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雨の土曜日、梅田です。
取引先とのビジネスMTG+アフターMTGを終え、ほっと一息。
先日のブログでも書いた「Makers」ムーブメント、やっぱり熱いです。先程の3DベンダーとのMTGでもやはり話題になりました。誰もがツールを使って「Maker」なれる(MAKERS―21世紀の産業革命が始まる の、クリス・アンダーソンが提唱したものです)、パーソナルメイキングの動きやファブラボのような動きは、現実的には大学主導(実際、ファブラボの発祥はMITだったかな)で行われているものですが、これからは民間と地方行政が一体となってインフラを整備し、コンビニや図書館のように街のあちこちで3DプリンターやCADを使える場所があり、「物を作る」「故障した部品やカスタム品は自分で制作する」という文化が、ここ数年で醸成されてくるような気がします。Autodeskは最近「123D(ワン・ツー・スリーディー)」というフリーの3Dモデリングツールを開発して発売し始めました(この戦略はさすが)。iPadから操作も可能で、そのうち小学校の図画工作の授業でも採用されるかもしれません。授業中に3DCADでプロダクトをデザインし、教室にある3Dプリンターで造形する。ものづくりの楽しさが倍増しそうです。中学校や高校では、本格的にCADツールを使って回路設計を行ったりする授業を採用すれば、「科学」(Science)離れを抑止できそうな気もしますよね。
いずれにしても「ものづくり」が個人や家庭といった最小単位でにまで浸透し、身近なものになって行けば本当に面白いと思いますし、製造業活性化に繋がるとも思います。またこのようなアイデアをソーシャル上で共有してファンを増やしたり、Linuxのように賛同する開発者のクラスタがオンライン上に登場したりして実際にメーカーとして機能し始めるかもしれない。企業もソーシャルリスニングでアイデアを募集したりするケースも増えてきそうですね。
このネタ、久しぶりにドンピシャど真ん中で刺さっています。うーん、ワクワクする。
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さて、そろそろ梅田を離脱して芦屋の勉強部屋に戻ることにしましょう。
相変わらず雨は強く降っていますね。
雨の日は定番の曲で。
SWV – Rain