自分に対してネガティブであるということ


おはようございます。
今日、明日と東京へ二日間出張。
新幹線の中で更新です。

今朝6時台の新幹線に乗らなければならず、まだ外が真っ暗な5時半に起床しました。そして迎えた5時46分。阪神大震災から丸18年。長いようで短い、振り返ればあっという間の18年です。目の前の景色が一瞬にして破壊され、いつも遊んでいた近所の体育館が遺体安置所になり、日常の当たり前の生活が送れなくなったあの日。人は急に亡くなり、人工物はいとも儚く壊れてしまうものである、と悟ったあの日から、僕は毎日を一生懸命生きてこれただろうか。


ブログを日記代わりに書いていると、今までの歩みをアーカイブで簡単に振り返ることができます。ブログでは震災以降18年の内、せいぜい直近8年くらいしか遡れませんが、たまに自分の過去のエントリーを読み返してみると、ああ、この時はこんなことで悩んでいたんだ、この時はこれだけ頑張っていたんだ、と、過去の自分に感心することがあります。なかなか良い事書いているな、とか。

もちろん青いことも多くて恥ずかしくなることもありますが、僕は常に「今」の自分から「過去」の自分を見た時、「過去」の自分の方が立派に思えるようでありたいと思っています。逆じゃないの?と思われるかもしれませんが、過去の自分から今の自分を見ることはできませんよね。たまに過去を振り返り、常に良い意味で「焦っていたい」のです。人にはポジティブに自分に対してはネガティブに。「現状維持は退化である」という言葉にあるように、この世に維持できるものなど一つもない。人はやはり退化して行く生き物ですよね。歳をとり、体力は衰えて行く。だからと言って「若い頃はこんなに◯◯だったんだぞ〜」なんて過去を自慢するような大人にだけはなりたくない。だから常に過去の自分と比べて成長できているか、確認作業を行っていたいと思っています。その上で、次の一手、次の選択を「点と点が線として繋がっていくように」信じる。1/17の震災の日は、それを思い起こさせてくれる日。正月で新たにした決意を改めて再確認し、気を引き締め直す日でもあります。


車窓から見る限り、良い天気になりそうです。
今日も一日がんばりましょう。