Runaway


おはようございます。
昨日とは打って変わって最高の秋晴れですね。
こんなに良い天気の日曜日ですが、本日中に進めなければならないことがあり、娘をバレエ教室に届けたついでに家出なうです。逆にこの天気がモチベーションになり、ここ一本集中して効率よくタスクを終わらせ、午後からは山か海にでも行きたいところです。場所を変えることによる心理的効果は環境心理学によっても実証されていますので(カウンセリングを専門にしていた父も良くこの手を使っていました)、この「家出」というウエポンを使わない手はありません。


昨夜、デスクに向かいながらモード・ジャズの教科書のようなアルバム、Miles Daviの”Kind Of Blue”をBGMとして流していました。これが深夜2時という時間には最高に心地良く、その余韻で朝もポチってみたのですがあまりに渋すぎたので陽気な曲にチェンジ。

Nicola Conte – Do You Feel Like I Feel

それでは、お休みの人も働いている人も素敵な日曜日を。
僕は今から二時間、どっぷりと潜水します。

Rainy Saturday Makers


雨の土曜日、梅田です。
取引先とのビジネスMTG+アフターMTGを終え、ほっと一息。

先日のブログでも書いた「Makers」ムーブメント、やっぱり熱いです。先程の3DベンダーとのMTGでもやはり話題になりました。誰もがツールを使って「Maker」なれる(MAKERS―21世紀の産業革命が始まる の、クリス・アンダーソンが提唱したものです)、パーソナルメイキングの動きやファブラボのような動きは、現実的には大学主導(実際、ファブラボの発祥はMITだったかな)で行われているものですが、これからは民間と地方行政が一体となってインフラを整備し、コンビニや図書館のように街のあちこちで3DプリンターやCADを使える場所があり、「物を作る」「故障した部品やカスタム品は自分で制作する」という文化が、ここ数年で醸成されてくるような気がします。Autodeskは最近「123D(ワン・ツー・スリーディー)」というフリーの3Dモデリングツールを開発して発売し始めました(この戦略はさすが)。iPadから操作も可能で、そのうち小学校の図画工作の授業でも採用されるかもしれません。授業中に3DCADでプロダクトをデザインし、教室にある3Dプリンターで造形する。ものづくりの楽しさが倍増しそうです。中学校や高校では、本格的にCADツールを使って回路設計を行ったりする授業を採用すれば、「科学」(Science)離れを抑止できそうな気もしますよね。

いずれにしても「ものづくり」が個人や家庭といった最小単位でにまで浸透し、身近なものになって行けば本当に面白いと思いますし、製造業活性化に繋がるとも思います。またこのようなアイデアをソーシャル上で共有してファンを増やしたり、Linuxのように賛同する開発者のクラスタがオンライン上に登場したりして実際にメーカーとして機能し始めるかもしれない。企業もソーシャルリスニングでアイデアを募集したりするケースも増えてきそうですね。
このネタ、久しぶりにドンピシャど真ん中で刺さっています。うーん、ワクワクする。


さて、そろそろ梅田を離脱して芦屋の勉強部屋に戻ることにしましょう。
相変わらず雨は強く降っていますね。

雨の日は定番の曲で。

SWV – Rain

Makers


“Makers”=”ものづくりをする人たち”のことについて

一昨日、当社のマーケ部コンサルタントM本さんがシェアしていたクリス・アンダーソンの記事がとても興味深かったのでシェア。
『MAKERS』のクリス・アンダーソンらが来日講演で語った「未来の製造業」【WIRED CONFERENCE 2012レポ】

結構尖った内容だとは思うのですが、未来の製造業、あながち間違っていないような気がしますね。誰でもアイデアさえあれば、物を作ることができる。例えばAutodeskが出しているフリーの3D-CADを使ってiPadでデザインし、3Dプリンターで造形し、Fablabのようなところで製造する。平たく言うと、一個人でもアイデアさえあれば「ものづくり」をすることができるという訳です。もちろん、試作や基板設計や量産体制、筐体デザインなど専門分野となると、なかなか「そんな簡単に」言ってられないのが事実だとは思いますが、一つの方向性としては面白いと思います。

アイデアはいたるところに転がっている。
備忘録に彼の言葉を単独インタビュー記事の中から抜粋しておきます。

——

これまでは専門の学位を持っている人や複雑なCADシステムを理解している人たちにしかできなかったことが、ちょっと勉強すれば誰にでもできるようになったのです。

プロフェッショナルなエンジニアが考えるべき問題は、イノベーションを「生む」フェーズにはない。むしろ求められているのは、さまざまなところで語られているイノベーションのアイデアを、「商品」に変えていくためのプロセスづくりだと思います。

そういう役割のできるギークが重要になる、というのは事実ですが、『MAKERS』における最も大切なレッスンは、「アイデアをデジタルワールドにシェアすれば、モノづくりにも革命が起きる」ということ。

「シェアする」というアクションを取るだけで、そこから新たなコミュニティが誕生する可能性だってあるわけですから、どんどん自分のアイデアをオンライン上で発信するべきだと思います。

——

製造業はとにかく専門知識が求められる分野です。
我々も業務用ソフトウエアベンダーとして、製造業やメーカーを相手にするビジネスをしていますから、いかに専門性が高いかはとても良く理解できます。しかし、これからは「ソーシャル」、「シェア」という手段を用いて、自分にない知識を他で借りることができるし、良いアイデアがあれば、そこにコミュニティが生まれてイノベーションが誕生するということもあり得るのかもしれません。(ここでは、あの「Square」が一例としてフィーチャーされていました)

いずれにしてもカッティング・エッジな発想です。
しかしこのような柔軟な発想からイノベーションが生まれるんですよね。

slump


参った。今年の風邪、本当にきついです。
先週風邪を引いたので早めに病院に行き薬をもらってきたのですが、ちょっと良くなったのでこの土日油断しましたね。月曜日から一気にぶり返してしまいました。悪寒、発熱、体の痺れ、頭痛。もう最悪。今週も予定がびっしりなので、穴を空ける訳には行きません。這うようにして打ち合わせに行き、会議に出て、会食に参加。昼休みに病院。みんなにもフォローさせてしまって申し訳ないです。それにしても今年の風邪はキツイですよ。思うようにタスク消化ができない、仕事の効率上がらない、予定だけをなんとかこなし、バッファを作ることができない・・・もう本当にストレス。日頃から幾ら気を付けていても、なってしまったものは仕方ないですね。なんとか明日中には復活します。皆さんもお気をつけて。


16日解散、森光子さんがお亡くなりになり、日本はオマーンに勝利。
色々あった今日ですが、週も後半に差し掛かっています。
11月も後半戦です。

気合と根性です。

・・・と言っている割には、優しい歌が聴きたくなるのです。

Naruyoshi Kikuchi et Pepe Tormento Azucarar feat. Kahimi Karie – The Look of Love

Recital,Golf,Study


娘たちのピアノ発表会。
午前は練習、午後はリハーサルと本番。たくさんの習い事を掛け持ちして大人顔負けに忙しい娘たちですが、頑張って練習していたのでしょうね、なんとか上手に弾いていました。発表会の度に成長を実感。他の生徒さん達の演奏も聞けて色んな意味で刺激になりました。どんなことでも日頃の積み重ねが最も大切だということですね。


パパはその時間の間を塗って勉強。新しく購入した本が金曜日に届いたので早速取り組んでいるのですが、買って正解。とても分かりやすく書いてある。専門分野を分かりやすく解説する人は素晴らしいと思います。当たり前のことだけれども、本質を根っこから理解していないと書けない。そして初心者がどこに疑問を持ち、どこで壁にぶつかるかを理解(あるいは経験)していないとポイントを浮き彫りに出来ませんよね。これ、ビジネスでも同じです。プレゼンの際、クライアントにサービスを説明する際、会議の場での発言・・・全てのシーンにおいて「今から話すこと、討議したい内容、ソリューション」を本質から理解しておかなければ説得力を生みません。付け焼刃の知識では、相手に伝わらないどころか「本当に分かってるの?」と疑心を生んでしまうこともあります。そうするためには徹底した調査の蓄積、積み重ねた経験値が必要ですね。書いてある内容と共に、書き手の日々の仕事も(想像で)学ぶ。良い勉強になっています。


久しぶりにうちっぱに行って来ました。相棒Sちゃんと共に150球程度。優先すべきことがあって意識的にランニングはお休み中なので、久しぶりに良い運動になりました。体を動かすと脳の血行も良くなるのか、こうして今まで集中できている。適度な運動、大切です。

さて、明日からまた新たな一週間。
11月に入ったばかりだと思っていたのに、もう中旬を迎えそうです。
一時も無駄にすることなく走り抜けましょう。

それでは、おやすみなさい。

【番外編】
寝れない人向けに。
これを聴きながらホットウイスキーでも飲めばイチコロ(のはず)。

[re:jazz] – Inner City Life feat. Jhelisa Anderson

Rainbow in the clouds


なぜだか分からないのですが、突然、幼少時代の記憶が鮮明にフラッシュバックすることがあります。良くこんなの覚えてたな、と自分でも感心するくらいの薄い薄い記憶です。何がトリガーになるのかは分かりませんが、沈黙していたシナプスが急に開通したような感覚。

昨夜思い出したのは子供の頃読んでいた本の名前でした。

「雲の中のにじ」という庄野英二氏の古い児童書が大好きでした。1965年頃に書かれた本で、ネットで検索してもほとんど見つからないような本です。誰の物だか、家の古い書棚に置いてあり、表紙に書かれた砂漠の中を走るジープの絵や、「ベイルート」や「バグダット」といったいかにも中東の異国の街の名前や、突然の大雨で積んでいたパンが水を吸って膨れ上がって、といった冒険的な要素が幼少の知的好奇心をくすぐっていたように思います。内容もほとんど覚えていないのですが、今から考えると不思議な本でした。児童書という割りには重たい内容だったと思うし、登場人物もドイツ人と日本人と・・・男3人でベイルートからバグダットをジープで目指しながら、それぞれの戦時中の行軍経験を含め、今までの人生に思いを馳せるという内容で、聖書の言葉もたくさん出て来て・・・というような感じだったと思います。


中東や砂漠の風景というのは、僕の中では幼稚園の図書室のイメージです。ミッション系だったので海の星会館(だったけな)という建物が幼稚園内にあり、そこで読んでいた本はベツレヘムへ向かう砂漠の道を行く三人の賢者達の話でした。夜の砂漠に光る星一つ。とても素敵な風景です。昨日のブログで紹介したNicola Conte – Mystery Of YouのPVで使われている映像の風景とも重なります。影絵の中で浮かぶモスクや城や星や飼い葉桶や・・・あの世界はまさに幼少好きだった世界。


さて、日曜日。
今日はピアノ発表会。
あいにくの雨模様ですが、力いっぱいがんばって欲しいと思います。

皆様も良い休日をお過ごしください。

Bill Evans – Soirèe
朝からしっとりです。

From the train window


朝から堂島リバーフォーラムで講習、その足でインテックス大阪へ。金曜日から日曜日までジャパンデンタルショーが開かれています。共同開発させていただいている患者さんとのコミュニケーションツール、問診票、お口の健康意識育成ツールの展示、プレゼンがあるので行って来ました。今、その帰り道。この件はまた詳しく書きます。


今週も秒速で過ぎ去って行きましたね。
週の後半は、大阪で取引先との会食→苦楽園、または芦屋に移動して二軒目→帰宅というパターンです。苦楽園では、久しぶりの徹さん、H先生、そしていつものRさんと、ゴールデンメンバーが集結しているところにお邪魔。このメンバーが揃うのは本当に久しぶりで、もうハチャメチャ、抱腹絶倒、本当に楽しかったですね。昨夜は昨夜で一食触発イベントが行われている天満で飲んで帰ってきました。することが色々とあったので、早めに帰宅。その前に、思考を整理したくて芦屋川の河川敷でクールダウン。

夜の散歩も段々と寒くなってきました。
こういう寒い日は(も)どこかにトリップしたくなりますね。
おとぎ話の中に飛び込むかのように。

Nicola Conte – Mystery Of You

The Mayonnaise Jar and The 2 Beers


ちょうど同じタイミングでまつひろさんのブログ、そして、Gori.meで良い話を見かけたので共有します。下記はGori.meから引用させていただきました。

—<以下、引用>—

毎日が一杯一杯で人生が辛いと感じた時、1日24時間が足りないと感じた時。そんな時は、「マヨネーズ瓶と2本のビール」の話を思い出してもらいたい。

ある哲学の授業で教授はいつくかの物を机の上に並べていた。クラスが始まると、教授は無言で大きなマヨネーズ瓶を手に取り、ゴルフボールを入れていった。生徒にマヨネーズ瓶が満杯かどうかを確認した。生徒たちは同意した。

次に、教授は同じマヨネーズ瓶の中に小石を入れていった。入れられた小石はゴルフボールの間の隙間を埋めていった。教授は再度、生徒たちにマヨネーズ瓶が満杯かどうかを確認した。生徒たちは同意した。

さらに、教授は瓶に砂を入れていった。言うまでもなく、砂は空いている隙間をほぼ完全に埋めた。教授は念のため生徒に満杯であるかを確認した。生徒たちは大きくうなずいた。

最後に、教授はビール2本を開け、瓶の中に注ぎ込んだ。残っていたわずかな隙間はビールによって完全に埋まった。生徒たちは笑った。

生徒たちの笑いが収まったあと、教授は言った。

「この瓶は君たちの人生を表現している。ゴルフボールは君たちにとって最も大事なものだ。例えば家族や子ども、健康や友達、君たちが最も情熱を感じていること。仮に君たちが大事なもの以外をすべて失ったとしても、君たちの人生は “一杯” なのだ。小石は君たちが次に考慮すべきこと。仕事とか、家とか、車とか。砂はそれ以外の小さなこと。」

教授は続けた。

「もし砂を先に瓶の中に入れてしまうと、ゴルフボールと小石を入れる場所がなくなる。人生も同じことだ。

小さなことに時間や労力を費やしてしまうと、本当に大切なことを手に入れることができない。

君たちが幸せであるために必要なものを意識しなさい。

子どもと一緒にいる時間を取りなさい。親と一緒にいる時間を取りなさい。祖父母に会いに行きなさい。奥さんをディナーに連れて行ってあげなさい。また18ホールプレイしてきなさい。家の掃除や芝生刈りをする時間はいつでもある。

まずはゴルフボール、つまり君たちにとって最も大事なものを優先しなさい。優先順位をつけなさい。他は単なる砂なのだから。」

すると、とある生徒が手を挙げてビールの意味について質問した。教授はニコッと笑い、こう答えた。

「質問してくれてありがとう。ビールはどれだけ人生が一杯一杯になったとしても、友達とビールを飲むぐらいの余裕はいつもあるということだよ。」

— —

Colorado State University のサイトには原文が掲載されていました。
こちらもよければどうぞ。

for the moment

雑記をダラダラと。


どこにでも、ご当地の名物人がいるもの。
今日mashableで見かけた記事。

10 People You’ll Only See in New York City

最後の一人が、Obviously(言うまでもなく)な、Woody Alenというところに噴きました。そりゃそうだ。NYC良い街ですね。


たまにはTVでも見ないと心が豊かにならないという話。
普段はTVをほとんど見ない生活。しかし今夜、たまたま見たドラマで良いシーンがありました。なくなった人形がどこに行ったのかを聞かれ、

「今ね、どこかに散歩に出掛けているんです。たまにいなくなるんですが、いつの間にか戻ってくるんですよ。だから気にせず待っているんです。」

と。いいセリフだな。
優しくなければ出てこない言葉。柔らかい。
たまには心が豊かになるものを取り入れないとな、と反省。あと、何も考えずにぼーっとする時間も。


Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
「永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように生きなさい」

とは、ガンジーの有名な格言ですが、明日死ぬかのように必死に生きるあまり、刹那的な生き方になってしまう恐れがあるのもまた事実。最近、反省しています。先ほどの優しいセリフじゃないですが、秒速の時間の流れの中では、立ち止まって先のことをゆっくり考えたり、長い尺で物事を見ることが少なくなってしまう。高効率、スピード、即決。遊ぶ時は倒れるまで遊び、飲む時は意識を失うまで飲む。何事も白か黒かで、中間色が存在しないような、そんな毎日を送っている気がします。「立ち止まって」とか「自分らしく」とか、作り笑いで自己肯定を良しとするような風潮はかなり苦手(嫌いとは言わないが)ですが、やはり少しは「黙考」する時間がないと毎日全力疾走のような気がして大切なものを見失ってしまいそうになりますね。気をつけよう。


明日は今日よりも体調が回復していますように。

全てのPVが映画のワンシーン。
Stylish、Elegance過ぎて笑ってしまうくらいのNicola Conteを久しぶりに聴いています。

Nicola Conte – Kind of sunshine

An apple a day keeps the doctor away


どうやら風邪を引いてしまったらしい。
会社でもずっと寒気、悪寒。喉も痛い。風邪薬を飲んで、首にストールを巻いて(喉が弱いので普段からよく巻いている)用心していたのだけど、段々と熱も上がってきたようなので、今日は早めに帰宅しました。

風邪流行ってますね。
引いても何の得にもならず、むしろ仕事が蓄積されて行くだけなので、ここはなんとか踏ん張る所存です。

幸い食欲は旺盛なので、ご飯をしっかり食べ、「An apple a day keeps the doctor away」で有名な、風邪薬だと信じてやまないリンゴを一個丸ごと、最後の〆はホットウイスキー。これで完璧。

皆様もくれぐれもお気をつけて。
では、明日もしっかりがんばりましょうね。