今日読んだ本から。
「デザインというものはおもしろい言葉だ。
外観のことだと思う人もいる。
本当は、もっと深いもの、
その製品がどう働くかということなんだ。
いいデザインをしようと思えば、
まず、『真に理解する』必要がある。
それが何なのか、
心でつかむ必要があるんだ。」
決して妥協を許さない、ジョブスらしい言葉ですね。
話は変わりますが、
最近、つくづく「この仕事してて良かった」と思うことがあります。
共に働く、各分野のクリエイターやアーティストの
「心」が入ってる仕事を見て、
感銘を受け、とても刺激になるからです。
「心」が入ってる人の仕事はすぐに分かる。
見た瞬間、まさに「心に響く」からです。
スキル、年数は関係ない。
要は「心」が入ってるか、そうでないか。
その逆もあります。
残念だけどそうでない人の仕事もすぐに分かる。
そうなると、その人に必要以上のことを
指示しなければならなくなり、
言う側、言われる側、体力気力だけ消耗し、
双方幸せではありません。
指示するこちら側も、彼らのモチベーションを上げるために
余分な気を遣わなければならなくなってしまいます。
双方の気持ちが一つになると、いいアイデアがたくさん出てくる。
まるで気の合う仲間とのキャッチボールのように、
阿吽の呼吸で、ミットにバシバシいいボールが返ってくる。
たとえ疲れていても、まだ投げていたい!と思うようになります。
「心」
書くと一文字だけど、
本当に奥が深いです。