月間「沈考」付録・音のルーツを探る旅「NY編」

月間「沈考」※7月号付録として、

自分自身の音楽的趣向のルーツを探る旅へ。

※(月間「沈思黙考」シリーズの省略版「沈考」(チンコウ)は、

天才シナリオライター・デザイナーのrin 先生から頂いた。

どうもありがとうございます。)

好きな音と聞かれると、枚挙にイトマがないほどの音好き(雑食)。

ラテンハウス、ボッサ、クラブjazz、ラウンジ、チルアウト、ディープハウス、

R&B、ソウル、ゴスペル、テクノ、エレクトリカ、

ドメスティックなカラオケで歌えるポップスから六甲おろしまで・・・

でも、無人島に持っていくとしたら?

やっぱり、JAZZ。

jazz好きって言うと、「カッコつけ」とか、「お洒落ぶりやがって」とか

言われるかもしれんが、ここであえて言う。

そう、お洒落ぶりたかったから。

逃げも隠れもせん。その通りである。

佐藤カシワばりの潔さ。←(笑える人だけ笑って)

それも、中学生の時。

思えば、jazzへの最初の入り口はNYへの旅だった。

両親に初めて連れて行ってもらったNY。

確か、中学2年の頃。

旅に出る前にはガイドブックをむさぼり読む習性があった

当時の自分は、NYジャズクラブガイドのページに釘付けになる。

名前だけしか聞いたことのなかった

「BlueNote」「VillageVanguard」「BardLand」・・・

うわっ・・・なんかカッコイイ・・・・。

衝撃的な印象。

中2の童貞が名門クラフでJAZZを聴ぎに行ける訳もなく、

NYの旅ではJAZZはスルーしたが、

いつかNYでJazzを聴いてやる!との思いは強く、

中、高で英会話の勉強を必死でし、駅前に留学し、

卒業後は(結局実現しなかったが)、

NYの某大学に行く話も具体化したくらいである。

とにかく住みたかったのだ。

(決して、ミュージシャンになりたかった訳ではない。)

こんな普通じゃない青春時代を過ごしたためか、

疲れてきたり、精神的にアレになると、

JAZZを聴いて、甘酸っぱい思い出に浸り、

妄想の中のトリップをする。

という訳で、今夜はコレ。↓

ビレッジ・バンガードと言えば、レジェンド「ビル・エバンス」御大。

Bill Evans Trio
Sunday At The Village Vanguard

Bill Evans Trio
Explorations
完全にヤラれる二枚。無人島級。
久しぶりに引っ張り出してきたが、昇天。

夢見てた頃の自分にタイムスリップ。