りんごと栗に囲まれて


さあ、今日は雨だし、こちらでゆっくりしようと思ったのに、先に来ていた両親に駆り出され、契約している立科のりんご農家さんのところへ・・・

しなのゴールド、しなのスイート、王林、ふじ。よりどり35kg分を分けていただきました。


そのまま上越自動車道に乗り、小布施町へ。
小布施町は紅葉真っ盛り。

ここは栗、ぶどうが名産です。
町には栗を原料にしたスイーツがいっぱい。

栗ジェラート

焼き栗

栗菓子で有名な「桜井甘精堂」本店。

人気の栗の木テラスで、モンブランと栗シュークリームを購入

小布施町は小京都のような町並みでなかなか良かったです。

こちらは八ヶ岳ベース近くの鹿の群れ。
こんな感じで初日があっという間に過ぎて行きました。

【八ヶ岳通信vol.1】技術とニーズがうまく重なった時に、企業は飛躍的に伸びる


ところ変われば視点も変わる。
という訳で、今、信州八ヶ岳の蓼科高原で更新中です。

明け方4時に起きて車を飛ばし、先ほど到着。
わずか4,5時間で標高1,000m、気温9度の森の中、庭をリスが走り回っている八ヶ岳ベースにいるのですから不思議な感じです。


天気予報の精度が上がっていることは喜ばしいことですが、時として恨めしく思うこともあります。予報ではこの三連休は全国的に雨模様。まさにその予報が的中し、こちらもあまり良い天気であるとは言えません。ちょっとくらい外れてくれても良かったのになー。「あ、間違えちゃいました、本当は晴れでした」とかにならないかな、とか。

庭木の手入れや家のメンテナンスなど、こちらでやることもたくさんあるのですが、外に出れないことも考えて本もたくさん持参しています。もちろんPCもネット環境もあるので仕事もばっちり。


昨日の記事でエントリーしましたが、この連休は視点を変えて物事を考えてみようと思っています。今のことではなく、先のことを真剣に。

日々の生活に追われていると、過去、現在、将来まで脈々と続くであろう「時間」という軸の上で、自分の存在と仕事の領域が、世界的な大きな潮流のどこに乗っかっているのか、特に「IT」という巨大なフィールドの上で、今何をすべきなのか、これからどうすべきなのか、そこで自分はどんな役割を果たすのか、などを考えることを忘れてしまいがちです。

そういう時こそ、例えば、Gartner の Tech Trend などをヒントに、今トレンドになっているテクノロジーがどのようにビジネスやサービスとして社会に浸透していくのか、今後どうなっていくべきなのか、といった「テック視点」と「社会性(マーケットニーズ)」、そして、「概念先行型のビジョン」の三軸で分析して行くことが必要だと考えています。そうじゃないと、今は良くても、遅かれ早かれ、この先、道に迷ってしまう。気付いた時には手遅れということにもなりかねません。

今歩いている道の足元を確認しつつ、俯瞰的な目線でゴールまでのどの地点に今いるのかを見る作業って、とても大切です。


仕事柄、日々色んな情報を目にします。

その中には、今このタイミングでテクノロジーとニーズが上手く重なって飛躍的に伸びていく企業のニュースもたくさんあります。そういう集団に共通しているのは、「審美眼」と「見極め」がとても優れているという点です。

テクノロジーは素晴らしくても、マーケットニーズがなければ、映画版ナウシカに出てくる朽ち果てた巨人兵のように「ちくしょう、早すぎたんだ」という風になってしまいますし、逆にニーズはあるのに、技術がまだ存在しなかったり、資本がなかったりすると、そのタイミングを逃してしまって何にもならないというパターンもあり得ます。

たまにはこうして場所を変え、山と森に囲まれた高原で視点を変えて物事を熟考しつつ、そのタイミングを逃さないように鍛えたいと思います。