知的欲求を刺激し、満たすこと


昨夜からスタートした
「バークレー白熱教室 大統領を目指す君のためのサイエンス」

仕事終わりでちょうど番組開始に間に合い、視聴。
物理学の人気教授で、「今この世界を生きているあなたのためのサイエンス 1」でも有名なリチャード・ムラー教授の講義ですので、以前から楽しみにはしていたのです。

なぜ人気があるのか。

「分かりやすく、話が面白い」

この一言に尽きます。専門的なことをいかに分かりやすく、完結に、そして面白く教えるか。話に惹きつける。例えば、チョコチップクッキー一枚と弾丸一つ、どちらがエネルギーを持っていると思いますか?TNT火薬と石灰では?水素とウランでは?こうした対比が興味を生むのです。そこからエネルギー問題に繋げて講義を展開していく。ソーラーパネル1k平方メートルで1GWの電力を生むことができる。でも、それは太陽が真上にある時だけ。車一台を動かすためには、どれくらいの電力が必要?とかね。

「例え」の使い方がうまいですね。自然落下させるハンマーと、腕の振りというエネルギーを加えたハンマーではどちらが仕事率が良いか。実演してみせる。僕もいつの間にかメモを取りながら食い入るように見入ってしまいましたね。理系ではない人間に分かりやすくエネルギー問題を提起して教えるという点、やはり非常に面白い授業だったと思います。それと、経済学の知識があれば、経済学的視点からも非常に興味深く見れましたね。物理と経済学似ているね。

また来週が楽しみです。


今朝も5時起きです。
早起き気持ちいい!

今日も予定がいっぱいですが、週末を楽しみましょう。
それでは、皆様も良い土曜日を。