感情に支配される市場


Appleの四半期1Qの決算発表、過去最高益を更新したとのニュースでTLが埋まって迎えた今朝です。バタバタして更新もできませんでした。

Apple Revenues Hit Record High With 75 Million iOS Devices Sold

iPhoneとiPadの売上が過去最高だったのに対し、利益率が下がりアナリストの予想に届かなったということでApple株が時間外で急落したとのニュースが話題になっていましたが、そもそも株価は投資家の心理を反映しているもので、いわば感情に左右される相場です。期待値がそのまま売買に繋がる訳ですから嘘がつけないIRの数字が良かれ悪かれ、人の感情は決算発表だけで動かすのは難しいということでしょうか。以前から、iOSを搭載したデバイスの先にAppleはどんなプロダクトで我々を驚かしてくれるのか?ということがマーケットを占める期待感なのですが、そこになかなか次のモノが見えてこないということもマーケットの感情としてはあるようです。まあ、一ファンとしてはどうしても我々の予想をはるかに超える「次の何か」に期待してしまいます。

しかしここ数年来、絶好調のAppleは仮にジョブズというアイコンを失ったとしても世界一のリーディングカンパニーであることは間違いないし、このままAppleがPCやデバイス市場を引っ張っていったとすれば世の中Apple製品だけになってしまう訳で、過度の期待値はどうかなと思いますですね、素人ながら。そもそも彼らは株価を上げるために製品を作っている訳ではなく、質が高く皆の生活を豊かなでエキサイティングにするために製品を日々開発しているはずですから、Appleユーザーは皆iOSから離れられない訳です。これってすごいことですよね。

結局何か言いたいのか支離滅裂になってしまいましたが、我々もソフトウエアやシステムであったとしても「モノづくり」をする業界の一員として、常にリーディングでいることのすごさ、リリースするものリリースするものが飛ぶように売れ、一つのライフスタイルや文化を創出していく企業のすごさはリスペクト、いや、雲の上の存在として羨望するしかありません。Appleにはいつまでもそういう「アイコン」でいて欲しいと思う今日この頃です。

さて、今日もそろそろ店じまい。
皆様も一日お疲れ様でした。