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夜、会議が一段落した後、
「ちょっとカツオ食いたいな、行くか」と、
我が社の社長の一声。
オフィスから歩いてすぐのところに、
某電鉄系の大きなホテルがあり、
その地下食堂街に土佐料理の店がある。
急いで用意して向かうも、ラストオーダーの時間を
過ぎていたため入店できず。
気分を変えて、
阪急下のカッパ横丁の魚の店へ。
ここ、かつおのたたきは
まあまあだったけれど他の料理が旨かった。
お刺身も◯
かつおのたたきは、
二年前くらいに高知で食べたあの味が舌に染み付いて
いるため、大抵どこで食べてもイマイチ。
高知の人(に限らず魚の旨い県)が大阪で
魚を食えないとおっしゃっている意味が
分かる気がする。
全然違う。
焼き鯖の棒ずしも別格に旨かった。
さすがにあれを大阪で求めるのは筋違いだし、
大阪は大阪で旨いものがたくさんある。
鯛やタコは神戸の西にある明石が有名だし、
隣県の和歌山の魚は、大阪でも味わえて美味しい。
しかし、かつおは特別。
鮮度が命なんでしょうね。
いつか、また高知に行って
本場のたたきを食べたい。
日別アーカイブ: 2011年10月20日
個展
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土曜日だったが出社。
ここのところ、毎週出社している。
土曜出社は好きだ。仕事や会議に集中できる。
業務が立てこんでいて、平日に吸収し切れないことも
本当にありがたいこと。
さて、
仕事の合間に一時間だけ会社を抜け、
旧友のMが開催している個展を覗きに行った。
場所は中崎。
うちの事務所から徒歩10分以内のところにある。
Mは元々デザイナーで、
東京に引越してから広告会社でディレクター
として活躍していた。
その後、プロのフォトグラファーTさんと結婚し、
昨年出産したという訳。
大阪時代から良く知っていたが、
そんなMがママになってかわいい娘の個展を
開催しているなんて不思議だし、嬉しい。
とってもキュートな娘ちゃんの一周年を記念した個展。
ご主人がプロの腕で撮りためた写真の数々。
娘ちゃん、贅沢だよ。笑
残念ながら開催は昨日まで。
いいものを見せてもらいました。
ありがとう(^-^)
街の魅力
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取引先と会食。
まだ「寒い」とまではいかないが、
鍋が美味しい季節になってきた。
取引先の担当者さんは、
同じ地元に住んでいる方。
大阪に住んでいたのだけど、
生まれてから子供の頃まで住んでいた苦楽園が忘れられず、
結婚して子供ができた暁には戻ってこよう、と、
ずっと考えていたそう。
今は夜景の美しい山手に家を建てて住んでおられる。
大阪で一軒行き、
一緒に地元に帰って苦楽園バーンズへ。
最近は週に一度ペースになっている。
(めちゃくちゃ居心地がいいんだ)
地元で飲んでいると、
「苦楽園に帰ってきた」という方にちらほらお会いする。
海と山の距離が近く、風光明媚で、
神戸、大阪にも電車に乗れば15分で行ける。
こんな場所、他にない、とおっしゃる。
確かにそうかもしれない。
僕はずっとここで生まれ育っている。
今は芦屋に住んでいるけれど、
芦屋、苦楽園という、隣接した地域、
車ですぐに行き来できる距離でも、
少し雰囲気が違う。
僕はどちら、と言われれば
苦楽園の方が好きだ。
理由は分からない。
実家があるからかもしれない。
なんとなく、アップダウンがあって道も細く、
場所によってはごちゃごちゃしていて、
自然が近いから・・・かもしれない。
「隠れ家」のような雰囲気もあるし、
老舗のお店も多い。不思議と落ち着く。
だから、平日でも寄り道してしまう。
JRに乗れば新快速で15分で帰れるのに、
わざわざ時間がかかる阪急に乗って夙川まで行き、
甲陽園線に乗り換えて苦楽園で
飲んで帰ったりする。
街も、店も、
不思議な魅力を持っている。