勧善懲悪

NHKのドラマ、「監査法人」。

とてもリアリティがあって面白いですね。

自分がもし主人公の立場だったら・・・どうするか。

正直言って、答えが出ません。

これだけ複雑に入り組んだ社会、

ましや企業が舞台になる場合は、

「何が正しいのか」明確な答えを、

胸張って言えるだけの、

知識も経験もありません。

ただ、答えが何であれ「信念を貫き通す」という姿勢は、

とても重要だと、実感してしまいますね・・・。

なかなか出来ないことだからこそ、

「魅力」を感じるのかもしれません。

こういう骨太の企業ドラマ、

どうしても見入ってしまいます。

単純と言われるかもしれませんが、

「ハチワンダイバー」といい、「監査法人」と言い、

勧善懲悪ドラマって割と好きです。

 

 

根暗な性格が災いしてか、

娘達(特に下のめちゃくちゃ手が掛かる次女)が

ギャーギャー騒ぐ家にいると、

どうしてもイライラしてしまいます。

よくないなーと思いながらも、

新聞を読んでいて上から踏まれたりすると、

「もー!!!だぁーーーー!!!」

などと声を荒げてしまうのですが、

彼女達が寝静まると、それはそれで寂しかったり。

うーん。

支離滅裂。

師匠

分家のゴッドファーザーである大叔父の見舞いに、

行ってきました。

税務署退職後、独立して会計事務所をしていた

大叔父は、とても怖い存在で、

顔を合わせると怒られるような、

80歳を超えてもなお、元気で「尖った」人でした。

ゴルフも好きで、昨年まで普通に回っておられました。

ここ5年程度、

家業の経理全般を僕がするようになり、

バランスシートとは、損益計算書とは

などなど、税務の基本知識を教えてくれた、

ある意味「師匠」なのですが、

今月に入り容態が悪化し、

今週からはついに口を開くことができなくなってしまいました。

今年の決算、申告の報告をしに伺った時は、

まだまだすごく元気だったのが、

この短期間にびっくりするくらい老衰しておられました。

いつも僕のことや、家のことを

色々心配をかけてくれていた人だっただけに、

大叔父が話すことができるうちに、

「大丈夫です。僕がしっかりがんばります。安心してください。」

の一言だけでも、お伝えしたかったと、少しばかり後悔しながら、

帰途につきました。

ただ、手を握り、目をしっかり見据えて、

「叔父さん、tomo-kです。具合はいかがですか?」と、

声を掛けた時は、何かを言いたそうにされていた表情から、

叔父の気持ちが、なんだか伝わったような気がします。

先人に負けないように、

また「あとは僕がしっかり守ります」と、

胸を張って言えるような生き方をするために、

しっかり精進したいと思いました。