偶然という名の必然。
最近つくづく感じることだが、
いい空気の集団には、いい人財が集まる。
たとえば、会社。
いささか、手前味噌な話になるが、
我社は、本気で世界一を狙っている人間集団である。
会社規模からすると、ある意味滑稽に聞えるかもしれないが、
これがビックリすることに、皆、真剣である。
社員同士の休憩中の会話、食事中の会話、
ほとんどが、アイデアのブレスト。
出来ないことを考えるのでなく、
出来ることしか考えない。
いかに市場を押さえるか。
どうすれば、100億に到達できるか。
ビジネスの会話がほとんどである。
それは、切り替えが出来ないとか、
問題が多いという訳ではなく、
マネジャー、リーダー、スタッフ関わりなく、
それぞれが、常に数字を意識しているからである。
そして、その為には決して、手を抜かない。
数字を意識するのは、当たり前だが、
意識の仕方には2通りある。
「新規事業で、初年度1億、次年度2億で、
三年後には5億に持っていこう」
という意識と、
「三年後に10億。では、初年度、
どのような動き方をすればいいか。」
という逆算の方法では、
個々の動き方が随分変わってくる。
目線が高い人間は、会社で同じ時間を過ごしていても、
その「質」が変わる。
もちろん、個人個人でレベルは様々。
大切なのは、
会社がどこに向かっているか、
全社員が即答できることが不可欠。
さて、
本日から、我が部署にまた一名、男が配属される。
少数精鋭部隊だからこそ、個々の負担は重い。
だが、風通しの良さとフットワークの軽さは並ではない。
そして男臭さも並ではない。
黙々と、
ルーチンワークをこなしているようで、
彼らの目線は、確実に世界に向いている。
悩んでいるように見せかけて、
覚醒している。
山を登れば、景色は変わる。
さあ、世界を見よう。