生活に溶け込むサービスとアプリ


iOSアップデートに伴い、今まで使用していたTwitterクライアントアプリが正常に動作せず、当分そのまま放置してTwitterから遠ざかっていたのですが、新しいクライアントを入れたため、またTLが追えるようになりました。最近、自分からはほとんどツイートせず、Twitterの主な用途は情報収集一辺倒と化していますが、久しぶりにカムバックしても、相変わらず日々ツイートしている著名人アルファの皆さん、インフルエンサーの皆さん、すごいですね。それだけ日々、インプット+アウトプットのフローを繰り返している訳で(あくまでTL上では)、それはそれですごいエネルギーだと思います。


僕のように一日一度ブログを更新するだけでも、そこそこの労力を使うのに(しかも週明けは時間に追われていて更新滞りがち)、常に良い情報をキュレーティングして投稿していることって、たとえ140字で気楽だしね〜と言う人がいたとしても結構大変なことだと思うんですよね。ある一定期間、習慣化してしまうとそれ程でもなくなるのですが、一度離れてしまうと「何をつぶやこう」と考えてしまう。考えてしまうと、もう離れてしまってウォッチャーとなってしまうんですよね。TwitterやFBでも、あ、これ投稿しよう、と常にアプリやプラットフォームの存在を意識しておかないとモチベーションは働かない訳で、生活に密着し、意識の中に入ってくるまでになるアプリの力はなかなか偉大であると考えずにはおれません。逆にベンダーの方からすれば、「生活に溶け込み、習慣化させるアプリを作れば勝ち」という訳です。SNSの流行り廃れは3年〜5年タームと言われていますが、次にどんなサービスが現れるでしょうか。それはそれで楽しみではあります。


SNSは数多くあれど、そこでの滞在時間が徐々に少なくなってくるのは自然の流れ。やはり最後はリアルな人間関係に行き着きます。かつてあれだけ盛り上がっていたmixiやgreeのコミュニティは今や閑散としていますし、先程の話ではないけれど、僕が見る限りTwitterやFBで情報発信をしている人の数、滞在している人の数も徐々に減って来ているような気もします。自分も含めて。しかし一度でも直に会った人とは時間が経過しても人間関係は維持できる訳だし、至極アナログではあるけれど「人間関係の構築は会ってなんぼ」のもんでしょう、と、今更ながらに実感しているところです、うん。それにしてもmixiのコミュニティにいた面白くて楽しい人達はみんな元気にしているだろうか(遠い目で

それでは、今日はこの辺で。
皆様も暖かくしてお過ごしください。

そしてTVに映し出されるフィリピンの子どもたちも、どうか、どうか生き延びて。

雲の切れ目にK-7とMe323


ピアノ演奏の音色に耳を傾けて優しい気分になった後は、空に浮かぶ分厚い雲を見上げて「あの中からどんな飛行体が現れるのだろうか」と空想に浸ってみたり。そんな日曜日。

飛行体というと、僕の興味を惹きつけて止まないのが、プロペラ機の帝王カリーニン7メッサーシュミットMe323の二巨体。巨大ダムや発電所、橋など、人は巨大な人工物に惹かれるという特性を持っていますが、その中でも飛行機、しかもプロペラ(間違えてもジェットエンジンではありませんよ)であのK-7の巨体を持ち上げようとした1930年代の旧ソ連の技術(翼の中に120人以上収容できるらしい。意味不明だ)と、ナウシカのバカガラスそのままのドイツ軍Me323ギガントの異様な風貌は、メカフェチの興味を惹きつけて離さないものとなっています(いや、僕だけか)。

カリーニン7のCG画像(http://englishrussia.com/より

メッサーシュミットMe323ギガント(Wikipedhiaより)

本当は眠気を覚ますために外出したはずが、こんな飛行機のことばかりを考えて一向に学問が進まないという状況に陥ってしまうほど、今日の厚い雲の影響は大きかったのかもしれません。とりあえず、ホットコーヒーを飲むとしよう。

琥珀色の時間


普段、Barで飲んでいるウイスキーを自宅で飲める幸せ。

まずは仙台のお土産でいただいた「宮城峡10年」をストレートで。ガツンと鼻に抜けるシングルモルトの芳醇な香りがとても贅沢。一週間の疲れを一瞬で癒してくれるグラス一杯のシングルモルトってまるで魔法のようなお酒です。

こちらは地元の「山崎12年」。

やはりストレートで。山崎独特の、バニラ香のような深みのある樽の香り。ああもう至福。
たったグラス一杯の琥珀色の液体で、これだけ語ることができて疲れを癒してくれる。ウイスキーを題材にした本や小説がたくさんあるのも頷けます。夜はじっくりとシングルモルトウイスキーと小説で。

車窓、移動、フライトミュージック


二日連続、新幹線の車窓から。
全ての行程を終えて午後からの会議に間に合うように帰途についています。昨日の東京はぐずついた天気だったけれど、今朝の横浜はこんな快晴。空気もキリッと引き締まり、とても気持ちの良い天気でした。


今週はなんだか移動や打ち合わせが多いなあと思いながら記事を書いていますが、実は僕の移動距離なんて「移動」の内に入らないのではないかと考えさせる話がありました。今アライアンスの話を進めている某システム会社の社長は、いつも日本全国を飛び回っていて、本社に帰るのは月に一回、家に帰るのも月に一、二度程度だそう。一番多い時は、北陸〜関東〜中部〜関西〜中国〜四国〜九州〜沖縄〜関西〜北陸の移動を一週間で行脚したこともあると。

「キャリーバッグ一つで生きていく方法を身に付けましたよ、ははは」なんて笑っていましたが、そんな生活、慣れるまでは相当しんどいでしょうねえ。僕の場合、飛行機はまだマシですが、東京〜大阪間の新幹線2時間40分で疲れてしまうんですから。仕事をしながらではありますが、あの揺れと気圧の中でPCをカチカチするのは、どうも身体に合わないようです。腰もすぐに痛くなるし(虚弱


当社マーケ担当のYAZAN氏は、いつもピンポイントで興味ある記事をキュレーティングしてくれる強い味方。今朝スカイプで届いたのはこんな記事でした。

日経ビジネス「「リケジョ」は日本のモノ作りを変えるか
彼女たちの本音と企業の思惑」

先日の Maker Faireでも「リケジョ」学生さんがたくさんお見えになられました。うちもリケジョが欲しい企業の一つ。企業のニーズや彼女達の本音など、後程じっくり読んでみたいと思います。


ここ最近、とても気に入っているBGMです。
こんなのを作ってアップしてくれる職人の皆様に感謝感謝です。今は昼なので、Holiday Version。夜間飛行Versionもあるんですよ。

【作業用BGM】 ~フライトミュージックセレクト~ Holiday In Flight-Paradise Airline- 【Fusion/Smooth Jazz】

それでは今日はこの辺で。
金曜日、午後からもしっかりがんばりましょう。

レッドブルに翼をさずけられた感


新幹線の車窓から。
現在通過中の名古屋は曇空。目的地の東京へは今週二回目の出張です。午後から降水確率30%の予報が出ていますが、出張時はなるべく荷物を少なくしたいので傘を持たずに出掛けています。このまま降らなければ良いのですが。


レッドブルのマーケティングとブランディングを「真似したくてもできないけれどベンチマークはしておきたい」というのは、各企業担当者の意見の一致するところかもしれません。僕も以前から、「売上の1/3を広告やブランド育成などのマーケティング費用に充てるという社内ルール」「観客が見込めないようなマイナーなエクストリームスポーツイベントを独自に運営してブランディングと話題を創出する」というマーケ手法には感心させられており、見事にレッドブルのファンとなっています。それを決定付けたのは、頻繁にこのブログにも登場する「Red Bull Stratos」ですね。一飲料メーカーがNASAまで巻き込んでこんなプロジェクトを行えるところが、レッドブルのレッドブルたるところなのではないでしょうか。

10/31付の日経ビジネスの記事、「レッドブルが「翼をさずける」。代理店はいらない」では、あのイラスト風のコミカルなCMや「翼をさずける」といったコピーがどのように生まれたのか、5700億円の売上のうち1880億円をどのように使っているのか、などについて概要を説明してくれています。是非、ご一読を。

HBS(ハーバードビジネススクール)では企業事例をケース・スタディとして、じゃあ自分ならどうするか、どのような選択と決定をするのか、お前はどう考える?など、自分が当事者となった時のことを想定して、「ケーススタディ千本ノック」を行う、と、どこかの記事で読んだことがあります。もちろん、「自分ならどうするか」を徹底的に考え抜くことは脳の鍛錬に繋がる訳ですが、簡単にサラッと読めるこのような記事は、僕にとっては「疲労回復剤」のような役目を果たしてくれます。読むだけでちょっとした気分転換にもなりますし、気持ちが落ちたり、疲れたりした時には元気をもらえますよね。そういう意味では、勧善懲悪のアクション映画のようにエンターテイメントの役割を果たしてくれるので、とてもありがたいと思っています。

ああ、こういう読み方は、当事者はおろか、完全に観客になっちゃっていますよね。はい、ちゃんと学びましょう。

それでは今日はこの辺で。

High Flyin’ つまり高い高度を飛べと。


昨夜、羽田から最終の一本手前の便で帰って来ました。
往年の番組「ジェット・ストリーム」の影響からか、たとえ短い飛行時間であったとしても夜のフライトはワクワクするものです(半分は寝ていましたが)。そして出張明けの本日。どどんとアウトプットした後のスロースタートとは行かず、朝から打ち合わせに奔走しております。あまり色々と書く体力がないので、まずは音ネタを。”High Flyin'” つまり、高高度で飛行する、と。疾走感のあるSmooth Jazzです。

High Flyin’ – Nick Colionne


High Flyin’ ということで、昨日のMaker Faireでは僕自身も大ファンである、Fabrab高橋さんによる羽ばたき飛行機の展示とワークショップも開かれていました。ナウシカに出てくるトンボのような飛行機が飛び回っています。直に見れて感動。ちなみに飛行機のパーツは全て3Dプリンタで出力したもの。羽はどこでも売っているビニール袋を切って貼ったようなものです。

ちなみにこれ、ラジコンのようなコントローラーで動かします。バタバタと羽ばたく姿はかわいい。

Makersの熱気とMovementを感じる二日間 〜 MFT2013


Maker Faire Tokyo 2013が開幕しました。

初日の日曜日、開場前からたくさんの人が開場を待って長蛇の列を作っておられMakersの熱気が伝わってきました。企業だけでなく、個人や大学の研究室など、皆さんが思い思いに情熱を掛けて開発されたもの、例えば、クラフトや電子工作などが所狭しと陳列され、もう「楽しい!」の一言に尽きます。主催者のオライリー・ジャパンのムーア社長と話をしましたが、今年は昨年よりもMakersの数が一段と増えて、開場の手配に困ったとのこと。そこには確かにムーブメントの広がりを感じることができました。

来場者の方は、子供から年配の方々まで年齢層が幅広い!
家族連れもたくさんおられました。

我がブースには、理工系学生さんの姿がたくさん見受けられました。バックボードを背に学生の皆さんとたくさん写真を撮りましたので、Facebookページからご覧ください(ついでにFBページにいいね!していただけるととても嬉しいです)

来場者もいっぱい、ブースも大盛況です。

さて、こちらはAutodeskのブース。

360度、iPodタッチを並べで全方向から写真を撮影。
出来た写真をクラウド上でアップして3Dデータを自動作成。3Dプリンターで印刷してはい完成。

その他にも、種々さまざまなブースが展示されていました。さて今日は二日目。また皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。今日もMakersの熱気を感じに行って参ります!

Makersの祭典、Maker Faire Tokyo 2013 でお会いしましょう


本日から2日間、東京お台場の日本科学未来館とタイム24ビルで、MakersとDIYの祭典「Maker Faire Tokyo 2013」が開催されます。私も科学未来館1Fの”Quadcept社“のブースにおりますので、お近くの方は是非遊びに来てください。本日初日の開場は12時です。

こんな感じのTシャツを着ているので、分かりやすいかと。

このイベントは、昨今のDIYブームが、3Dプリンターの登場とCADなどの業務ツールの更なる簡便化に伴ってより進化した形になっているムーブメントの祭典です。アマチュアでも「ものづくり」を楽しみ、ソーシャルで自分の作ったものをアピールすることができる。こういったムーブメントをクリス・アンダーセンは「Makers Movement」と名付けました。このイベントでは、プロ・アマ問わず「Makers」を楽しもうというお祭りです。いやー、書いているだけでもう楽しみ!!

別のスタッフが昨日設営を完了してくれているので、私、本日朝のフライトで遅れて合流予定。セミナー、グッドデザイン賞の授賞式、そして本イベントと出張続きの皆さん、眠気まなこでノコノコと最後にやって来てしまいごめんね(笑)とはいうものの、朝5時起きで7時に空港に来て、今はラウンジでボーっとしながらMBAをカチカチとしています。さあ、今日から二日間、がんばりますよ〜。

精神安定剤


気持ちの良い天気の朝でした。
こんな日は洗濯に限ります。昨夜「いつも薄い色の服着てるのがエラい」とほめられましたが(ほめられたのか?)、年がら年中、白パンを履く者に取っては、週末の染み抜き作業はマストなのです。薄い色の服はどうしても汚れやすい。洗濯前に染みがついていないか入念にチェックし、必要があれば浸け置きをしたり、手洗いをしたりしてから洗濯機に入れる。この作業も嫌いではないし、何より洗い上がりのダウニーやスナグルの香りは僕にとっては精神安定剤のようなものです。


体調不良が続いています。今日は午後から予定していたことを全てキャンセルしてひたすら就寝。そのお陰でタスク山積しています。気持ちは焦るが身体はついてこない。やっぱり身体が資本、健康が一番ですね。とはいえ明日から二日間、東京で展示会。朝早くのフライトで羽田に飛びます。明日に備えて今日は早めの就寝。

それでは、今日はこの辺で。

マラソンについて語る時に我々の語ること


何かを書く時にあえて小難しくしたい時は是非、村上春樹翻訳のレイモンド・カーヴァーのタイトルをもじって下さい。どこか哲学的になりますので。より簡単に行きたい時は、出来るだけ省略しましょう。例えば「ランネタ」とか。

さて11月ですね。今日は来年3/2に開催される篠山ABCマラソンのエントリー開始日です。この大会は先着順、つまり早いもの勝ち。起床するなりPCを立ち上げてエントリー完了。良かった、まだ空いていて。ちなみに、僕がいつもエントリーに使っている「Runnet」には、「アクセス集中カレンダー」、「アクセス混雑時を攻略!エントリー五箇条」などのページが用意されていて驚きました。先日の記事で書いた通り、マラソン人口の増加で人気の大会は出場はおろかエントリーも難しくなっています。今はRunnetなどのネットサービスを利用している人がほとんどだと思いますが、人気アーティストのライブよろしく申込受付開始日はアクセスが集中してしまうという混雑ぶり。ようやく繋がったと思ったら「締め切り」の表示が出てたなんてことも良く聞きます。まあ、何はともあれ、来年一発目のフルマラソンが決まって良かった良かった。この、「なんとか確保出来た!」という安堵感。


以前ほどランの練習が出来ていない今日この頃ですが、周りの人たちが練習をがんばっている姿を見ると奮い立たされます。今週末の淀川市民マラソンで初めてのハーフに挑戦!という友人もいますが、今まで10kmの大会を積み上げてきて、いよいよ今週末を迎えています。さあ、僕もそろそろ気合いれてがんばらなければ!

という訳で、11月もどうぞよろしくお願い致します。(何を