・
出張先のホテルにて更新中。
こちらの気温は15度前後。
夜はもっと冷える。
コートやジャケットがないと寒い。
お約束の半袖+ショーツなアメリカンは
たくさんいるものの、とてもじゃないが
そんな真似はできない、日本人は。
LA入りを土曜日にしたのは、
週末をはさむことによって、
自分自身もリフレッシュしたかったから。
もちろん、
良くも悪くもインターネットのお蔭で、
リアルタイムにメールは飛んでくるものの、
場所が違うというだけで、
随分と仕事に対する見方、感じ方も変わるものだ。
リフレッシュが必要だったのかもしれない。
用務地はダウンタウンなんだけど、
そんな理由もあって、
サンタモニカのビーチサイドにあるホテルに
宿泊している。
実は今回が初サンタモニカ。
雰囲気は、
ワイキキのカワカウアアベニューや、
ゴールドコーストのサーファーズパラダイスに
良く似ている。
そして、走っている車、
行きかう人々からして、
やはりハイソな街だ。
・
こちらでも震災関連のニュースは
引き続き報道されている。
たまたま見たABCでは、
レポーターが避難所を回っていたり、
原発での作業員の様子や、
真水2200トンを載せた米軍のバージ船が
曳航されている様子などが報道されていた。
また、サンタモニカの目抜き通り4th Stでは、
「Pray for Japan」の街頭募金活動が行われていた。
日本人学生ではなく、
恐らく留学生であろうアジア系の学生たち。
みんなありがとう。
日本人として感謝です。
・
夕暮れのサンタモニカ・ピア。
韓国客、地元の人たちでにぎわっています。
月別アーカイブ: 2011年3月
震災後、初の関東入り
・
今日から30日までLA出張。
今、成田空港から
ブログの更新をしています。
飛行機も問題なく運行している様子。
ただし、節電のため照明はかなり落とされている。
(クラブラウンジの写真。
ここは窓際なので自然光が入って明るい)
明るい外からターミナルビル内に入ると、
その薄暗さが顕著に分かります。
普段を知らないと、
クールなインテリアショップのよう、
あるいは高級ホテルのようなシックさを
あえて演出していると感じるかもしれません。
地震の影響は大きいようです。
アテンドしてくださった担当者さんいわく、
今でも毎日震度2、3などの余震が何度があると。
節電で電気も暗いから、
夜や天気の悪いは真っ暗になるみたいです。
特に従業員のロッカールームは。苦笑
震災が起こってから、
始めて関東に入りますが、
実際のところ、
羽田空港→バス→成田空港
しか見ていないので、
コンビニに物がない、とか、
ミネラルウォーターがない、とか、
生活の不便さは目にしていませんが、
一日も早い復興を祈ります。
がんばろう、日本!
・
さて、
LA着は現地時間9時45分。
時差があるので、もう一度
土曜日を始める感じ。
次のエントリーは、
ロスのサンタモニカのホテルからになるかもしれません。
出来れば写真もアップします。
それでは行って来ます。
プレローンチでこんなに集まるのか
・
モバイル向け写真アプリケーションの
スタートアップがプレローンチにも関わらず、
$41M(4100万ドル)もの資金調達に成功したとのこと。
マネタイズについて気になるところだけど、
この記事を読んでいるとなかなか面白かったので
ご紹介です。
「ソーシャル」概念に革命をもたらすことになるかも
しれないモバイル向け写真アプリケーションの
Color、大金を調達してサービス開始
テキストのない、
「写真だけのTwitter」
+
「4SQUARE」
を混ぜたような感じ?
いずれにしても、
位置情報を搭載しているから、
一歩進んだエリアマーケティングツールと
しての期待がかかっているのかもしれない。
(例えばリアルタイムのセール情報、
空席情報、レストランの込み具合とか?)
にしても、
4100万ドルて・・・
耳を傾け、アンテナをはる
・
月末と年度末、さらには
震災などの非常事態が重なり、
取引先、どこも相当忙しい様子。
関東から本社機能を移す、とか、
関東から仕事が流れてくるのでは、とか
色々と叫ばれているけれども、
先のことは全然分からない。
分からないことに道筋を立てるのが
ロードマップだし目標だし、
なりたい形を設定するのはビジョンの役割・・・
とはいえ、自然災害などの不可抗力に
人間はなすすべもない、ということを
しみじみ実感している。
結局、バリバリ仕事ができるのも、
安全、基盤、インフラ、公共の上に
成り立っているからこそ。
そこを改めて実感かな。
ちょっと話が逸れてしまったけれど、
仕事をお願いしている会社のDと話をしていると、
1月から今まで、わずか2日しか休んでいないらしい。
仕事の仕方を変えないと、
誰も幸せにはなれないっすよね、って、
苦笑いを浮かべていた。
本当にご苦労様。
・
仕事の仕方を変える、
というのはシンプルなようでいて、
実は本当に大変なこと。
「改革」に近い。
「改革」には勇気がいる。
やり遂げよう、という強い意志がいる。
何かを犠牲にするという覚悟がいる。
改革せずに、従来通りのやり方を続けていくことは
とても簡単。
でも、「変えたい」と思ったということは、
何かを感じ取ったからこそ。
まずは敏感に心の声に耳を傾け、
体のアンテナで感じたことに反応することが
第一歩なんだろう、と思う。
明日は金曜日。
ビジュアルで再認識
・
連休明けからとてもバタバタとしている。
月末+出張が重なり、それに伴って仕事もギュギュっと圧縮。
昨夜も終電ギリギリまでアップアップだった。
今日は今日で追われている。
なんとかここを打開して、
しっかり仕事を納めた上で週末から渡米したいところ。
がんばります。
・
このMAPを見てみると、
いかに日本が地震大国であるかが分かる。
http://www.japanquakemap.com/
地理的に、地震や台風や火山が多い国に住み、
過去に何度破壊されても、
その都度その都度、何度も何度も立ち直ってきた、
ということも。
がんばろう。
芦屋会
・
21日は祝日。
妻と子供たちはうちの両親達と一緒に
祖母宅に日帰り旅行。
僕は仕事+芦屋で飲み会(しかも幹事)があったので、
家で留守番しながらひたすら仕事。
16時半に親友TAKEちゃんが芦屋入りし、
18時からの飲み会の前に0次会を。
ここの店、雰囲気最高です。
Bar Rio
イタリアビールとワインを一杯づつ飲んだ後、
会場の「蘆月」へ移動。
今日は「芦屋会」。
いわゆる芦屋界隈のTwitterユーザーの会なんだけど、
普通の友達やメンバーがさらに友人を連れて来たりしてくれて、
総勢28名で大盛り上がりしました。
業種、職種、年齢もバラバラ。
学生もいれば経営者もいる。
みんな本当に仲良しなんだけど、
あまり密着もしない感じで「ゆるい」繋がりが心地よく、
本当に大好きな会です。
たくさん人がいるんだけど、
全然疲れない。
むしろ、「あー、楽しかった―」ってな具合で
気持ち良く帰れるんだよね。
18時スタートで一次会、
22時スタートで二次会、といった具合で、
結局23時半まで飲んでたかな。
家は歩いて5分で帰れるので、
すごく楽でした。
遠方の皆様はお疲れ様でした。
久しぶりに皆さんに会えてよかった。
ありがとうございました。
完全に不定期開催の会なんだけど、
今から次回が楽しみです。
ペース的には半年後くらいかなー (笑
それまで、ごきげんよう。
この時期に何ができるか再確認
・
雨が降ると被災地がどうしても気になる。
相変わらずTwitter上では無数の情報が
やり取りされていて、その中には数々の美談や、
識者の見解、原発関連のニュース・・・
情報のフィルタリングに慣れていないと、
どう捌いて良いか分からない程の
情報洪水だ。
ただ、震災関連に関して集約すると、
「思いは一つ」。
「救援と復興」に要約されると思う。
被災地の皆様にお見舞いの気持ちを送ると同時に、
原発はじめ、地域で文字通り「命を賭して」働く
皆様には敬意を表する他はない。
・
あの日以来、何度も何度も自問自答を重ねてきたし、
出ている結論も同じなのだけど、
元気な関西にいる自分たちにとって、
「何事もなかったかのように日常生活をがんばる」
ことが本当にいいのかな、と疑問を感じることもある。
日常って、
仕事をし、家族と一緒に過ごし、
友人たちと飲みに行き、
ゴルフに行き、ジョギングをし・・・
そしてそのことをブログやTwitterで何気なく
つぶやき・・・
それでいいのかな、と思うんだけど、
復興というのは経済活動含めて全てが
奥深く絡み、今、僕達が気をもんでいても仕方ない、
気を揉む暇があれば消費して寄付せえ、ということ
だと、言い聞かせている。
・
だから、という訳ではないけど、
昨日は取引先のコンペでゴルフに行ってきた。
昨年12月のグアム以来のゴルフ。
雨と花粉にやられてしまったけど、
楽しくラウンドできた。
こうして、
徐々に日常生活に戻っていくのだろう。
そして毎日は続いてく
丘を越え僕たちは歩く
新しい命の誕生
・
大親友であり、同僚でもある、
KAZに待望の第一子が誕生した。
決して楽な御産ではなかった。
陣痛も長く、KAZのサポートの元、
奥さんのSちゃんは20時間近くもがんばって、
かわいいかわいい女の赤ちゃんを産んだ。
詳細は彼のブログで。
疲れもあるだろうから迷惑かな・・・と
思いながらも、妻(Sちゃんとも仲良し)と、
娘二人を連れて、早速面会に行ってきた。
かわいい。
ずっと見ていても飽きない。
KAZやSちゃんの嬉しそうな顔。
僕も抱かせてもらったが、
新生児は抱いている感じがしないくらい、軽い。
うちの二人の娘の時を思い出す。
あれこれ書きたいこともあるけど、
結局、言葉にすればどれも陳腐になってしまいそう
なのでやめておくが、
一言で言うと、
おめでとう!
とにかく嬉しい!
本当におめでとう!
そして赤ちゃん、
ようこそ世界へ!
君はこんな愛情深いお父さんとお母さんの元に
生まれてきて本当に幸せだ!
スクスク育って、大きくなれ!
ということです、はい。
(全然一言ではない)
こんな時期だからこそ、
明るいニュースは余計に沁みる。
みんなでがんばって、
幸せを作り出そう!
一週間の実感
・
震災から一週間。
関西にいるので「被災」はしてないのだが、
本当にあっという間の一週間だった。
地震が起き、
その日を起点に世界が変わる。
関西にいてもそう感じるのだから、
被災地はもちろんのこと、
計画停電の影響をもろに被っている関東などは、
心からの実感としてあるだろう。
仕事関係でいろんな話を聞いていると、
関東に本社機能を持つ会社は、
動ける人間は関西に移動しているらしいし、
指示命令系統を確立するため、
役員クラスが関西に移動してきている
という話も聞く。
来週のLA出張のためにフライトチケットを
手配してもらったのだが、
航空会社も異常事態に手配で混乱している様子。
原発問題で、国外に避難する外国人が多いのかも
しれないし、出張のビジネスマンが、
成田を嫌がり、KIXから飛ぶのかもしれない。
発電施設が破壊されている中、
東京が本来の機能を取り戻すのに、
一体どの程度の時間がかかるのだろう。
最低でも、今年一年は混乱が続くと予想される。
僕は阪神大震災をもろに経験しているが、
復興には10年かかった。
10年経って、ようやく仮設住宅が
なくなったんじゃなかったけな。
だが今回は被災地域の広さが違う。
西日本で言えば、
恐らく京都から下関くらいまでの沿岸部が全て壊滅、
というイメージだろう。
・
一見、何もなくなったかのように見える日本だけど、
村上春樹さんがNYタイムズに寄せた寄稿の文章は、
全ての日本人が生身の実感として、
共感するのではないだろうか。
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/
— 以下、抜粋 —
私が10年前に書いた小説には、
中学生が国会でスピーチする場面がある。
「この国には何でもある。
本当にいろいろなものがあります。
だが、希望だけがない」と。
今は逆のことが起きている。
避難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。
東京も物や電力が不足している。
生活そのものが脅かされており、
政府や電力会社は対応が遅れている。
だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。
大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ
奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々の
なかに希望の種を植え付けた。
だから私は信じていく。
---------------—
その通りだと思う。
被災したおじいちゃんのように、
「また再建しましょう。」
「日本人はそんなにやわじゃない」。
いつの時代も、
何度も何度も復興を重ねてきた。
その原動力は「希望」だったのだ。
平時は仕事や生活が不自由なく
送れていることに何も感じない。
不自由のない満たされた生活の中でも、
日常に追われ、時に先が見えず、
閉塞感にさいなまれる時もある。
だが、今は違う。
大変なことが起こってしまったが、
元気な地域も含め、
皆が「もう一度やり直そう」という
気持ちになっているのではないだろうか。
少なくとも、被災地の皆さんはそうだと思う。
僕は、ただでさえ元気な地域にいるのだから、
ただただ猪突猛進的に前を向いて出来ることを
一生懸命行っていきたいと思う。
歩けるところまで歩こう。
成長
・
昨日は長女の卒園式。
幼稚園の卒園式だから、
かわいく明るい感じなんだろうな、
と思って出席しましたが・・・
感動一色。
子供たちはニコニコしていますが、
先生や父兄達は感動してボロ泣き。。。
考えてみれば、
3歳で入園して6歳で卒園するというこの時期、
赤ちゃんから子供へと成長する過程で色々あります。
幼稚園に行きたがらなかったり、
病気をしたり、
思うようにいかなかったり、
でも、着替えも自分で出来るようになり、
字も読めるようになり、
お手伝いもでき、友達同士で遊ぶようになり・・・
本当に子どもの成長は早い。
ついこの前生まれたばかりだと思っていたのに。
そう考えると感慨深いものがありますね。
先生たちも毎日、子供たちと一緒にいる訳ですから、
感慨もひとしおなんだろうと思います。
僕は先生たちの涙を見て、
もらい泣き。笑
最近届いたばかりの小学校の制服を着て。
ネクタイなんですね。
来月からは小学生。
がんばれ、娘!!