バイアスの認知


展示会出展のため、東京に張り付いております。
昼夜問わず走り回っており、ふくらはぎと腰が暴走寸前ですが、夜の酒で誤魔化していることで何よりも新製品に対するマーケットの期待と手応えを感じることができていることから、そんな疲れも吹っ飛んでいます。複数の企業が絡んでいるため、詳細を発表できないのが心苦しいところ。

ひとりよがりな開発はバイアスが掛かってしまいますので良くありませんね。中和、調和、答え先送りという意味のバランスではなく、近江商人の「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の原則がとても重要です。これはバランスではない。全員勝つという最高の方程式。特に透明化が求められるこの時代、付け焼刃的な対応はただのメッキにしか過ぎず、遅かれ早かれ剥がれ落ちてしまう。透明で分かりやすくなければ消費者も信じてくれません。そのくらい消費者の目は肥えている。しかし一方で本当に良い物であれば、それはすぐ結果として返ってくるのが今の時代のいいところでもあります。最終的にストラテジーよりも、透明性と正直さとわかりやすさが一番効くのではと認識しているところです。

という訳で更新も滞りがちですが(本当に時間がない)、明日一杯までこちらでがんばりたいと思います。週の最終日、悔いなくしっかり色濃く塗りつぶしましょう。