なんで「男はつらいよ」のテーマなのか。

僕にはクセがありまして。

それは、気分のいい時に必ず「男はつらいよ」のテーマを口笛で吹いてしまうことです。でも、最初のメロディしか知らないので、そこだけをひたすらエンドレスループです。

なんで寅さんのテーマなんだろう。

恥ずかしい話ですが、日本の映画史上に燦然と輝く不朽の名作でありながら、ちゃんと見た事はありませんし、だから「寅さん」の生き方が格好いいとかいう認識にも至っていない状態だから、「憧れてる」ということもないんですけどね。「男はつらいよ・・・。」とか言う程、何かに辛いわけでもありません。むしろ、洋酒カランといわせながら、美人の前でそんな言葉を溜め息交じりに発したいくらいです。

じゃあ、何故?

自分なりの分析の結果、思考とは裏腹に、肉体は「放浪の旅」を欲しているのではないだろうか、という結論に達しました。

気分のいい時というのは、大抵何か仕事が終わって「ホッとしているとき」が多いですよね。つまり心に「余裕」がある時です。コンクリートジャングルで生きている自分にとって、「放浪の旅」というのは、一種の「リセット」なのかもしれません。かといって、仕事中にいきなり「放浪の旅」に出るわけにもいかないのでせめて、気分だけでも、ということでしょうか。

皆さんは、どのような「リセット」方法、使っておられますか?