Blancな時間について


一人で何かに集中できる時間というのは、とても貴重です。この歳になって改めてそう実感。
集中の対象となるのが仕事である場合、それはある意味、義務であり責任でありチャレンジであり。「仕事は楽しく」というのはひとつの形成されたマインドセットなのだけど、好きなことを思い切り勉強できる、というのはこれとは別で、その環境がかなりのレベルで整っている場合、それはとても純粋かつ、贅沢な趣味のようなものです。

で、僕は短期間ではあるものの、今まさにそのような状態に身を置かせてもらっているのだけれど、これがまあ、自分が学生だった時には思いもしなかったような「なんだこの素晴らしい時間は」というような感じで。ホーッと一息ついたblancな時間に色々と思考を思い巡らせては、ああそういうことか、と納得したり、新たな疑問が湧いて来たり。それは今、こうして仕事をしているからこそ、自分なりに理論と実証のスキームを回すことが出来るからなのでしょう。もちろん、キツいこともたくさんあって、それこそ脳から血が出るようなことも知恵熱が出そうなこともあるんだけど、それは仕事をしている時も同じで(仕事ではもっとチャレンジングなことが一杯で非常にエキサイティングであることは明白)、まあ、生きるということはそういうことなんだろうな、と非常に客観的に思えたりもします。


さて、お盆休み期間中とは言え、仕事のところは仕事ですよね。
基本的にPCとネット環境と携帯さえあればどこでも仕事が出来るという僕のMac book Airには、ありがたいことに仕事の依頼や見積の依頼などが毎日やって来ます。大丈夫です、僕は仮にホテルにいようが、大学の図書館にいようが、居酒屋にいようが、ちゃんとキャッチできますから。仕事の人も、バカンスの人も、皆様、明日も良い一日でありますように。