粒子との戦い

3月といえば花粉症の季節です。

気候は素晴らしいのに、花粉症のおかげで梅雨と並んで一年で一番憂鬱な季節でもあります。今年は一度も風邪を引かず(引いている暇がなかった)、インフルの影響も受けずになんとか3月を迎えたのですが、花粉症にだけは敵わない。喉の痛み、頭痛、鼻水。まったく風邪と同じ症状です。特に喉の痛みが大変。でも明らかに風邪と違うのは、何をしても「抑えられない」という点です。年度末で忙殺されているのに!

風邪なら、葛根湯と風邪薬を飲んで寝ればすぐ治るし、頭痛や寒気、ストレス、悩みなど人生で直面する大抵の問題事は酒で解決してきたのですが、これだけはどうにもなりません。葛根湯と酒が効かないなんて!この粒子の野郎!

もう随分前になりますが、花粉症シーズンの真っ只中に、ゴールドコーストに飛ぶ機会がありました。その頃の僕は春先になると咳が止まらず、寝不足と体力消耗で心身共にドン底だったのですが、飛行機でブリスベンが近づいてきた瞬間に咳がピタリと止まったのです。いや、もしかしたら赤道を超えた辺りだったかもしれません。本当に、まるで魔法に掛かったような感じでした。

結局、滞在先のゴールドコーストでもシドニーでも、本当に「あれはなんだったんだ?」という感じで全く何事もなく咳も喉の痛みもスーッとなくなったのです。手かせ足かせから解放されて、心身共に爽快感を味わって体力も回復したのにも関わらず、関空に帰国した瞬間に、また咳が止まらなくなった・・・という経験をしました。

本当に、粒子だけはどうにもなりません。
国外脱出しか方法がなさそうです。

こちらは今年1月のサンタクルーズ。
ああ、そろそろ戻りたい。花粉症から解放されるだろうなあ。
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寒暖の差が激しいと、人はボーッとする

3月に入ったというのにまだまだ寒い日が続きます。今週末は暖かくなりそうで、それが何よりの楽しみです。10代、20代の頃はスキーをしていたこともあり、寒さには強かったのですが、年々弱くなってきました。この身体の変化は自分でも驚きです。背中にカイロとか貼ってると妙に落ち着きますからね。いやいや、仕方ありません。

昨夜、TVで「寒暖の差が激しいと、人はボーッとする」というコーナーがあり、ある芸人さんに屋外と屋内を色々と理由をつけては行き来させ、分かりやすいドッキリを仕掛けて引っ掛かるかどうか、という実証実験をやっていたのを見て「んなこたぁ、ないやろう」と思っていたのですが、あれ、本当にそうなりますね。

今日の昼、外出中で身体が冷えたので、温かいラーメンがいいなと思い、一人で天一に入りました。食べている最中はKindleで人工知能の書籍を読んでいたので、思っているほど「ボーッ」とはしていなかったと思うのですが、事件はお会計の時に起きました。

レジで伝票を渡す代わりに、小銭入れ(100均のパスケース・過去ログ参照)を若い女性店員さんに渡し、自分は伝票を片手にポケットをゴソゴソと探すという失態を演じてしまったのです。後から思い返して見ると、これはかなり滑稽な光景です。

100均のパスケースをいきなり手渡され、唖然としている店員さんの前で、伝票片手に小銭入れを探す40歳男性。「あっ」と気付いた時はお互いプッとふき出してしまいましたが、やはり寒いところから暖かいところに入ったので頭がボーッとしてたんでしょう。

こういうこともありますので、皆様も気をつけてくださいね。

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