技術立国イスラエル


昨夜からの雪の影響で今日も寒い一日です。
地域によっては雪の影響をもろに受けているところもあるのではないでしょうか。

さて、先週は毎日イスラエルの某企業とやり取りをしていました。イスラエルは元々技術立国であり研究開発が盛んで、最近では「第二のシリコンバレー」を目指すべく、ITベンチャー大国とも言われています。実際、米ナスダックにはイスラエルのIT企業が100社以上も上場しており、Apple、MS、Googleなども次々に買収しています。また、wikipediaによると、「暗号理論の水準が高いとされて、ファイアーウォールや公開鍵の開発に重要な役割を果たしてきた」とのこと。現在やり取りしているイスラエルの企業もSSL認証やコードサイニングの分野で注目されている企業の一つ。優秀な人間が集まっているんでしょうね。

海外とのやり取りはどこもそうですが、「時差」があるので、急いでいても思うように行かないのも事実です。ちなみに日本との時差は7時間。彼らからメールが届き始める時間は日本時間の16時くらいからです。そう思うと、ああ、彼らもちゃんと9時から仕事始めているんだな(当たり前)、と変な感想を持ってしまったり。まあ、時差7時間というのは全然ワーキングタイムと重なるので大丈夫ですが、一番やっかいなのはアメリカ中央時間や西海岸の時間ですね。アメリカはeasternとpacificでも3時間の時差がありますから、大変です。


いずれにしても人口が少なく、内需も小さい国は、スタートアップの時点で最初から海外をターゲットに仕事をしなければならない訳ですから、英語は当たり前、マーケティングは全て海外(IT系は、まあ、ほとんどアメリカターゲット)という点で、まだまだ内需が強い日本の企業とは文化もマインドも全然違いますよね。まあ、こういった企業とのやり取りはめんどくさい事も多いですけど、視点を変えれば楽しいです。