列に並びながら夏を感じる


地元の水練学校に子供たちを通わせるため、申込場所に並んで来ました。
水練学校というのは、市や教育委員会がバックアップしているNPO法人で、夏休みに小学生を対象に行われる水泳学校の事です。ちなみにこの学校、創立65周年。一期生の方が当時10歳だとしても、今75歳。卒業者には国会議員やヅカスターなど。歴史を感じますね。

この水練学校、今でもかなりの人気。12時に申込み開始ということで、10時50分に並んだのですが定員450人に対して僕は既に300番台。子供の友達たち7人分の申込書とお金を持って並んでいる訳ですから、責任重大です。ちなみに昔は子供の数も多かったし、今のようにスイミングスクールもたくさんあった訳ではなかったので、このような水練学校は大変な人気で、夜中の2時からお父さんが並び始め、7時にお母さんにバトンタッチして、自分は仕事に行く、という時代もあったそう。先生も今の倍ほどの人数で対応されていたそうです。すごいですよね。

僕も1時間半は並ぶことを想定したので、本にイヤフォンを持参していたのですが、不快指数100%のジメジメした中、立って並ぶのはさすがにこたえました。昔のことを思うと全然楽なんでしょうけど。なにはともあれ、このような伝統ある水泳学校がいつまでも支持されているというのは何だか嬉しいことです。


天気予報ではスカっと晴れるんじゃなかったんかい!と心の中でぼやきながら、文献に埋もれ、PCに向かってテクストの海にダイブ中。たまに外に出て、降る雨を眺めたり。明日で山を超えるので、今日は我慢してこんな一日です。逆にこのような天気だからこそ、諦めもつくというもの。スカッと晴れていたら、この映像のビル・エバンス先生のようにネコ背になってうなだれてしまうことでしょう。

Bill Evans “Peace Piece”

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