改めて思う、「引き算」の美学。

怒涛の一週間が過ぎ、

金曜日の晩は、親友と会食。

話してて改めて思ったこと。

「何がしたいか」

答えが明確な人間は、とても魅力的です。

ある意味、この答えにたどりついている人間は、

比較的少数かもしれません。

日々の仕事や生活に追われ、本質を見失う。

本当にしたいことを押し殺して、生活のためだけに働く。

悲しいけど、これが結構現実だったり。

もちろん刹那的な見方の一方で、

今ある状況のなかで、ヤリガイを見出して楽しめる人もいます。

その「明確さ」に関して、

今読んでいるマーカス・バッキンガムの本の一文に、

こんな興味深いフレーズがありました。

継続的な成功の秘訣は、

「自分がしたくないことを見つけ出し、それを辞めること」

前後の文章を掲載しないことには、

この文章の本質は見えないかもしれませんが

結局のところ、前進し、成功を継続的におさめるためには、

この要素が必要だということです。

【300ページの本をここでまとめるのは、

いささかナンセンスなので割愛しますw】

恐らく関連してると思われますが、

スティーブ・ジョブスは別の言い方で「成功」をこう言い表します。

「好きなことを仕事にするまで、落ち着いてしまってはいけない。

見つけるまで、探し続けることだ。」

確かにその通りです。

「明確さ」とうのは、スタンドアローン的に見ても、

組織的に見ても非常に重要で、明確であればあるほど、

しなければいけないことが非常にシンプルに見えて来ます。

いかに、ややこしいことをそぎ落としていくか。

ビジネスにおいても、デザインにおいても、

「引き算」していけば、

目的や、本質がたやすく見つかるかもしれません。

そんなことを考えながら、

駅から徒歩40分の道のり(上り坂50%)をタクシーではなく、

歩いて帰りました。

ちょっと後悔しました。_| ̄|○