整理しながら読める本

ようやく「アルファ・ドッグカンパニー」を読み終える。

通勤時間の車内で読める時間は、

往復36分。

朝は集中できるのだけれど、帰りは寝てしまうことも多く、

読書にまとまった時間をとることの難しさを実感する。

購入してから完読までどれくらいかかったかは

ちゃんと計測していないのだけれど、

結構かかっちゃったような気がする。

この「アルファ・・・」は久々のヒットだった。

出てくるのは、中小企業。

しかも、自転車屋、クッキー屋、

靴下メーカー、アイスクリームショップ・・・

いわゆる「アナログ」な企業ばかりである。

MBAホルダーなど一人もいなくても、

顧客サービスを最優先に考えてアイデアを形にしていく様は、

もう、ヒントの宝庫であった。

至極まっとうなことであるし、

普段から我々も考えていることと共通するのだけれど、

「実際に実行しちゃう」潔さ。

そこはまだまだマネしなければならない余地が

残されているであろう。

WEB、IT系の企業にこそ読んで欲しい一冊。

D. フェン, 宮本 喜一
アルファドッグ・カンパニー (講談社BIZ)

さてさて今日から新しい本へ。

MM様から頂いたこちら。

佐藤 可士和
佐藤可士和の超整理術

机の整理整頓、家の掃除片付けは得意なのだが、

脳内の整理はあまり得意ではない。

こちら、

つまりは情報をそぎ落として精錬を重ね、

「物事の本質を見抜く」という、整理。

「本質を見ること」

社員や周りの人間にはよく話すことなのだが、

これは自戒を兼ねて語っていることもよくある。

上手に「整理」できれば、

無駄な時間をなくすのはもちろんのこと、

思考をシンプル化でき、ジャッジスピードも速くなる。

制作する成果物も「的を射ている」訳だから、

ロスは最小限に収まる。

 

身につけれるよう、ちょっと勉強します。