デジタルデバイスは、もっと人の身体に近くなる


Mashableのこの記事、「Will This Accessory Help Google Glass’ Short Battery Life?」でGoogle Glassの短いバッテリー時間を解決するためのツールが紹介されていました。

未発売の Google Glass ですが、記事によると、”While only a few hundred people have gotten their hands on Google Glass, the gadget is already known to suffer from a short battery life. But one third-party accessory aims to solve this problem by providing a longer charge. “まだほんの数百人しか手に入れていないこの代物に対して既にUSB充電型のリチウムイオンバッテリーが出ているということで、ああ、時代はどんどん先を行くよね、と実感した次第です。ちなみに数百人、というのは、プロトタイプをモニタリングしながら様々なフィードバックをしている人たちのこと。

見た目も、バッテリーというよりはスポーツタイプのGlassコードに似ていてスタイリッシュ。これなら違和感なく使えそうだし、バッテリーの持ち時間が伸びるのならOKでしょう。重量は分かりませんが、そもそも「メガネ」ですからね、無茶に重たくはなさそうです。

ちなみにGoogle Glassは音声で操作します。写真や動画を撮ったり、マップでナビゲーションしてくれたり、検索結果を出してくれたり、チャットができたり。小さい筐体にWifiを内蔵。年内に発売かも、という噂ですがどうなることやら。この予備バッテリーに加え、これから周辺機器がたくさん出てきそうですね。


このようなデジタルデバイスは、どんどん人間の身体に近づいてくると思います。何も不思議なことはないですよね。腕時計も補聴器も身に付けるデバイスだし、昔から腕時計型のPDAなんてものは幾らでもありました。そのようなデバイスに、ネットに接続できるWifi機能(スマフォやWifi機器とテザリング)とカメラ、ディスプレイが実装されたものがGoogle Glassです。

カメラを通して映しだされる「その人目線」の光景、位置情報やプロファイリングといった限りなくパーソナルな情報と、顔認識などによる対象物の(解析された)情報、ソーシャルなプラットフォームを通じた評価や拡散などのインタラクションが、あらゆる可能性を生みそうです。ネットの先には必ずサーバがあり、様々な情報をストレージしたり解析できたりする訳ですから。

その内、スマフォすらこの世の中にはなくなって、ウェアラブルPCだけの世界がやって来そうですね。