視野を広く


仲間が南米に赴くとのことで、
ボスが会食の場を提供してくださった。
焼肉といえば、おなじみ「吟味屋」。
美味しい肉をいただきながら、
色んな話をした。
いつも思うことだけど、
視点は常に高いところに置いておきたい。
ドメスティックな視野は、人を成長から遠ざける。
自分で何かを決めつけ、限界を設け、
壁や枠を作ることは愚かなことだ。
ローリスクハイリターンはビジネスとしては基本だけど、
成長や広がりにおいてスモールやミニマムな考え方は
致命的な遅延を生み、時間を浪費する可能性が高い。
企業は人の生活を良くするためにあるのだと思う。
関わった人間がどんどん外に出て行き、
夢が実現できるように後押ししていきたい。
人が軸を残しながら外に出ていくことは、
企業としては最も望ましいことだ。
ネットワークが広がり、
グローバルへの足がかりができる。
別のところへどんどん繋がっていってくれる。
そしてそのハブが企業でいれれば嬉しいことだ。
スケールは小さくなるが、僕は事あるごとに、
「社内の人間とはわざわざ時間を取ってまで飲むな、
社外の人間と飲みに行け」と話している。
それぞれがそれぞれで外部にネットワークを作り、
散らばり、シナジーを生めれば最高だからだ。
僕自信も、ずっとそうし続けていることで、
種々のセレンディピティを経験した。
皆にもそれを経験してもらいたい。

そしてふと、視点を自分自信に落とす。
なんと小さく狭いことか。
思考も現実も、イヤというドメスティック。
考えれば考えるだけしんどくなる。辛い。
無駄に浪費している。
せめて、来年の目標は高いところに置いておきたい。
今、せめて出来ることは、
一日一日、無駄な時間を過ごすことなく、
できることを最大限に行い、一歩一歩進むことだけだ。
勢いとノリ、感覚だけで進めることができるのは
若いうちだけ。必ず限界が来る。
真価が問われる。
努力なくして飛躍なし。
ローマは一日にしてならず。
No pain, No gain.