたので良かったですが、外を歩いているとエラいことになっていたでしょう。雨が降らなければ心配になるし、降れば降ったで鬱陶しいし、人間って勝手な生き物ですね。

さて、明日は金曜日。
週末は晴れそうです。最後のラストスパートがんばりましょう。

ちょっとDianaが続きます。
How Can You Mend A Broken Heart – Diana Krall

久しぶりの地元飲みとDiana


遅い時間、仕事終わりの23時前くらいから親友と合流して地元でウヰスキー。

地元は落ち着く。
久しぶりの地元で、芦屋日記からカラオケのある店へと。何かしら繋がりがあって面白い。人と人の繋がりは縁である。スタートが遅かったので、今日は余り飲まなかったけれど、これくらいが丁度いい。


Rei Inamoto氏のTwitterでのフレーズがとても良かった。

「If money is the solution to your problem, you are solving the wrong problem.」

本当にその通りだと思う。
忘れてならないのは、moneyではなく、creativity。


最近、JAZZ好きの人と話が弾む。
で、割とお薦めするのが、こちら。

Diana Krall – Look Of Love (Live In Paris)

Diana KrallはBerkeley音楽学院を卒業後(小曽根真さんと同期)、最も成功したJAZZプレイヤーの一人。僕は、このLive in ParisはDVDを買う程好きなんです。エルビス・コステロの奥様としても知られていますね。

Diana Krall/Live In Paris [DVD]

Diana Krall/Live In Paris [CD]

悪い大人を見てホッとすることもある


お酒の失敗とか、ああ、無駄金使っちゃったな、とか。
まあ、馬鹿に塗る薬はないってくらい僕も、色々とやらかしてきました。

最近は多少おとなしくなっているものの、たまに失敗しては、ああやっちゃった、と多かれ少なかれ落ち込むことってありますよね。そんな時は「はるかに悪い大人」を見て安堵を覚えることも良し。最近読んでいる本の一つが伊集院静さんの「大人の流儀」。大人の男とは、昔ながらの豪傑、粋とは・・・ということが、いかにも伊集院さん的な視点で春夏秋冬に分けてエッセイ的に書いてある本です。格好いいな、確かにそうだよな、と思うこともあるけれど、正直、「悪い大人」ってこんなものなのだな、という以外に感想はありません(笑)。酒、博打、ゴルフ、仕事、冠婚葬祭時の振る舞い・・・根が真面目(自分で言うな)な僕からすれば無茶苦茶やん、と思うこともたくさんあるけれど、どこかで「ああ、こんなんでいいんだ。こんな大人もいるんだ」と納得できる(無理に納得させる)材料になり、どこかで安心することができるのです。自己肯定の材料にはならないけれど、悪い大人を見て、自分の失敗の小ささを実感する。たまにはアリだと思います。


久しぶりに今宵は新大阪の「キャプテン翼スタジアム」でフットサル。
夜風に吹かれて気持ち良い。
やっぱり運動が心身共の健康維持には最適ですね。