エキサイティングな週の後半


週の後半はもう記憶がないくらいに忙しく(仕事のことは一旦忘れたい)、夜も会社の打ち上げや、関西のメーカーズが集まる飲み会がありブログの更新が出来ないまま土曜日の夕方です。

ちなみに「メーカーズ」というのは、ものづくりに携わる人達のこと。日本でもクリス・アンダーソンの「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」がベストセラーになってから、個人でものづくりをする人達のことをそう呼ぶようになってきましたね。

昨晩集まった人は文字通り「メーカーズ」な人もいれば、メーカー勤務、ハードウエアスタートアップ、大学や研究室、IT、デザイン、ソフトウエアやアプリケーションエンジニアなど、会社の垣根を超えて様々な人が集まりました。IT業界と違い、企業間での交流が少ない製造業界において、このイベントは(予想はしていたけれど)とても楽しかった!次回の開催、今からとても楽しみです。


さて、そんなバタバタの日々が続きましたが、今朝は5時起床でゴルフ。

睡眠時間が短かったので、どうなることかと・・・心配していましたが、すっきり起きて、いつもかわいがっていただいている取引先の社長と役員の皆さんと楽しくラウンドしてきました。この写真は、165yard Par3の第一打。ベタピンでバーディーいただきました。スコアの方はいつもと同じく平均くらいでしたが、やっぱりバーディーはテンション上がる!

ということで、今日はここまで。
明日は落ち着いて過ごせそうです。

皆さんも良い週末をお過ごしくださいね。

一服の清涼剤


前回の記事でカミーノ・デ・サンティアゴのことを書いてから、その当時に読んだ本や、旅行記をまとめたサイトなどを思い出し、懐かしく読み返しながら、ちょっとした旅行気分を味わっています。

そんな中、色々旅行記を検索していると偶然とても素敵なサイトを見つけました。それがこちら。

「閑古鳥旅行社 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼」

2012年なので今から3年前の比較的最近の旅行記ですが、巡礼中の日々を日記として残されていて(しかも毎日!)、これが文章も写真も、本当に素敵なのです。

特に朝夜の殺伐とした通勤電車の中で読んでいると、気分はフランスへ。ちょっと追われている日々の一服の清涼剤。やっぱり旅行記はいいですね。


さて、こちらの写真は昨夜のお肉。
終電を逃してタクシーで夜中に帰って来たけれど、本当に楽しい仲間達との素晴らしい夜でした。タクシーの運転手さんもとても良いおっちゃんだったし。笑

道に通じる話 〜 カミーノ・デ・サンティアゴ


上半身裸で陽射しをジリジリと身体に感じつつ、したたる汗も気にせず走っていると、ああ、狩猟時代の人間はみんなこうだったんだろうな、今みたいに高機能なランニングシューズもなく、どこでも気軽に水分補給できる訳でもなく、ただ獲物を仕留めることだけを考えながら、裸足で走り続けてたんだろうな・・・と、狩猟時代に思いを馳せることがあります。

そこまで遥か昔に遡らなくても、ほんの100年前、旅客機や自動車や鉄道がなかった時代は、当たり前のことですが、人は徒歩か馬で移動していたんですね。改めて考えるとすごいことです。


先日飲みの席で「一ヶ月休みがあればどこに行くか」という話題になり、大体ヨーロッパ周遊で意見がまとまったのですが、僕の場合はヨーロッパはヨーロッパでも、フランスからスペインに至る「カミーノ・デ・サンティアゴに行く」と迷わず答えます。

「カミーノ・デ・サンティアゴ」は訳すと「サンティアゴへの道」。

これは世界遺産に登録されているキリスト教の巡礼路(ヨーロッパ版お遍路さんですね)ですが、宗教的な背景はさておきフランスからピレネーを超えてスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに至る道をただひたすら歩くというこの経験、いつかしてみたいと以前から思っているのです。もちろん、なかなか実現はしないのですが。

カミーノ・デ・サンティアゴのことを知ったのは、今から7年前。

その時のことはブログにしっかりと残していて(過去記事:El Camino de Santiago 2008年4月29日)、今でもたまに見返すことがあります。その当時、この巡礼路を実際に歩いたある女性から話を聞き、本まで貸してもらって読んだ時に何かが心に刺さり「行きたい!」という強い気持ちが芽生えたことは、7年前の文章にも表れているようです。

一人、日常から離れて目的地を徒歩で目指す。このような経験をした時に人は何を考え、何を感じ、自分の中でどういった変化が起きるのか。

いつかは実現したいことの一つです。

カミーノ・デ・サンティアゴを検索すると、たくさんの旅行記や本がヒットしますので、興味のある方は調べてみては。歴史もさることながら、文化的にも、景観的にも、とても素敵な道です。

「世界遺産 サンティアゴ巡礼路の歩き方」

裸ラン解禁、身も心もオープンに。


暑さに強くなるキャンペーン二日目。

今日も昨日と同じコースを13km、一日の内で一番暑い時間帯であろう13時-14時に走ってきました。今日はあまりの暑さに耐え切れず、今シーズン初の「ストリーキングスタイル」(別名:アントン・クルピチカスタイル)で。

ちなみにこちらは昨年7月19日の写真です。今年は前年に比べて約一ヶ月程早めの解禁となりました。

少しづつ暑さに身体も慣れてきたのか、今日は昨日よりも全然楽。裸というのもあり、身体全体で受ける風がとても気持ち良く、開放感を感じながら楽しんで走ることができました。普通のランナーなら暑い時間は避けますから、いつものランニングコースは人も少なくて、女性陣からの黄色い声援(悲鳴)や、熱い視線(白い目)を感じることもありません。

川沿いにはこんな美しい鳥も。
近づいても逃げません。慣れているのかな。

雲もすっかり夏ですね。

病的な妄想について


暑さ対策をしなければならず、日の高い時間に12kmラン。
まだまだ身体が暑さに慣れていないため、とてもキツい。

ああ、この季節がやってきた。

走ることがしんどくなる季節。しんどさに勝つために、走りながらとっても気持ち悪いことを考え、自己叱責をし、自問自答を繰り返しながら走る季節。例えば、

「お前のアイデンティティはなんなんだ?」
「勝ちたいのか?負けたいのか?」
「お前はどこに向かっているんだ?どうなりたいんだ?」
「走ることが好きで走っているんだったら、どうして歩こうとするんだ?」

などなど。我ながら気持ち悪い。

同じように妄想で言うならば、今夜神戸飲みをしていて、帰ってから考えたこと。

(妄想世界の中で)
関西人として、突っ込んで終わりという死に方はどうだろう。

例えば、銃口を向けられた時、なんと言うだろう。僕はきっと、

「チャカは反則やろ!!」

と突っ込んで終わるのではないか、とか。
そんな気持ち悪いことばかりを考え、近所迷惑なことにそれを披露して今日は終わりにいたします。お目汚し失礼いたしました。

「夢」という言葉には力がある


心身共にエグゾーストな帰り道。

たまたま見たFBタイムラインに、キャプテン翼の大きなイラストの前に「夢は無限大」と書かれた壁画の前で撮った写真が掲載してあるのを見て、改めて感動しました。

「夢」っていいな。

「夢に向かって一直線」とか「夢を追いかけろ」とか、夢にまつわる元気な言葉はあまりに使われ過ぎてありがたさを実感しないけれども、それでも「夢」には大きな力がある。アラフォーの今だからこそ、夢っていいなと、なんだか背中を押されている気がしました。

電車の中でハイボールを飲むオッサンだけど、夢に憧れてもいいではないか。

そんなことを思いながら帰宅すると、修学旅行から帰ったばかりの娘が起きていました。

「東京で一番どこが良かった?」と聞くと、「国会議事堂とスカイツリー」と言うので、「なんで?」と言うと、通っている小学校の先輩に自民党の大物議員が数名いて(ノーベル賞受賞者も二人輩出している・・・知らなかった)、母校の生徒が修学旅行に来るとのことで、わざわざ二名の議員が顔を出してくれたとのこと。

誇らしげに、見せてくれたサインにはなんと、

「夢」

と書かれていたのです。
すごい偶然!

やっぱり良い言葉ですね。夢という言葉には力がある。
今夜はこの余韻をアテに、少しだけ飲むことにしたいと思います。

脳を覚醒させる方法


梅雨空の日々が続くと、僕のような頭痛持ちには一日が辛くて仕方がありません。重たい頭を抱えながらなんとかやりくりする日々が続いています。もうほんまにしんどい!

痛みや重みを取り除くというよりは、なんとか脳を覚醒させて活性化させるべく、いろんな方法を取ろうとしますが、どれも不発。ニュースなどを見ると、やれ糖質制限をすれば脳が冴えるとか(僕もしてるけど)、断食すれば集中力が上がるとか言っていますが、このようなコンディションには、正直、無意味です。

あまり良くないとは分かっていても、コーヒーを飲んだり、気分を変えるべく楽しいことを考えたりしますが、今日、客先での打ち合わせに行った際、ホームの階段でふらついてしまい、いつもは飲まない栄養ドリンクに手を出してしまいました。はい、効かないとは思っていても、何かにすがりたい気持ちなのです。寝ろと言われても仕事やタスクがあるから寝れないし、走りたいけど平日は時間がない。

何か良い「覚醒方法」はないでしょうかね。
アイデア募集中です。

【ビアガーデン】夜が気持ち良い季節になってきました


今シーズン最初のビアガーデンは、JR大阪駅のサウスゲートビル15階の「OSAKA STATION CITY ラテン na ビアガーデン」。

梅田のビル群を眺めながらのロケーション。ここは、黒ビール、ハイネケン、一番搾りのそれぞれの生が自動ビースサーバーで提供されていて、セルフサービスの飲み放題。もちろん、バーカウンターもあるので、色んな種類のお酒を楽しむがことができます。

行ったのは今週の月曜日。
ちょうど梅雨の合間で雲が切れ、打ち合わせ帰りに直行し、まだ明るい時間から楽しむことができました。

さて今年は何回ビアガーデンに行くことができるでしょうか。
既に決まっている予定もありますが、一番好きだったラマダホテルがなくなってしまったので、梅田界隈のビアガーデンも、ANAクラウンホテル、梅田阪急百貨店屋上のうめはんビアガーデン、阪急トップビアガーデン、そしてJR大阪駅サウスゲートビル・・・くらいしか思いついませんが、全部行ったろか!くらいの勢いです、はい。

とはいうものの、昨夜に続き今夜も休肝。
夏場に備えて体力を温存したいと思います。

ブログを書き続けて10年が過ぎ、11年目に入りました


毎年6月は本ブログの誕生月。
この時期には、この一年と今まで積み上げてきた年月の振り返りをすることが多くなります。

一回目の記事を投稿した2005年6月10日、当時僕は29歳、長女は生後6ヶ月の赤ちゃんでした。あれから書き続けて丸10年が経過し、11年目に入りました。長女の年齢とブログの年齢がほぼ同じなので覚えやすいですね。小学生でいうと5年生。娘もブログも大きくなったなあ、としみじみ実感します。


ブログを書く目的と、書き続けてよかったなと思うことは年月を経てもあまり変わりません。一年前に書いた記事を読むと、ブログを書く目的について上手にまとめていることに気づきました。幾つか文章を抜粋しながら、リライトしてみます。

書く内容は年齢によって変化しているようです。仕事の領域も行動する範囲も随分と広くなったと思いますが(一年に4回もアメリカと日本を往復するなんて10年前は考えられなかった)、変に「こなれた感」と「くたびれ感」があり、昔の勢いや、尖った気持ちや、若さゆえの「無敵感」などは最近全く衰えてしまいました。たまに昔のエントリーを読み返すこともありますが、アツ苦しい事を書いていたりするのを見ると、ああ、もっと頑張らないとな、もっと攻めていかないとなと思うことも多いです。

僕にとってブログを書くことは、一日一日を丁寧に塗りつぶすこと。

時間に流されたり、目先の事に追われて、ただ漫然と日々を過ごすということだけは避けたくて、一日一日を丁寧に塗りつぶすということだけはずっと意識しています。その他の目的は、備忘録であったり、反省であったり、ニュースのレビューであったり。

その日に何を感じ、何を考えたのか。それを記録として残すこと、そして書くことによって考えを整理すること。聞いたことや学んだことをアウトプットすることで、インプットした情報がメモリーされるので、書いたことは良く覚えています。そう考えると、少なくとも、書くことによる悪い影響はなかったかな。出来る限り毎日書くことを自分にコミットすると、常にインプットを意識することになります。インプットした情報を頭の中で整理して、書く。この作業が習慣化しているので、伝える、書くということに抵抗はありません。

「習慣化」というのは、自分の中で大きなキーワードです。特別なスキルも才能も持たない人間にとっては「コツコツと積み上げること」が唯一成長するための手段だと思いますし、そのためには習慣化することが必要です。でも実際「言うは易し、行うは難し」で、習慣化するのって結構大変だったりします。まず面倒くさい。仕事や学校ならまだしも、人から「やれ」とも言われていないことを、自分で勝手に決めて行うことに何の意味があるのか。しかも、ほぼ独り言。面倒くさいなー思うことも多々ありました。

そのハードルを乗り越えるためには「その事を好きになる」ことが一番早いですよね。好きになれば勝手にやる。これは仕事も同じで、やっていることを好きになると(ジョブズは「好きなことを仕事にしなさい」と言っていますが)、人間って勝手に動くものです。義務命令ではなく、能動的かつ積極的に動く。そういうものだと思って、今まで続いています。

自分が始めた当初は、ちょうどブログが流行り始めた頃で、みんながFC2やアメブロやライブドアブログなどで書き始めていた頃です。今はその中の何割の人が残っているのか分かりませんし、無料ブログ=アフィリエイトという要素が強いので、拙ブログのような何の利益も生まない(むしろドメインやサーバ代などで赤字)、本当の意味でのプライベートブログは段々と数が減ってきて、SNSのタイムラインに移行している訳ですが、これから益々「個の時代」が加速すると、特定の企業が提供するSNSプラットフォームではなく、独立したプライベートサイトやプライベートブログが、逆にどんどん増えてくるような気もしています。
 
そのように時代が変わったり、流行り廃れがあるかもしれませんが、いずれにしても、僕はここで、これからも何かを書いていくつもりです。

という訳で長くなってしまいましたが、11年目に入った「analog-web」。
これからも、ゆるくお付き合いくださいませ。

しっとりした潮風と、母娘の会話と


大阪マラソンに当選してからというもの、山よりもロードワークが必要だと感じて週末はロードに出ることが多くなっています。今日も風が強くて涼かった薄暮時、15kmを気持ち良く走ってきました。梅雨時の曇天、じっとり湿った潮風に吹かれながらのジョギングは最高です。

「薄暮時」

いい言葉ですね。なぜなら、この時間は素敵な光景に出会うことが多いからです。

例えば、海を眺めながらビールを飲んでいる老夫婦、練習終わりにチームメイトと会話を楽しむボート部員、犬の散歩をさせる愛犬家、そして、僕のようなジョガー達。中でも今日走っていて印象に残ったのは、自転車に乗って追い抜いていった母娘の会話です。

母:「もしお母さんが80歳まで生きるとしたら、あと33年やろ?33年しかないねんから、大事にしてね?」

娘:「うん。大事にする。」

なんかいいな。
僕は自分の娘に対して、彼女たちの人生を自由に生きて欲しいと思っているので、そのようなことは言ったことがありませんが、こういう会話が聞こえてくると、母娘の関係、愛にあふれた家族の光景、親から子へ、子から孫へという恒久的に続く人間の営みを見ることができてとても微笑ましい気持ちになります。


薄暮時はジョギングにも最高の時間ですが、やっぱり、やっぱり!飲みたいですよね。という訳で、最寄りのコンビニをゴールに設定し、15kmと少しを達成したところでビールとハイボールを購入。家までの帰途に、クールダウンしながら飲む酒の美味しさったら!

ああ、なんていい週末。
まだまだ仕事も用事も残っているけれど、とにかく「いい週末」に乾杯!