英語漬けとマティスの言葉

朝から台湾の二社とやり取り。

メールで要件送って、

国際電話で詳細の打ち合わせをします。

クライアントからの急ぎの用件で、

バタバタの一日でした。

台湾の会社に電話をかけて感じることは、

いきなり英語で話し始めても、

大抵、皆、それなりに英語ですぐに返答してくれる、

ということです。

もちろん、僕の英語も決して流暢とは言えないと思いますし、

典型的な「Asian English」だから、

先方にとっても分かりやすいということもあるかもしれません。

しかし日本の大抵の会社のことを考えてみると、

大企業は別にして、海外のいきなりの電話に対応できるかと

言われれば、疑問符がつくと思います。

教育の仕方なのか、

国民性なのか。

一つ言えることは、

「日本語」も「英語」も、「言葉」だということ。

言葉は、頭で文法をつくってから話すものではなく、

伝えたいことがダイレクトに、口を通して出てくるものです。

慣れれば慣れる程、一度日本語を脳内で訳して、英語にして・・・

という作業はなくなりますよね。

「慣れ」と、「話す」ことが大事。

日本人が英語が苦手だというのは、

まず文法から教え込まれるからでしょうね。

受験英語を勉強しても、本は読めるようになるでしょうが、

話せるか、というと難しいと思います。

ちょっと、僕も真剣にがんばりましょう。。。

DinersClubの会報を読んでいて、

心に残った言葉があったので、備忘録的に。

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フランスの有名な画家、アンリ・マティスは、

38歳から43歳まで、若い人達に美術を教えていました。

その授業で生徒達に言って聞かせた言葉があります。

「あなたの目前にある全ての事物を、

あたかも初めてみるかのように、

それも幼い子供の視線で見つめること、

それがもっとも大切なことです。」

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この言葉通りのものを、

彼は創作していたのでしょうね。

感動が人を動かす。

好奇心が人を夢中にさせる。

大事なことだ・・・・