さすがにごっついわ。

日清カップヌードルの新プロモーション。

「カップヌードルは若者の"自由の象徴"である。」

をコンセプトに、

大友克洋監督とのコラボでTVCF&長編DVDによる、

プロモーションです。

日清食品らしい、素敵で斬新な試みですね。

まずはコレを↓

カップヌードル「FREEDAM」プロジェクト

さて。

「インスタントラーメン」と「近未来社会」の融合というのは、

非常にインパクトがあります。

何故か?

「インスタントラーメン」から連想するものといえば、

お茶の間

小腹が空いた

学校の部活帰り

など、ごくありふれた「日常生活」です。

ところが、このプロモアニメの時代設定は、23世紀。

しかも地球ではなく、月共和国。

「地球への自由な渡航」と、

「科学技術の研究の自由」を夢見る、

月面社会に生きる若者たちの物語・・・な訳です。

一見、茶の間と23世紀という未来の月社会との間には、

何の共通点も見出せないかもしれません。

ところが、「カップヌードル」という一商品を介すると、

200年超という膨大な時間の溝は一瞬にして埋まります。

「非日常が日常に」

「一杯のカップラーメンから、

時空を超えた壮大なドラマが生まれる」

こんなの見せられたら、

カップヌードルも、気楽に食べれません。

コレ食ったその日から、オレの人生変わるの?

今食ってる物って、もしかしたらトンでもないものなんじゃ?

とか考えてしまいます。手が震えます。

スプー、あ、いや、スープがこぼれそうになります。

これが、日清の戦略。

ウマいです。いろんな意味で。笑

一応断っておくと、これ、全て僕なりの解釈なんで。^^;

ポイントが大幅にずれている可能性がありますが、あしからずww

PRはしっかりしたコンセプトとインパクトが重要ということを

再認識させられます。芯が通ってる。骨太。

あ、「骨太」ってのも、日清の新卒採用のキーワードでしたね。

うーん・・・見事にハメられてるな・・・ww