我ながら「気持ち悪い」という自覚はあるのだが


電車のことをお話しましょう。

僕は事情が許すのであれば、出来るだけ先頭車両に乗車します。
もちろん朝夜の通勤時は降車駅の階段付近の近くに乗るので、その限りではありません。

運転台の後ろから見える車窓の景色にはロマンがあります。目の前に広がる一直線に伸びたレール。まるで運転士になったような気持ち。
このレールの先には何があるのか。(答え:駅)

例えば、今日の風景。
JR神戸線。雄大ですね。
開放感にあふれています。

この写真の萌えポイントは、左側を走るレトロなL特急、福知山線から合流した「特急こうのとり」です。このタイプのL特急がまだ現役で走っているところにロマンがありますが、そんな名車を右後ろから、この角度で眺めることができるのは先頭車両だけです。ちなみにこのL特急ですが、たまに運転台に若くて美人な女性運転士が乗っていることがあります。レトロで無骨な巨大な鉄の車両にかわいい運転士。そんな時は眩暈がするほどの感動を覚えます。恋と言っても過言ではありません。

そして二枚目。
この写真の萌えポイントは、二つ。

一つ目は、鉄橋。
ああ「橋」の造形美よ。この橋の型式は「トラス橋」ですね。棒状の鋼材を三角形に組んで交点をピンで結ぶ構造です。先頭車両から見ると、橋がトンネルのように見えます。これがトラス橋の醍醐味です。

2つ目は、やはりL特急です。
一旦は「こうのとり」の前を走っていたのですが、この鉄橋で抜かれてしまいました。停車駅は大阪駅で同じはずなのに、微妙にスピードコントロールされているのですね。最終的には大阪駅までこのような形で並走となりました。
うーん、たまらん(何が)。

という訳で、たまには皆様も先頭車両に乗り、人工物の造形美に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこの辺で。
気持ち悪いというクレームは受け付けません。