トピックが偏ってしまうのだけれども。
24時間あるうちの、大半の時間を仕事に費やしている訳なので、
これも仕方がないのかもしれない。
という訳で仕事の話。
先週、
電通がオプト株の30%を取得したというニュースが流れたが、
WEBインタラクティブマーケティングの再編が、
大手主導で始まったなという感が否めない。
一昔前は、
「WEB」はインターネットという新しいマーケットで、
独自の存在感を築くという見方があって、
それはある種の「楽観論」的風潮を生み出したのだけれど、
やはりというべきか当然というべきか、
インターネットはメディアに他ならなかった。
サービスの形は色々あったとしても、
「物販」と「会費」、「利用料」以外は、
プロモーション効果と「広告収入」に依存する。
収益モデルは、
TVや雑誌と真髄は同じな気がしてならないのです。
瞬時にマーケティングができ、
ユーザーの動向が確認でき、
会員を囲い込むことができ、
データを細かく分析でき、
無料で何でも提供でき、
一個人商店が、上手くやれば物を販売できる。
ロングテールなビジネスモデルも、
「金があれば」実現できる。
そういったメディアの下に、
建設業界並みの孫請け、曾孫受けというような、
ゼネコン方式の下請け制作会社がぶらさがっている。
制作会社は、
TV番組と違って、WEBに限れば参入障壁が低い。
その分、業界内の入れ替わりも相当激しい。
去年から今年にかけて、僕が知っているだけで、
関西の「大手」と言われるSI企業が二社も倒産した。
手広くやり過ぎた、
「Google」のマネをし過ぎた・・・
などなど、要因はきっとたくさんあるのだろうけど、
制作業界は、これから益々競争が激化し、
厳しくなっていく。
サービスに関しても、
ネットユーザーの滞在時間という「パイの取り合い」の
上で成り立つわけだから、
競争が激化するのは必然的だと思うのです。
企業も個人も、
コアコンピタンスを見直すべき時に来ているのかな。
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プロモーション
デザイン、アート、
技術、R&D
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メーカーでも絶対にそうだし、そうでないならなおさら、
コアコンピタンスを再確認し、
そこだけをブラッシュアップすることに、
まずはリソースを注入しなければならないのですね。
ミクロな観点でも同じ。
個々、それぞれ、自分がどうなりたいのか、
業界内で何で食っていくのか、
はっきり胸を張って言えるように、
日々自問、な今日この頃。
目線を上げて、もう一歩前へ。
足場固めて、それでいて、
ワンステップ上から物を見てみよう。
細かいことは一切抜きにして、
当たり前のことなのだけれど、、、
がんばります。