人生は「MISTY」に


遅い時間に入ったバーで飲むウイスキーはどうしてこんなに美味しいのだろう。

スコッチを一杯飲んで、その後に「宮城峡」をロックで。
ガツンとくる旨いウイスキー。


「MISTY」はJAZZのスタンダードナンバーですが、雨が続くこんな日にぴったりの曲でもあります。僕の中でMISTYは、Sarah Vaughan と決まっていて、今日もほろ酔いの終電で何回もリピートしていました。

Sarah Vaughan ft Quincy Jones & His Orchestra – Misty (Mercury Records 1958)

今から50年以上も前の録音なのに、永遠に聴き続けられる曲。
どれだけ偉大なんだ。


時間軸を人生というスケールで捉えると、まあ、色々納得できるかな、とも思います。どんな環境であれ人それぞれ悩みはあるというもの。しかし、最終的に「ああ、いい人生だったな」と思えれば最高だとも思うのです。例えばの話ですが、酒代に全てが消えるとしても、趣味に金が消えるとしても、この人生ではこういうことを学ぶためのものだったんだな、と思えれば全て納得できる訳です。
一日一日、短期タームで見ることもとても大事だけど、少しだけ肩の力を抜いて人生をスケーラビリティしてしまうのも良い(酔い)なと思いました。

今日はそんな夜。

明日は金曜日ですね。
しっかりと、着実に、無駄なく。

これだけはしてはいけない


決してしてはいけないこと。

咳止め薬をビールで流しこむ。

これだけはやめておきましょう。寝る前ならまだしも、活動中にやるとクラクラしますよ。それでダーツとかすると、ブルに一本も入らなくなりますよ(今日、思わずやってしまった・・・反省)。ちなみに風邪薬をビールで流し込むのも同じ。お医者さんに言うと血相を変えて怒られますので、決してしないように。かくいう私、過去にもっとひどいことをした事がありますが、その時は女医さんにシバかれました。当たり前だ。


関西地方、午後からしっかりと雨が降っています。

雨そのものは憂鬱なものですが梅雨時期は話は別。ある程度のまとまった雨に気持ちもホッとしています(災害は心配)。雨の音を聞きながら本を片手に家でくつろぐ時間は良いものですね。空が真っ暗になり、風が強く吹いていた今朝も本当に気持ち良かった。

雨が降る前の、あの、湿った風と空の色。

個人的には、幼い頃に読んだ「オズの魔法使い」を思い出します。カンザスの農場を覆う真っ黒な竜巻。その竜巻によって家ごと飛ばされたドロシーはオズの国に行ってしまうのですが、その絵本の挿絵が今朝の空の色そのもので、なんだか懐かしい気持ちになりました。
雨の日もまた、良し。

雨と言えば、The Carpenters – Rainy Days And Mondays
今日は水曜日やん、というツッコミはなしで。

嬉しいニュースが二つも飛び込んで来た


今夜はほぼ同時刻に嬉しいニュースが二つも飛び込んで来ました。
赤ちゃんが無事に誕生したという知らせです。一人は男の子、もう一人は女の子。二人とも仲の良い友人で若い頃から知っているけれど、立派なママになりました。本当にお疲れ様!そしておめでとう!!男の子も女の子も、健やかに育ってね。


「こんなに世界は美しいのに、こんなに世界は輝いているのに」

これはナウシカの名台詞の一つとして有名です(原作本)。
「世界」という言葉を絡めたフレーズの中で僕が一番好きな言葉です。「〜のに」という表現に、修羅場や地獄を見てきたナウシカの悲哀が込められています。確かに世界は時に辛く、悲しく、醜く、汚い。絶望しかないかもしれない。しかし、その一方でこんなにも美しく、輝いているのも、また世界である。この言葉はネガに捉えることもできますが、一方で希望を忘れてはならないという点を思い起こさせてくれます。

確かに生まれた場所、環境によっては辛い人生を歩まなければならないかもしれないし、きれい事では済まされないことも山のようにあるでしょう。僕は日本で生まれたし、幸い平和な環境で育って来たからこんな呑気なことが言えるのかもしれません。しかし、その環境で生まれて育ったからこそ、自分というインディビデュアルなフィルターを通してしか、世界を見ることはできません。それゆえ出来るだけポジに考えて世界を見ていたいとも思っています。辛くても悲しくても、心の持ち方、見方一つでそれを美しく思えるように。

身近なところでの赤ちゃんの誕生は、そんなことを考えさせてくれます。
赤ちゃんたち、ようこそ、世界へ。

スポーツを愛する全ての方へ


ちょっとお知らせです。

親友の会社が企画プロデュースしたスポーツソックスが発売されましたので、告知させていただきます。
体幹トレーナーの第一人者である木場克己先生監修の「KOBAX」。インテル長友選手、なでしこJAPANを始め、数多くのトップアスリートの専属トレーナーとして活躍しておられる先生が「怪我を軽減し」「アスリートのポテンシャルを最大限に発揮する」をコンセプトに作られたスポーツソックスです。ちなみに、長友選手、インテルの選手、その他代表選手も早速愛用しているらしい。

高機能性靴下、KOBAX。
kobax.net

サンプルを履かせていただきましたが、グリップ力がまずすごい。そして特殊な編み方で「土踏まず」のアーチが自然に出来るようになっている。どのスポーツでも、土踏まずにアーチを作ることは共通して重要なことです。ちなみに僕はサッカーはフットサル程度しかやりませんが、ゴルフやマラソンなど愛好しているスポーツでも大活躍しそうですので、早速会社で取りまとめて発注の準備をしています。

当社もWEB開発と商品ネーミングのお手伝いさせていただきました。

実際、木場先生の事務所にも打ち合わせに行かせていただきましたが、お宝の山。有名選手のサインやイラストが盛りだくさんでした。サッカーはもちろん、マラソン、ウォーキング、ゴルフ、山歩きなど、あらゆるスポーツシーンにお薦めとのこと。品物が到着するのが楽しみです。

オフライン


この土日は出来るだけオフラインに。

ネットがなければ仕事にならないこの時代、平日はどっぷりとネットというインフラの恩恵を受け、利用し、活用しながら生活しています。ごくたまに、社内の無線LANが接続しにくくなることがあるのですが、そんな時はたちまちパニック。電気水道ガス等のライフラインと全く同じレベルで、ネットがないと仕事になりません。二日間、ネットから離れるだけでも(もちろん、ちょこちょこと接続はしていますが)、なんとなく取り残されてしまいそうで不安を感じるのは、もはや「依存」と言っても過言ではないような気が(笑)
なんだかな、ですね。


そもそもこのBlogのタイトルにあるように、僕はアナログタイプな人間だと思っているので、このような仕事をしていなければITには非常にうとい人間になっていたかもしれません。ソーシャルメディアにも感心がなかったでしょう。だから、たまにこういうオフラインな生活をすることで、バランスを保っているような気がします。昨日はゴルフ、今日は掃除にメンテに子供の勉強、午後からはカフェで4時間レポート書き。PCは使っていてもネットから離れる。それだけで、とても良い気分転換になります。
是非、お薦め。

さて、明日からまた新たな一週間のスタートです。
気持ち新たにがんばって行きたいと思います。

ゴルフ復帰戦


腰痛の影響で自粛していたゴルフ、遅らばせながら今年の初ラウンドはゴルフ部コンペ。12月のグアム・マンギラオ以来ですからなんと半年ぶりです。先週の練習で腰の状態はチェック済み、今日も不安なくラウンド出来ました。

やっぱりゴルフ場はいいわ。
ゴルフ場に来るだけで気持ちが高ぶるしリラックスする。
「ただいま!」という感じ。

前半は雨も降らず、気持ちの良い気温でした。

後半の上がり3、4ホールが土砂降りの雨。
最近の天候、降る時はめちゃくちゃ降りますね。

カート道が大洪水です。
傘をさしていても意味がないくらいの雨。
もう笑うしかない。笑

メンバーにも恵まれ、復帰戦にしては満足の90台前半スコアで終えることができました。後半、さすがに腰が疲れ始めましたが、全く問題なさそう!実はそこを一番心配していたのですが、良かった良かった。そして、良い具合に力が抜けたのか、飛距離も復活、方向性も◎。これで本格復帰できそうです。

コンペに参加下さった皆さん、ありがとうございました。

梅雨を飛び越えて夏が来たようだ


この二日間、とにかく暑い。
梅雨入りの発表があったのに、一向に雨は降らず、日の照り返しや雲の様子はまさに夏のそれのように感じます。先程も打ち合わせから帰社しましたが、午前中なのに汗びっしょり。無意識に日陰を選んで歩いてしまうところ、身体も夏を実感しているようです。クーラーで冷えて風邪を引かないように注意しなければなりませんね。

沖縄は梅雨明けしたかもしれないという何とも曖昧な発表がありましたが、それだけ気候が変動して読みにくくなっているのかもしれません。一方、梅雨に雨がしっかり降ってくれないと夏場の水不足が心配ですし、作物への影響も不安です。滋賀県に住む社員にその話をすると、いや、琵琶湖は大丈夫ですよ、あれだけ広いんですから、と、さすが地元ならではの意見を言っていましたが、まあ、どうなることやら。


どうも内の会社は英国に縁があるようでして、昨夜もイギリスから一時帰国中のプログラマと、以前翻訳スタッフとして働いてくれていたロンドン出身、今は日本在住の夫婦を含めて軽く食事をしました。彼らとは家族ぐるみで仲良くしているので、久しぶりの再会を楽しみました。会社に戻らねばならなかったので、1時間ちょっとだけ一緒に食事をして21時過ぎには中座しオフィスに戻りましたが、この「軽く」というのがとても良い気がします。週半ばのSpice of Life です。

今日は金曜日。
ラストスパートがんばりましょう!

このBlogも9年目に入りました


いつの間にか2005年6月のBlog開設から丸8年が経過しました。9年目に突入しています。当初、10年を一つの区切りとして考えていましたが、なんとなくぼんやりと、その区切りが見えて来たような気がします。10年続ければ「ブロガー」を名乗っても良いのかな、とか。「ブロガー」という名称に何かルールがある訳ではないと思うのですが、なんだか自分はまだまだヒヨッコのような気がして気後れしてしまうのです。

思い返せば、その間色んなことがありました。当時、生後6ヶ月だった長女も大きくなり、次女も生まれ、自分も随分とおっさんになりました(先輩諸兄からは、まだまだ若いやん!と檄が飛んできそうですが)。成長、成熟している部分もあれば、悲しいかな退化、衰退している部分もあり、日々進化していかなければならないはずがそうでない部分もあって、まだまだ精進していかなけば・・・と気持ちを引き締めています。自分を追い込んで追い込んで、という生活も加速していますが、その中でもバランスを取らなければ何か大切なことを忘れてしまいそうな毎日です。記事を書くことで自分を見つめ直す良い機会にもなっています。

独り言として、日記代わりとして、備忘録として、読み手の顔を思い浮かべることなく、ほぼ毎日、ただツラツラと書いてきた記事も数千エントリーになりました。最近ではありがたいことに、驚くほどたくさんの方が見て下さっているので、さすがに読み手を多少意識するようになってきたものの、やはり「独り言」の領域は出ていないような気がします。もう少し為になるようなことを書ければとも思うのですが、そもそも立派なことを書けるような器ではないので、これからもボチボチとやって行きたいと思います。

長く続けていると嬉しいこともたくさんありますし、良い出会いもあります。
この人が?と思う人が読んで下さっていたり、先日も旧友から「いつも楽しみに見てるよ、今日書いていた店の近くに住んでるから、また近く来たら連絡して」とわざわざメールをくれたりして、ああ、楽しみにしてくれている人もいるんだな、と、嬉しい気持ちに浸ることができました(tsk、ありがとう)。遠方にいる友人達にも生存連絡くらいになれば、と思っています。いずれにしても、いつも読んでいただきありがとうございます。

TwitterやFBなど、ソーシャル全盛の時代です。
でも、流行り廃れはあるもので、次々と新しいプラットフォームが生まれては流行り、衰退しを繰り返しています。僕も仕事柄、色んなツールを利用していますが、プラットフォームに依存すると、いずれmixiやGLEEなどのように段々アクセスしなくなってしまう気がして、なんだか抵抗があるのです。ですから、本当に大切なことや思いは全て”この個人サイト”に書き溜めるようにしています。

というわけで9年目も僕は引き続きここで何かを書いています。

稚拙なBlogですが、これからもお付き合いいただければ幸いです。

常にリーディングでいるということ


Appleから新型 MacPro の発表があって話題騒然となっています。
それもそのはず、この形。

記事はこちらから
「新Mac Pro」チラ見せ──斬新な円筒デザイン、次世代Xeon、Thunderbolt 2、4Kディスプレイ対応

保温型の弁当箱、ゴミ箱、水筒・・・色々な声がありますが、一夜にして全世界の話題をかっさらって行くサプライズはさすが。ついにはこんなサイトも登場しました。

日本でも海外でも、新しいMac Pro 2013に何かを入れたくてしょうがない人達のツイートまとめ

みんなコラ上手だね。

いずれにしても、Appleが常にリーディングであり続ける理由は、良い意味で期待を裏切り続けることなんだと思います。ここまでのドラスティックなモデルチェンジは相当勇気がいることだと思いますが、それでもやりのけるAppleはやはりAppleですね。ジョブズなき今でも、そういった精神は受け継がれているように思います。(何か出さなきゃ、という焦りとプレッシャーがこのデザインにさせた、とのネガな見方はあえてしないでおきます。内部も相当作りこまれているようですし。)

最初は違和感があったとしても、そのうちマーケットも慣れてきて、最終的にはタワー型のデファクトスタンダードに・・・ということもあり得ます。無論、ほこりが溜まりやすそうなのと、やっぱり角型の方がスペースに収まりいいよね、ということで、周辺機器メーカーが様々なアタッチメントも発売しそうですが、いずれにしても今後の動向から目が離せません。

旬の魚をいただいた後、塵灰の中にて悔ゆ


イギリスから親友が一時帰国しているため、夙川の「起名」で仲間たちと集まって歓迎会。リクエストは「鱧」。そりゃそうですわね、気持ち分かりますよ。イギリスと日本は同じ島国とはいえ、魚を食べるという習慣は全く異なる。日本のようにありとあらゆる種類の魚を食べる訳ではなく、まあ、白身魚のフライとサーモンと・・・っていうくらいでしょう。という訳で、鱧をドーン。

湯引き

あぶり

刺身

かます

季節の魚づくし。
起名は夙川でしっかりした和食を出してくれる店として有名ですが、さすがのお味。他の料理も、日本酒も(獺祭のオンパレード)大変美味しく、飲み過ぎてしまいました。うん、美味しいものは少しだけいただく、という点をそろそろ学ばなければなりません。
その日は東京からもゲストが参加。はい、Skypeで繋いで、皆との久しぶりの再会を楽しみました。みんな元気そうだし、本当に楽しかった。気の置けない仲間たちとの飲み会は本当に楽しい。また集まりましょう。


塵と灰の中で自分を見つめなおす必要性を認識。
美味しいものは少しだけ、「嗜む」という言葉の意味をしっかり理解しなければなりません。嗜むとは、「愛好する」という意味に加え、「つつしむ、気をつける、用心する」という意味や「見苦しくないように整える」という意味もあります(コトバンク参照)。

嗜む。

そろそろいい年なので、無茶な飲み方はやめよう、と反省。
この言葉をしっかりと石に刻み、塵灰の中で悔い改めて日々精進したいと思います。