ブッククリエイターと自問自答。

日曜日の夜、ウルルン滞在記を見ていますと、

以前このブログでもご紹介した、

あのポップアップ絵本のスタジオが出ていましたね。

(過去のPingMagの記事↓

http://pingmag.jp/J/2006/11/27/pop-up-books/ )

そう。

世界的なBookCreater、

ロバート・サブタマシュー・ラインハート の工房です。

不思議の国のアリスとか、

恐竜のポップアップ絵本とか作ってらっしゃる、あの方達。

NYの工房で、

たくさんのスタッフと、まるで図画工作の時間のように

目をキラキラさせながら作業されています。

ね。

きっとないものねだりなのは、分かっているんです。

でも、やっぱりそういうのを見ていると、

好きなものを作るっていうのは、いいなーっと。

ただデザインとか制作だけのクリエイティブワークが出来る環境を

選ばなかったのは、他でもない自分ですが、

マネジメント、企画、人事・・・

そういったクリエイティブから離れた仕事のウエイトが膨らんでくると、

もっと、こじんまり、ちょこちょこしたいな。

とか、思ってしまうことも事実です。

これ以上コジンマリするとなれば、完全にSOHOですけどね。

きれいなオフィスで仕事をさせてもらっているのに、

人間ってば、勝手なものです。←なぜかお姉言葉

ただ、冷静に自分を見つめてみると、

「ビジネスマン」というような格好の良い響きの仕事は合ってなくて、

内職的な「気楽なものづくりおじさん」くらいがちょうど、

身の丈に合っている気もするんですよね。

だって、昨今のIT社長達のように、

一週間200時間労働の猛烈ビジネスマンなんて絶対いややもんなー。

あ、マシューとロバートの話からそれましたが、

どんな仕事をしていても、規模の大小を問わず、

「何かに夢中になる」っていうのは、

すごく素敵なことですね。

僕のような小さな器の人間は、

小さいところで細々ニコニコやっていたい願望が強いのかもしれません。