親戚のおじさんが、階下の祖母宅に来訪しました。
お昼にお寿司を取るからっていうことで、
僕も一緒させてもらったんですが、
そこで、驚くような話を聞きました。
叔父は私立高校の教師(30年以上のベテラン)なんですが、
最近の学校が抱えている問題について話をしていたんですね。
以下、事例を挙げます。
事例1、
若い先生が急に辞める。
数ヶ月前に、十分前もって言ってくれていればいいのに、
急に辞めることがあるらしいです。
いわゆる、「ブッチ」というやつです。
自分のクラスを担任しているにも関わらず、
学期末を待たずに、辞めることがあるらしい。
しかも、別の学校に面接に行っていたことを隠して。
一般企業でも、それはないでしょ・・・って思いますが、
ましてや、生徒を預かる学校。
ちょっとびっくりしました。
バイトじゃあるまいし・・・。
事例2、
変わった親が多い。
ある生徒が、あまりに遅刻が多いもんで、
親御さんに、担任の先生が事情を聞いたらしいです。
すると、「学校の始業時間を遅らせてください」って・・・。
正直、僕、言葉が出ません・・。
親も「社会の常識・ルール」は知ってる筈です。
ちょっと考えられません。
また別の親御さんは、
学校での会合の帰りに、
近くにその先生がいるにも関わらず、
「あんな小娘に子供を任せておけない」って言ったり。
言うのはいいかもしれないけど、
聞こえないところで言うのが、常識だと思うんですけど・・・
もちろん、いい親御さんもたくさんいるんだけど・・・
という前置きがあっての話なんですが、
こういう話を聞いていると、学校って大変ですね。
親だけではなく、教師の中にも、セクハラや、盗撮などの
犯罪行為で新聞に載るケースも本当にたくさんあるし。
経済格差による教育格差、
関関同立などの有名私学による、
小学校教育分野への進出に代表される子供の取り合いなど、
本来の「教育」のあり方や、「先生と生徒の関係」などが
歪んできているような気がします。
僕は専門家ではないから分からないけど、
一人の親として、日本の教育ってこれからどうなっていくんだろう?
っていう不安感はあります。