Solar eclipse


世紀の天体ショー、金環日食に全国が湧いた今朝。厳密に言えば我が街、芦屋市は完璧な「金環」が見えるエリアからは少しだけはずれているのですが、それでも用意した日食グラスで最初から最後まで日食を観測することができました。

6時半に起床して、徐々に半月、三日月のように隠れていく太陽を見ながら子供のように感動。時間を忘れて観測です。娘達もこの通り。

この貴重な体験が娘達の心にしっかり刻まれますように。宇宙兄弟のように、これがきっかけで宇宙を目指すようになったりして。それはそれでロマンがありますね。

このような宇宙の神秘を目の当たりにして、改めて人間の小ささと自然の偉大さに感動。結局、人間は地球上で生かされている「生物」なんです。地球から見れば他の動植物と同じです。謙虚に生きなければなりません。また、例えば東京で今日と同じような金環日食が見れるのは300年後。「日本のどこか」や「世界のどこかで」と言うと数十年に一度は見られているものの、同一の場所で観測できるのは一生に一度あるかないか、です。僕自身もあと40年もすれば寿命を迎えるのでしょう。宇宙時間と比べると人の一生なんてあまりに短い。日々、後悔することなく、無駄に過ごすことなく、一生懸命に生きていきたいものです。冗談ではなく、真剣にそう思いましたね。

通勤途中も日食グラスを片手に、最後の最後まで日食を観察。世界の各地でたくさんの人が空を見上げる。なんとも微笑ましいではありませんか。