【ビアガーデン】夜が気持ち良い季節になってきました


今シーズン最初のビアガーデンは、JR大阪駅のサウスゲートビル15階の「OSAKA STATION CITY ラテン na ビアガーデン」。

梅田のビル群を眺めながらのロケーション。ここは、黒ビール、ハイネケン、一番搾りのそれぞれの生が自動ビースサーバーで提供されていて、セルフサービスの飲み放題。もちろん、バーカウンターもあるので、色んな種類のお酒を楽しむがことができます。

行ったのは今週の月曜日。
ちょうど梅雨の合間で雲が切れ、打ち合わせ帰りに直行し、まだ明るい時間から楽しむことができました。

さて今年は何回ビアガーデンに行くことができるでしょうか。
既に決まっている予定もありますが、一番好きだったラマダホテルがなくなってしまったので、梅田界隈のビアガーデンも、ANAクラウンホテル、梅田阪急百貨店屋上のうめはんビアガーデン、阪急トップビアガーデン、そしてJR大阪駅サウスゲートビル・・・くらいしか思いついませんが、全部行ったろか!くらいの勢いです、はい。

とはいうものの、昨夜に続き今夜も休肝。
夏場に備えて体力を温存したいと思います。

ブログを書き続けて10年が過ぎ、11年目に入りました


毎年6月は本ブログの誕生月。
この時期には、この一年と今まで積み上げてきた年月の振り返りをすることが多くなります。

一回目の記事を投稿した2005年6月10日、当時僕は29歳、長女は生後6ヶ月の赤ちゃんでした。あれから書き続けて丸10年が経過し、11年目に入りました。長女の年齢とブログの年齢がほぼ同じなので覚えやすいですね。小学生でいうと5年生。娘もブログも大きくなったなあ、としみじみ実感します。


ブログを書く目的と、書き続けてよかったなと思うことは年月を経てもあまり変わりません。一年前に書いた記事を読むと、ブログを書く目的について上手にまとめていることに気づきました。幾つか文章を抜粋しながら、リライトしてみます。

書く内容は年齢によって変化しているようです。仕事の領域も行動する範囲も随分と広くなったと思いますが(一年に4回もアメリカと日本を往復するなんて10年前は考えられなかった)、変に「こなれた感」と「くたびれ感」があり、昔の勢いや、尖った気持ちや、若さゆえの「無敵感」などは最近全く衰えてしまいました。たまに昔のエントリーを読み返すこともありますが、アツ苦しい事を書いていたりするのを見ると、ああ、もっと頑張らないとな、もっと攻めていかないとなと思うことも多いです。

僕にとってブログを書くことは、一日一日を丁寧に塗りつぶすこと。

時間に流されたり、目先の事に追われて、ただ漫然と日々を過ごすということだけは避けたくて、一日一日を丁寧に塗りつぶすということだけはずっと意識しています。その他の目的は、備忘録であったり、反省であったり、ニュースのレビューであったり。

その日に何を感じ、何を考えたのか。それを記録として残すこと、そして書くことによって考えを整理すること。聞いたことや学んだことをアウトプットすることで、インプットした情報がメモリーされるので、書いたことは良く覚えています。そう考えると、少なくとも、書くことによる悪い影響はなかったかな。出来る限り毎日書くことを自分にコミットすると、常にインプットを意識することになります。インプットした情報を頭の中で整理して、書く。この作業が習慣化しているので、伝える、書くということに抵抗はありません。

「習慣化」というのは、自分の中で大きなキーワードです。特別なスキルも才能も持たない人間にとっては「コツコツと積み上げること」が唯一成長するための手段だと思いますし、そのためには習慣化することが必要です。でも実際「言うは易し、行うは難し」で、習慣化するのって結構大変だったりします。まず面倒くさい。仕事や学校ならまだしも、人から「やれ」とも言われていないことを、自分で勝手に決めて行うことに何の意味があるのか。しかも、ほぼ独り言。面倒くさいなー思うことも多々ありました。

そのハードルを乗り越えるためには「その事を好きになる」ことが一番早いですよね。好きになれば勝手にやる。これは仕事も同じで、やっていることを好きになると(ジョブズは「好きなことを仕事にしなさい」と言っていますが)、人間って勝手に動くものです。義務命令ではなく、能動的かつ積極的に動く。そういうものだと思って、今まで続いています。

自分が始めた当初は、ちょうどブログが流行り始めた頃で、みんながFC2やアメブロやライブドアブログなどで書き始めていた頃です。今はその中の何割の人が残っているのか分かりませんし、無料ブログ=アフィリエイトという要素が強いので、拙ブログのような何の利益も生まない(むしろドメインやサーバ代などで赤字)、本当の意味でのプライベートブログは段々と数が減ってきて、SNSのタイムラインに移行している訳ですが、これから益々「個の時代」が加速すると、特定の企業が提供するSNSプラットフォームではなく、独立したプライベートサイトやプライベートブログが、逆にどんどん増えてくるような気もしています。
 
そのように時代が変わったり、流行り廃れがあるかもしれませんが、いずれにしても、僕はここで、これからも何かを書いていくつもりです。

という訳で長くなってしまいましたが、11年目に入った「analog-web」。
これからも、ゆるくお付き合いくださいませ。

しっとりした潮風と、母娘の会話と


大阪マラソンに当選してからというもの、山よりもロードワークが必要だと感じて週末はロードに出ることが多くなっています。今日も風が強くて涼かった薄暮時、15kmを気持ち良く走ってきました。梅雨時の曇天、じっとり湿った潮風に吹かれながらのジョギングは最高です。

「薄暮時」

いい言葉ですね。なぜなら、この時間は素敵な光景に出会うことが多いからです。

例えば、海を眺めながらビールを飲んでいる老夫婦、練習終わりにチームメイトと会話を楽しむボート部員、犬の散歩をさせる愛犬家、そして、僕のようなジョガー達。中でも今日走っていて印象に残ったのは、自転車に乗って追い抜いていった母娘の会話です。

母:「もしお母さんが80歳まで生きるとしたら、あと33年やろ?33年しかないねんから、大事にしてね?」

娘:「うん。大事にする。」

なんかいいな。
僕は自分の娘に対して、彼女たちの人生を自由に生きて欲しいと思っているので、そのようなことは言ったことがありませんが、こういう会話が聞こえてくると、母娘の関係、愛にあふれた家族の光景、親から子へ、子から孫へという恒久的に続く人間の営みを見ることができてとても微笑ましい気持ちになります。


薄暮時はジョギングにも最高の時間ですが、やっぱり、やっぱり!飲みたいですよね。という訳で、最寄りのコンビニをゴールに設定し、15kmと少しを達成したところでビールとハイボールを購入。家までの帰途に、クールダウンしながら飲む酒の美味しさったら!

ああ、なんていい週末。
まだまだ仕事も用事も残っているけれど、とにかく「いい週末」に乾杯!

整えること


炭酸はやっぱりウィルキンソン。

と言いたい訳ではありませんが、今日出席させていただいた社員の結婚式の二次会できれいに瓶が並んだのでパチリ。

昨夜は激務の反動で、23時頃から地元のバーで飲み始め、3時くらいまで飲んでいたために二日酔いでしたが、午後からの式で幸せムードたっぷりの新郎新婦を見ながら、また飲んでしまいました。いや、結婚式は本当に良いものですね。


そういう訳で、今は洗濯もアイロンも終わって、ようやく土曜日の夜にして落ち着いたところです。寝る前にすべてを整えておくと、気持ちもすっきりするものですね。明日も忙しい一日になりそうですが、今日はゆっくり休みたいと思います。

それでは、また。

マナーの良い撮り鉄です

本日の出張先である広島駅は、いわゆる国鉄115系2500〜2600番台のモハ・クハファンにとっては垂涎のポイント。
広島在来線の濃黄色車両は今日もがんばっていました。

少しミーハーになってしまうのですが、同じく新幹線の500系のランデブー。
嬉しいなあ、500系。ほんと、カッコいいなあ。

という訳で、極私的撮り鉄出張レポでした。
撮り鉄はやっぱりマナーが大切です。
そして、日本はやっぱり、名も無きエンジニアの血と汗に支えられた技術者オリエンテッドの鉄道大国だなと実感しています。日本人としての誇りです。

WWDCに見る成熟した企業の姿


成熟という言葉の定義は色々あれど、文化的、哲学的、信念的に成熟した企業の姿を、Apple WWDCのレポートから見ることができました。ITmediaで林信行さんが書かれている記事(林先生のレポートは「Appleポエム」として有名ですが)、エバンジェリストならではの礼賛記事とはいえ今後時代をリードする企業の姿はこうなんだろうなと想像しながら、また、共感しながら読むことができたのでシェアしておきます。

Appleの新しい方向性――4つの発表と3つのトレンドを林信行が読み解く(ITmedia)

長い記事ですので、いくつかキーワードを抜粋させていただくと、

”経済合理性から逸脱した本気で新しい21世紀の文化を創造しようと取り組むのが最近のアップルに通底する姿勢だ。それはEarthdayに発表された環境への取り組みなどにも表れている。”

”同様の人間性を尊重した21世紀文化を築こうという姿勢は、プライバシーを徹底して保護する姿勢や、やりすぎずに無駄な手間だけを取り除いてくれるインテリジェンス、そして家族が集う「家」を進化させるホーム連携といった新たに築こうとしているトレンドにも相通じる部分がある。”

ビジョナリーカンパニーとして、短期的な利益を追求するあまりビッグデータの切り売りをするようなことはせず、むしろ「これからの時代はこうなるべき」という、デジタルだけどオーガニックで血が通った哲学を強調する姿勢にこれからの企業のあり方を垣間見た気がします。

(かくいう僕もApple信者なんでしょうね・・・苦笑)

旬をいただきつつも、必死なブログ


鱧の季節ですよ、みなさん。
今夏初の鱧(はも)です。美味しいなあ。

目の前でマグロ解体ショーもあり、

山葵巻もさっぱりピリッと。

やっぱり旬の物がいいですね。


お湯シャンを実践しております(必死)。

ただですね、僕はヘアワックスを塗るものですから、何かで落とさなくてはなりません。さすがにワックスはお湯だけではパワー不足のような気もします。という訳で地肌にシャンプーはつけず、ヘア(やらしいな)だけにシャンプーをつけてワックスだけを落とすようにしております。

まあ、たかだか二日実践しているだけですが、僕は夜と朝の二回シャワーを浴びなければ気が済まない人間ですので、計4回実践。今のところ地肌がつっぱらず、柔らかくなった気がします。こりゃいい!ちょっと続けられそうな気がしてきました!

必死か!

なんて良い夜なんだろう


車のサンルーフを全開にして薄暮の中を走る。

目当ては、夜の食材とウイスキーと炭酸水の補充。夜が気持ち良い季節になってきました。帰宅して車をガレージに停め、買ったハイボールをプシュっと。家に帰るまでの薄暮に外で飲む酒の旨さったら。ああ、なんて良い夜なんだろう。

昼間は10Km走って、仕事に調べ物。デッキの掃除をして、少し休憩しながら本を読む。ただでさえスッキリしているハイボールに更にレモンを加えてキリッとさせると、今日あった出来事が鮮明に思い出されて、良い週末だったな、気持ち良い一日だったな、と思いを馳せます。

BGMは不朽の名作、今は亡き Nujabes の Kiss of life mix

Nujabes – Kiss Of Life

山と空とタイミング


今日の芦屋川。
六甲山にかかる雲がきれいです。


何がきっかけで人生が変わるか分からない。しかし、培ってきたキャリアと、時代のニーズと、持つスキルが交わった時に、化学反応を起こして何かが生まれる瞬間がある。

そんな良い例がYahoo!のトップニュースに掲載されていました。電動車イスのWhill(本社:シリコンバレー)です。ちなみに、WhillさんはQuadceptを基板開発用CADとして採用、導入してくれている会社です。

この記事、本当に面白い。絶対に成功して欲しい会社の一つ。

95万円の車いすに予約殺到 背景にエンジニアの決意〈AERA〉(Yahooより)

技術が進歩しても、人間そのものはそんなに変わらない


崎陽軒のシウマイ弁当はどうもシウマイの数が多くて、僕のような変化球を投げたがる人間にとってはむしろ唐揚げと炒飯が入った「炒飯弁当」が良い。

四日間の東京出張を終えて新幹線に乗って帰る時に思うことは、技術が進歩したとしても、人間そのものは大して変わらないだろうなということです。

例えば30年後の2045年にリニアが開通して、70歳になった僕が東京から帰る時にリニアを使ったとしても、やっぱり崎陽軒の弁当を食べながらビールやハイボールを飲むという構図は変わらないと思うのです。

世の中はますます便利になり、経済構造も変わっていくでしょう。でも、人間そのものや文化はそんなに変わらない。その証拠に、100年、200年前の絵画や音楽や文学を今でも普通に見聞きしている訳だし、もっと言うと、2000年前に起こったキリストの生涯を聖書を読んで学び、ブッダの教えを仏教として信心している訳です。衣食住も、そんなに大きく変わっていないと思うんですよね。

展示会では、色んな企業がこぞって新技術や新サービスを披露します。当然のことです。でも、実はそんなに変わっていないとも思います。

大切なのは、きっと「思い」です。